年少さんのお弁当!料理嫌いのママはどうする?!




さて、幼稚園の給食が本格的に始まりました。

と、同時にどんどん期限が迫ってくるのが「お弁当の日」!

私は自分のお弁当さえ、初めて作ったのが社会人になって3年経ってから。

夫のお弁当も片手で事足りる程度しか作ったことがありません!

自分のお弁当も夫のお弁当も、全部と言っていいほど冷凍食品!

だって冷食の方が楽な上に味付けも美味しいもん。

ちなみにうちの母はとっても頑張っていたのか、お弁当はめっちゃ可愛かったんです。

私がちっちゃな頃は「キャラ弁」なんてもんも言葉もなかったと思います。

それでも前の日の夜からハサミで海苔を切って、目や口を作っていた母なんです。

そして次の日のお弁当には可愛いニコちゃんのおにぎりができてるんです。

私のちっちゃなちっちゃなお弁当が、すっごくカラフルで嬉しくて、

みんなからも褒められて誇らしかったことを覚えています。

なので、私にとって「子どものお弁当」ってすっごいハードルが高いんですよね…。

「キャラ弁を作る必要はありません」

「ただ、月に最低でも1回はみんなで家からお弁当を持ち寄って嬉しく食べる日を作りたいんです」

給食は食べなくても、自分が好きなものばっかりのお弁当なら食べるっていう子どもも多いんだそうです。

子どもに合わせて量も調整できますし、好きなおかずばっかだと嬉しいですよね。

その園長先生の考えに賛同するお母さんもいれば、少食の子どもを持つお母さんにとっては嬉しいことですよね。

でも中には私みたいに、お弁当の日を苦痛に思うお母さんも少なからずいるはず!

毎日のご飯の準備でさえいっぱいいっぱいなのに…。

もう、給食が子どもの栄養の頼みの綱といってもいいくらいなのに…。

自他ともに認める料理嫌いで料理が苦手な私です。

そんな私も、なんとか!もうギリギリなんとか幼稚園児に合うお弁当を作ることができています。

キャラ弁みたいにしなくていい!

チミチミとハムやらチーズやら海苔を切らなくていい!

パスタを小さく折らなくてもいい!

唐揚げやらコロッケ、ミートボールの茶色いおかずが大好きな子どもでもカラフルにお弁当は作ることはできる!

細かい作業も料理が嫌いでも、なんとなく可愛いお弁当は作れますよ!

今回は、毎日の料理が苦痛で仕方ない私の、お弁当作りのお話です!

おかずは手作りしないとだめ?

焼くだけのハンバーグを使う!

冷凍のハンバーグも美味しいですが!

やっぱ冷凍を初っ端から使うのはちょっとなぁ…。

でも、ハンバーグを一から作るのはめっちゃめんどい…。

そしたら、もうハンバーグのタネになって売っている、焼くだけのやつを買ったらいいんですよ!

しかも、ちょうどいい、お弁当用サイズのちっちゃいのもあるんです!

これはぜひ!お弁当に使ってくれ!っていう店側の粋な配慮。

これを遠慮するのはもったいない!

だって焼くだけ。

でも、冷凍じゃないから自分で作った満足感はある!

子どもなら、味付けはケチャップでもいいですよね。

ちょっと余裕があるなら、ケチャップとウスターソースと砂糖をテキトーみ混ぜてソースだけでも作ったらもう大満足です!

ウインナーをピックにさす!

子どもはウインナー大好きですよね!

焼くだけなんで、「ウインナー食べる!」って言ってくれれば、こっちも本当に助かります!

お弁当の中でコロコロ転がらないように…。

ウインナーを2本、ピックに刺してみました。

これ、100円ショップで可愛いピックが売ってるんですよ!

おにぎりのピックもあったし、キラキラのピックもあったし、目玉のピックも!

目玉のピックは刺すだけで、可愛いウインナーのキャラができるんです。

もう、これで「キャラ弁」って言ってもいいんじゃないか?!

アンパンマンのピックは流石に100円ショップでは売ってませんが、奮発して購入。

もうこれでアンパンマンのキャラ弁じゃん!

カラフルなピックをさしたら見た目も可愛いですよね。

園によっては、危ないからピック禁止のところもあるようなので、それは事前に要チェックですね。

なんとなく卵焼きを作る!

実は私は初めて卵焼きを作ったのは、結婚してからです。

なので、恥ずかしながらふわふわの形のいい卵焼きはまだ1回も作れたことはないんです。

それでも、子どもは一応黄色い卵焼きもどきがお弁当に入っていれば喜んでくれます。

だって、形がよかろうが悪かろうが、どっちも美味しい卵なんだから。

普通の卵焼き器で作ると余計に粗が目立つので…。

卵1個用の小さい卵焼き器で作っています。

これならちっちゃな卵焼きができるんです。

どうせ子どものお弁当箱はちっちゃいし、卵焼きも二切れくらいしか入れませんよね。

黄色が入って色合いも良くなるし、一応卵焼きなんで子どもも喜んでくれます。

先生とかに下手くそな卵焼きを見せびらかしてなければいいんですが…。

キャラ弁みたいに賑やかにできない…

カットされている海苔を使う!

