愛らしく天使のような我が子。
キラキラとした瞳に、小さな手。
赤ちゃんはどれひとつ取っても可愛いくてたまらなく、ずっと見ていても飽きない程です。
ついこの前産まれたばかりだと思っていたのに一人でできることがどんどん増えて、気付けばこんなに大きくなったんだなぁと思い返す日々。
でも、自分の時間は全く取れないし、なかなか思うようにいかない…育児は決して楽しいことばかりではないですよね。
子供を育てることがこんなに大変だったなんて…と痛感している方も多いはず。
特に、自我が芽生える2〜3歳児のイヤイヤ期と呼ばれる時期は、何をしてもNO!!と突きつけられ流石のママもお手上げですよね。毎日体力、精神力をフルに使いこなし、一日の終わりにはもうヘトヘト…。
しんどい、辛い、少しでも一人の時間が欲しいと思うことが日に日に増え、もしかしたら自分は子育てに向いていないのではないか、と感じてしまう人もいます。
しかし、そんな風に思ってしまう人達には、実は共通する特徴があるのです。
今回はその特徴と解決方法をご紹介していこうと思います。
同じ様に悩むママたちが今より少しでも楽しく育児ができらきっかけとなれば、幸いです。
子育てに向いていないと思い込んでしまう人には共通点があった
周りの人とすぐに比較する
十人十色という言葉がありますが、これは子育てにも同じことが言えます。
10人の子供がいれば、10通りの子育ての仕方があるのです。
それでも、中には固定観念にとらわれてしまって、周りと我が子を比べたときに少しでも違うところがあったり、他の子には出来ても自分の子には出来ないことがあると、自分は上手く子育てが出来ていないんだ…と卑下してしまうことがあるようです。
子育てに完璧を求めがち
自分が思い描いていたことが現実ではまるで違ったときに、
“どうして自分は上手く出来ないのだろう”
“自分は親なのだから出来て当たり前”
という強い責任感を持っているため落ち込みやすいのではないでしょうか。
子育てにおいて、全て理想通りパーフェクトに!なんてことは不可能です。
それでも、頭では分かっていても心では現実を受け入れられないために子育て自体を楽しいと思えなくなってしまい、ストレスを抱え込んでしまうようです。
気軽に相談出来る相手がいない
相談といっても内容は小さなものから大きなものまで様々なです。
夫は仕事で忙しくゆっくり話すタイミングがない、ママ友に家庭事情を知られたくない、実母に心配をかけたくない、些細なことで専門家に頼ってしまってもいいのか…
そんな風に考えしまうと一体誰を頼ればいいのか分からなくなり、一層孤独感に苛まれてしまうのです。
もっと楽に子育てと向き合ってみませんか?
自分は自分と開き直ることも大切
今のやり方で上手くいかないと悩んでしまったら、周りの人の意見を聞くことは非常に重要なことです。
しかし他人の意見ばかりに耳を傾けてしまっては本末転倒です。
あくまでも他の人の成功例として受け止め、あなた自身のやり方を全て変えようとしないことです。
完璧よりも適当を心がける
完璧主義者の方の中には自分のペースを乱されることがとても不快に感じる人が多い気がします。
先ほどもお伝えしたしてきたように、育児において理想通り、予定通りになんていうことはありえないのです。
何時までにとタイムリミットを決めたとしても、ご飯はなかなか食べてくれない、いつまでたってもお風呂に入らない、元気が有り余って全然寝てくれない!そんなことは当たり前のように起きます。
そうすると段々自分に余裕がなくなり、予定通りに出来なかった子供まで叱ることになりかねないのです。
そんな状態では、親子で楽しく過ごせるはずの時間もいつの間にか憂鬱になってしまい、子育て自体が面倒だとも感じてしまうかもしれません。
そういった状況で自分を責め立て追い込むのではなく、まぁいっかと思えるようになれたら今よりずっと楽になれると思いませんか?
子育て支援センターを利用してみましょう!
子育て支援センターという場所をご存知ですか?
支援センターとは、育児支援を目的に全国で市町村を主体として運営されている施設です。
自治体や各センターによって活動内容は異なりますが、基本的にはいつでも自由に、そして無料で利用することが出来ます。
施設には、遊具やおもちゃ、絵本などがそろっており、オムツ替えコーナーやベビーベッド、授乳室も完備されているのでパパやママも安心ですね。
センター内には常時保育士さんなどがいてくれるので、子育てについて悩んだりした時気軽に相談に乗ったりもしてくれます。
気分転換にお近くの支援センターへお子様と一緒に1度足を運んでみてはいかがでしょうか。
子育てに向き不向きは関係ありません。
子育てにおいてなによりも大切なことは、どんなかたちでも我が子にたっぷりの愛情を注ぐことです。
最初からスムーズに子育てができる人なんていません。ママだって0歳から始まっているのですから、子供と一緒に学んで成長していけたらそれで十分なのです。
人を羨むことはたくさんあります。
でも、幸せというのは日々の中にたくさん詰まっているのだということを忘れないでほしいのです。
家事をこなし、子供の世話をしている間に1日が終わってしまいます。子育てというのはそのくり返しなのです。
特別なことは何もないけれど、
“今日も一日無事に過ごすことが出来た”と、
平凡でも穏やかな毎日にこそ価値があると実感できれば、少しでも楽になれるのではないかと思います。
そうすれば、たった1ヶ月でも振り返ったときに、”こんなに大きくなったんだなぁ”と子供の成長に喜びや幸せを感じることでしょう。
そして、どうかひとりで抱え込まずに辛いときは家族や周りの人をたくさん頼ってください。
また、ひとりでいる時間を作ることも大切なことです。
普段仕事でいないパパに子供を預けている間に、ママはおうちで好きなことをして、自由に過ごします。1人でお出かけするというのもいいですよね。
月に1回でも、自分だけの自由な時間があるだけでストレスは解消するものです。
子どもから離れ、自分一人になれる時間を持つことで気持ちも安定し、余裕も生まれてきます。
家族で協力し合いながら自分だけの子育て方法を見つけ、子供と楽しく日々を過ごしていけたら最高ですよね。