「プチプラ」という言葉をご存知ですか?
最近、テレビや雑誌、さらにはネットや日常生活の中で、若者言葉やカタカナ表記の外来語が増えてきましたよね。
そんな中、プチプラファッションやプチプラコスメなどといった言葉をよく目にすると思います。
聞いたことはあるけど・・・
どんな意味か詳しく知らない・・・
「安い」という意味で使っている人も多いと思いますが、
本当に「安い」という意味なのでしょうか?
また、ネイルや化粧品、コーデなどの美容やファッションに関する言葉だけでなく、「プチプラごはん」や「プチプラ家具」「プチプラ旅行」など、美容とはかけ離れた様々な言葉と一緒に使われることも多いです。
メイク、ファッション、ごはん、旅行など、ありとあらゆる言葉と使われるこの「プチプラ」。
一体、どのような定義でプチプラと呼ばれるのでしょうか。
また、「プチプラ=安い」という認識は合っているのでしょうか?
一概に「安い」といっても、コスメなら数百円で済みますが、家具や旅行となるとそうはいきませんよね。
いくらぐらいがプチプラなのでしょうか?
この記事では、
プチプラの本当の意味とは?
そして、いくらまでがプチプラなのかを徹底解析します!
プチプラの意味は?「プチプラ」と「格安」は何が違う?
プチプラの意味は「安い」で合ってる?
プチプラという言葉は、
「プチ」と「プライス」この二つの単語を使い、略して作られた造語です。
プチとは、フランス語で「小さい」という意味、
プライスとは「値段・価格」という意味です。
この二つの単語の意味を合わせると「小さい価格」となります。
そのままではよく意味が分かりませんよね。
分かりやすく紐解いていきましょう!
直訳ではなく、意訳をしてプチプラの意味が成り立っているようです。
先ほども申した通り、プチには「小さい」という意味があります。
これを意訳すると、「小さい→安い、お値打ち」などと考えることができますね!
つまり、プチプラには「安い」の他にも、「お値打ち価格」「手ごろな価格」などといった意味があるようです。
ただ安いといっても、悪い意味でとらえる場合は少ないようです。
「品質がいいのに、お手頃」「高見えできるのに、実はお値打ち」
など、いい意味で使われることが多いです!
しかし、同じ「安い」という意味でもプチプラの他に「格安」という言葉もありますよね。
同じ意味なのでは・・・?と思う方、多いのではないでしょうか。
「プチプラ」と「格安」の定義について解説します!
「格安」の意味としては、「標準に比べ安い。品質の割に安い。」があります。
同じ意味じゃん!と思いましたが、類義語に違いがありました。
プチプラの類義語は「リーズナブル・お手頃な・高見え」などがありました。
一方、格安の類義語は「チープ・安価・安上がり」などでした。
ご覧の通り、「格安」という言葉はプチプラと違い、あまりポジティブなイメージは少ないようです。
いろいろなプチプラ◯◯があるけど、いくらまでがプチプラなの?
「プチプラ」は様々な言葉と一緒に使われます。
コスメ、メイク、ファッション、ネイルをはじめとする美容関連のワードの他にも、
記事前半でも出てきた「ごはん、旅行、家具」
その他にも「メンズ、ブランド 、通販、時計、プレゼント」など
あげるとキリがないほど、本当に多くのプチプラ◯◯があります。
たくさんのプチプラがありますが、
一体、いくらまでがプチプラなのでしょうか?
コスメやメイクだと「5000円以下はプチプラです」や「2500円以下じゃないの?」といった声を見かけます。
ファッションだと「プチプラは1万円以下!」や「3000円はプチプラ価格だね」
旅行になると国内だと「予算1万円!プチプラ旅行」「3万円で行ける」
海外だと「プチプラ10万円」「5万円以内の海外旅行」
あれ・・・
値段がばらばらじゃない??
プチプラに値段の定義はない!?
値段は決まってないの!?
と思ったそこのあなた、私も同じことを思いました・・・
コスメやファッションだけでなく、ごはんや旅行なども
実はプチプラ◯◯に、値段の決まりはないようです。
プチプラの意味を再確認しよう!
プチプラには「安い」のほかにも「お手頃、お値打ち、高見え」などの意味がありましたよね。
この意味こそに、プチプラの値段の秘密がありました!
「値段の定義はないけれど、普通のものと比べると値段が安く、品質がいい。」
これこそが、プチプラの本当の意味だったのです!
「プチプラ」のまとめ
今回、この記事では「プチプラ」について解説させて頂きました。
プチプラの意味には「安い」だけではなく
「お手頃、お値打ち、高見え」などがありましたね。
同じような意味を持った「格安」という言葉があります。
「格安」とは、一体どんな違いがあったのでしょうか?
プチプラと格安の共通した意味は「安い」ということ。
ただ、格安はプチプラとは違い、あまりいいイメージがありませんでした。
つまり、プチプラはポジティブなイメージをもつ言葉だったのです!
また、プチプラと呼べるのはいくらまでだったでしょうか?
様々な言葉と一緒に使われることが多いですが、値段の決まりはあったでしょうか?
ズバリ!
値段の定義はありませんでした!
ただ、どんな値段でもプチプラと呼べるのではありません。
「普通より安いのに、品質がいい」という一定の基準があり、それに当てはまるものをプチプラと呼んでいましたね!
だから「コスメ、ファッション、旅行、ごはん」など、価格帯が全然違うものだったとしてもプチプラ◯◯と言えるのです。
「品質がいいのに、お手頃価格」
「高見えできるのに、実はお値打ち」
これこそが、プチプラの本当の意味だったのです!