目や口のパーツが簡単に作れるという、海苔用のパンチも100円ショップで売っているんですが…。

そもそも、わざわざ海苔を自分でカットしたくない!めんどくさい!

そこでスーパーで見つけたのが、すでにカットしてくれている海苔!

ミッキーミニーのディズニーの海苔を買ってみました。

やっぱりちょっとお高めです。

ちょっとしか入ってないのに、300円くらいしました。

でも、子どもが一目見て「ミッキーだ!」ってわかるおにぎりができました。

自分で海苔はくりぬくんですが、手で簡単にできるようにもう切ってくれています。

普通のおにぎりを握って、その海苔を巻くだけ!

子どもも気に入ってくれました。

「ミッキーのおにぎり」と呼んでくれて、早速次のお弁当にもリクエストしてくれました。

カラフルにできるふりかけを使う!

これも100円ショップで見つけました。

ピンクやら水色のおにぎりが作れるという、夢のようなアイテムです。

うさぎやイルカのキャラ弁用に!なんて書かれていましたが…。

普通にちょっとの量のごはんに混ぜて色をつけて、丸く握っただけ。

ごまで目もつけてません。

ただただ、普通のちょっとカラフルなおにぎりです。

それでも子どもからしたら、ピンクや水色のおにぎりって珍しくて仕方がないんでしょうね。

「ワー!キレーイ!」と、120点のリアクション。

水色のおにぎりって、美味しそうか?

私からしたらもう疑問なんですが…。

子どもはまだまだ純粋で可愛いもんです。

キレイキレイと何回も言って喜んでくれました。

内側が色つきのお弁当箱を使う!

これは実際に使ってみてすっごく便利だと思いました。

特に、内側の色が赤色のお弁当箱!

赤のおかずを入れなくても、彩が綺麗に見える!

だってもうお弁当箱自体が赤いんだから!

お弁当を美味しく見せるために、赤、黄色、緑のおかずがあればいいって言いますよね。

赤って野菜だとパッと思いつくのが、トマトにパプリカ、にんじん…。

我が子はどれもこれも絶対に食べない!

それで、とりあえず赤いおかずはなしでお弁当に詰めてみたんですが…。

あれ?緑と黄色だけでぜんっぜん映えてるじゃん。

そっか、お弁当箱自体が赤いからだ!!

これはもうラッキー!

え、これで思ったよりめっちゃ簡単にお弁当作りできるやん、と。

赤が好きで赤のお弁当箱を選んでくれた我が子よ、グッジョブ!

100円ショップにもいろんなグッズが売ってて便利!

最近は100円ショップに行くたびに、お弁当グッズのコーナーを覗くようになりました。

ほんっと、色々売っていますね〜。

おかず用のカップも、いろんな大きさがあっていろんなデザインがある!

おかずを分けるカップは緑か黄緑を使うだけで、サニーレタスやらを使わなくていいのも嬉しいですよね。

そして、驚きのピックの種類の多さ。

もう、女子が大好きであろうキラキラの映えるピックも100円です。

おっしゃれなモノトーンになんかおしゃれな英語の一言が書いてあるピックも100円です。

お弁当を作るのが苦痛な私でさえ、あまりのグッズの多さにずーっと見ていられました。

もう、これは料理好きなあなたにとってはパラダイスですよね!

とにかくお弁当を作るのは苦痛で面倒ですが、思った以上に子どもは喜んでくれています。

きっと、教室でみんなでお弁当を広げて食べたのも嬉しかったのでしょう。

びっくりしたことに、普段は絶対に食べない枝豆も食べて帰ってきました。

苦労して作ったお弁当。

帰ってきてからお弁当箱を開けると、空っぽになっていることがこんなに嬉しいなんて!

「お弁当どうだった?」と子どもに聞くと、

「美味しかった!」

「明日もお弁当する!」って言ってくれた時、ほんっとにやりがいと達成感と感動がありました。

大袈裟ですが、私にとってはそれほど特別な子どもの反応でした。

子どもの頃の私はとにかく少食で、お弁当も完食できたことはほとんどありません。

なんだか悪いことをしてしまったな…と、今さらようやく、自分の母親に申し訳なさが…。

うちの母は、残ったお弁当を見て、一体どんな気持ちだったんでしょうか…。

今回、うまく卵焼きが焼けなくても、キャラ弁なんて作れなくても!

料理嫌いでも子どもに喜んでもらえるお弁当ができました。

・焼くだけのハンバーグのタネを買ってくる

・ウインナーは可愛いピックに刺してみる

・とりあえず卵焼きは作ってみる

・すでにカットされている海苔を買ってくる

・カラフルなおにぎりが作れるふりかけを使ってみる

・お弁当箱自体に色が付いているものを使ってみる

特にピックはほんっと便利!

あるのとないのとじゃ全然雰囲気も変わりますね。

一緒に子どもと100円ショップに行って、お弁当用のグッズを選んでみるのも良さそうですね!