お片付けの習慣をつけたい!2歳の子どもはお片付けは難しい?




子育て中、子どもを寝かしつけると静まり返った部屋に散乱したおもちゃたち…。

ずーんと気持ちが重くなりませんか?

私は毎日そんな気持ちです。

でも、こっちはバタバタとご飯を作ってお風呂に入れて、やっとこさ寝かしつけが終わったんです。

おもちゃを片付ける体力も気力もない!

我が家は子どもが生まれてから、片付けは私が夜にまとめてしていたんですよね。

途中で片付けても、どうせ散らかっちゃうので…。

でも、そろそろちょっとずつ子どもに「片付ける」ということを教えたい。

私は片付けは、小さい頃から今でも苦手で嫌いです!

多分、私の母が、私が小さいころに散らかしたものをぜんぶ片付けてくれてたんですよね。

だって、そのほうが早く片付くので気持ちはわかります。

2歳の子どもに片付けはむずかしいか?

いや、でも保育園に行っている子や、きょうだいがいる子はきっとなんとなくでもしているぞ。

でも、片付けがそもそも苦手な私が、どうやって子どもに整理整頓を教える?

自分のものも満足に整理整頓できない私と、お片付けデビューの2歳の我が子の体験談です。

まずは床に落ちているものを片付けるところからスタート

大きめの空き箱を多めに準備!

まずは空き箱をいくつか用意しましょう。

積み木セットが入っていた箱。

ちょっとかわいいデザインのダンボール箱。

100均や300円ショップで買ってきたおしゃれな箱。

なーんでもいいです。

ポイントは、ちょっと大きめの箱を準備すること!

かわいい紙袋でもいいですね。

取手がついていると、子どもがお母さんのカバンのマネをして気にいることもあります。

うちは積み木の箱と、100均で買った布製の箱をふたつ準備しました。

まずは出したものを箱に入れることから

積み木はこっち。

おままごとセットはこっち。

…と、おもちゃを細かく分類すれば、子どもにとってはむずかしいんですよね。

そして、むずかしいことは当然やりたくなくなります。

まずは、床に散らばったおもちゃを箱に入れることから始めました。

とにかく箱に入れればOK!

これならカンタンですよね。

箱に入れるたびにオーバーに褒めます。

「おもちゃ箱にないないしようねー」と、

おもちゃを箱に入れるところを子どもに見せてあげます。

床に散らばったおもちゃは仕舞うということからスタートです。

鉛筆たてもあると便利!

色鉛筆やクーピーって、ほんっとにすぐにどっかに行っちゃいます。

せっかく買っても、気がついたらケースに1.2本しか入ってない!

お絵かきができない!

なので、鉛筆たてを準備しました。

色鉛筆もクーピーも、普通の鉛筆も、なんでも入れてよし!

お絵かきするときは、鉛筆たてのままテーブルに運べばいいので楽です。

それに、鉛筆たてを使うようになってから、びっくりなくらい色鉛筆たちがなくなるのが減ったんですよね。

お母さんも片付けに焦らないで

おっきいおもちゃは指定の置く場所を

ピアノやキッチンのおもちゃ。

動かすことはできても、場所を取るんですよね。

大きめのおもちゃは、指定の置き場所を作るのがおすすめです。

我が家は壁際にピアノとキッチンのおもちゃを並べてあります。

動かしても、仕舞うのはいつも定位置です。

最近子どもはマスキングテープに興味が出てきたので、

置く場所の目印として、マスキングテープを床に貼ろうかなー

なんて、考えています。

マスキングテープもいっしょに選ぶことができれば、より楽しいですよね。

本は立てやすいようにする

大人でも、ぎゅうぎゅうの本棚に本を仕舞うのはなかなか面倒に感じませんか?

それが子どもにとってはなおさらですよね。

でも、寝かせて本を置けば、読みたい本はすぐに取れません。

本は「立てて」仕舞うものと覚えて欲しい。

ちょっと小さめのテーブルを買いました。

テーブルを壁側に置いて、そこに本立てを設置。

本棚は使わず、テーブルのうえに本を立てて置くようにしたんです。

「あそこに置いてきてー」

と子どもに言えば、並んで立ててある本の横に本を立てようとしてくれます。

立てやすいように、本立ての隙間も余裕を持たせてあります。

細かい仕分けはゆっくり覚えて

できるなら、ざっくりとでも分けたいですよね。

だって、そのほうが遊びたいときにすぐ見つかりますもん。

おままごとセットはここ。

積み木はこっち。

ぬいぐるみはこの箱。

シールはここ。

できるようになるまで、やっぱり時間がかかることと思います。

でも、お母さんは焦らないで。

保育園や幼稚園に行って、だんだんと成長するうちに、仕分けもきっと上手になります。

我が子も知らないうちに、色鉛筆の向きをきっちり揃えるようになりました。

どこで覚えるんでしょう…?

そんな感じで、子どもも吸収してるんですよね。

片付けないと困るのは自分…子どももそのうちわかります

「もう!散らかしてばっか!」

「はやく!片付けて!」

「片付けできなかったらおもちゃ捨てるよ!」

いやいや、よく言われました。

そして、今もよく聞きますよね。

そもそも子どもは「片付ける」ということを根本的に知らないんですよね。

なので、それを段階的に教えていく必要があるんですね。

・とりあえず空き箱におもちゃを入れる練習をする

・鉛筆類は、鉛筆立てにまとめて入れる

・大きなおもちゃは指定の置き場所を決める

・本は立てやすい収納の仕方で

・細かい仕分けは時間をかけてゆっくりと

お絵かきしたいけど、色鉛筆がない…

困った…

言葉には出しませんが、そんな様子で立ち尽くしている我が子の様子をよく見ます。

あー、困ってるなぁ…。

なので、仕舞うときに、

「なくなったら遊べなくなるからね」

「困っちゃうからないないしようね」

と、声はかけるようにしています。

これが実感できるのは、まだもう少し先になりそうですが…。

まぁ、私自身が自分のものの整理整頓をしっかりできてないので、子どもに大きなことは言えません…。

寝る前に、どこか一か所だけ一緒に片付けるようにしています。

今日は色鉛筆を集める。

今日は、積み木を片付けてから寝る。

ぜーんぶ片付けるとなると、子どももぐったりです。

なので、一か所片付けることができれば、褒めるシステムにしています。

お片付けは今後永くつきまといますね。

うまくつきあえればいいなと思っています。