亭主関白の夫の私の対処方法




共働きで女性も仕事するようになった現代。
なのですが未だに昔の考え方でいる「亭主関白」が
いるのはとても残念に思います。

私の父も亭主関白で母はいつも父の言いなりに
なっていました。
父がお酒に酔って私に暴力を振るっていても
見て見ぬふり。
とにかく私は父みたいな人とは一緒になりたくないと
小さい頃から心に決めていました。

私の夫も実は「亭主関白」です。
付き合っていた頃から「俺様」だったので
もしかして結婚したらなるのかなって不安に
なっていましたがその不安は的中。

家事は一切何もしない。
反抗すれば逆切れ起こして罵声を上げて怒鳴り散らす。

そしてある日私は勇気を出して泣きながら言いました。
「亭主関白は苦手。負担が大きすぎて辛い。」
何だとという顔をされました。
「今日は別で寝よう」と言われたので別々に寝ました。
自分のしていた事を振り返ったのか翌朝になり夫が一言。
「ごめん。〇〇(私)がそんなに負担感じていたの気づかなかった。」

そしてそれ以降色々と手伝ってくれるようになり
私の負担が軽くなり在宅ワークをしているのですが
その時間もゆっくり取れるようになりました。

ネットで調べてみたらそういう家庭で育つとそれが当たり前と
なってしまうという事を知りました。

今回は「亭主関白の夫の私の対処方法」について
書いていきたいと思います。
参考程度になれば幸いに思います。

そもそも亭主関白とは?

自分の方が立場が高いと思っている

自分の方が立場が高いと思っているので
妻への暴言、嫌味、存在を否定する言動をします。
妻が自分に逆らえないような構造を作っていきます。
モラルのない発言をする事も珍しくありません。
自分に反論する事を絶対に許しません。

私も何度か反論しましたが聞かないふり
もしくは暴言を吐いたりされました。
「なんでわかってくれないの。」という気持ちになり
精神的にも辛かったです。

家事は妻の仕事だと思っている

自分は仕事で家庭を支え、妻は家の事をやるのが
仕事だと思っています。
冒頭にも書きましたが、共働きの現代ですが妻が仕事を
していてもテレビを観たりスマホを見たりして一切協力を
しません。
昔と今は違うという事を理解していないのです。

私も在宅ワークをしていますが全く夫は家事に協力しませんでした。
「飯まだ?」「お腹すいたんだけど」
とテレビを観て言いました。
私は急いで片付けてご飯の支度をしました。
洗濯もしません。
しないどころか洗濯物を洗濯かごに入れないで
脱いで脱ぎっぱなしなのです。
「洗濯するものなんだな。」と思って洗濯すると
「何で洗濯するんだよ。今日着ようと思ってたのに。」と
文句を言われました。

妻を支配したいと思っている

自分の言う事は妻は聞き、反対、逆らうという事は
絶対に許しません。
中には反対の素振りを見せると罵声を浴びる人もいます。
思い通りに動いて当たり前と思っているのです。
妻は自分の為に働いて当たり前だと勘違いしているのです。

私の夫もそうでした。
反対、逆らうと罵声を浴びせていました。
「出てけ」と何度も家の外に追い出される事もありました。
その勘違いに気づいた時に
「今までごめん。このままじゃ〇〇(私)まで離れていくよな。」と
謝ってきました。
それ以降は反対しても罵声上がる事なくちょっと待てよと真剣に
考えるようになりました。

亭主関白の私の対処法

とにかく褒める

亭主関白の人はプライドを大切にしています。
なので自分を立ててもらうと喜びます。
家事にあまり協力的でない場合はほんの些細な事でも
手をかけてくれた時は褒めると良いです。
ここぞとばかりと褒めるのです。
褒められて悪い気はしないので少しずつ手伝いを始める
場合があります。

私は夫に日常で些細な事もでも手を貸してくれた時は
「ありがとう。とても助かったよ。」
「〇〇(夫)はやっぱ優しいね。そういう所好きだよ。」
などと褒めました。
そうすると夫はニコっと笑いました。
それから些細な事でも手を貸してくるようになりました。

受け流す事も必要

亭主関白の人は基本的に自分を曲げる事はありません。
正面からぶつかってしまうと喧嘩に発展してしまいます。
なので「受け流す」というくらい気持ちの余裕を持つと
いいです。
慎ましく受け入れているように見せかせて実は軽くあしらって
機嫌を損ねないようにしているといった上手な対応ができると
良いです。

正面からぶつかった時は喧嘩に発展してしまいました。
これは逆効果だという事に気づきました。
そして私はカウンセリングでカウンセラーに相談しました。
「時には受け流すのも必要だよ。」という事を言われ
最初はなかなか上手くいきませんでしたが回数を重ねるうちに
受け流せるようになりました。
それからは少し心身的に楽になりました。

怒りを悲しみに変える

イライラしたらまずは深呼吸をしましょう。
そしてその怒りを悲しみに変えましょう。

「なんでいつもそうなの?」だったら
「何度も伝えてるのに伝わらなくて悲しい」

「前にも言ったのに・・・」だったら
「前に話した事覚えていないんだ・・・」

という感じで悲しみで伝えると伝わりやすいです。

とにかく私は毎日イライラしていました。
なんでここまでやらないといけないのと・・・。
私はあなたのお母さんじゃないしって何度も思った事もありました。
そして心身的に限界を迎えた時に冒頭にも書きましたが
泣きながら

「亭主関白は苦手。負担が大きすぎて辛いし、
 何で〇〇(夫)には私の気持ち伝わらないの?」

とぶつけました。
何だとという顔をされましたが罵声を上げられる事は
ありませんでした。
もしかしたらうちの場合は夫自身も気づいていたのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私の対処法なのでもしかしたらあなたのご主人に
合わないかもしれません。
そこはご承知頂けたら嬉しいです。
参考程度にこういう風にしてみたらこうなったんだって
いう感じで受け止めてくれたらいいなって思っています。

亭主関白で私は何度も自分の母にみたいに何でなれないんだろうって
苦しんで影で泣いた事もありました。
母みたいになれたら心身ここまでボロボロになる事はなかったかも
しれないし「しょうがないな」って思って接する事が出来たかもしれません。

あの時恐怖と葛藤しましたが勇気を出して良かったと思いました。
私が言った一言で夫に私の辛さなどが伝わってこのままじゃ離婚に
なってしまうっていう事に気づいてくれたからです。

女性も仕事をするのが当たり前になった現代。
昔からの亭主関白もなくなるのは難しくても
変わってくれたらいいなって私は思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。