田舎暮らしに憧れて移住したけど失敗!移住失敗を回避するには?




頑張って仕事もしたし、定年退職を機に何かしたい。
都会の暮らしに疲れて、へとへとになってしまった。
何となく心を癒したい。

そんな事を思う人はいませんか?そこで誰もが思い起こすのが
田舎に移住したい!都会を離れて、自然に触れて
癒されたい!こんな所じゃないでしょうか?

澄んだ空気、目に優しい景色、沢山の野生動物。
畑仕事をしながら、いい汗を流しご近所さんと
気兼ねなくお付き合い。そんなイメージを抱きますね。

老後は田舎でのんびりと余生を謳歌。時間もゆっくり流れるし
生活費も気にしなくていい。そうと決まれば、今すぐに
引っ越して田舎で暮らそう!

でもちょっと待ってください。確かに聞きようによっては
田舎暮らしは良いかもしれません。
うまくいけば、楽しく過ごせるでしょう。

しかし場合によっては、こんな筈じゃ無かったのに・・・。
何でこんな事になっちゃったんだろう?
なんて事もあります。

考え方次第では、あなたの田舎ライフの考えは
残念ながら、少し甘い考えかもしれません。
何故なら、田舎暮らしを始めて失敗した人もいるから。

簡単に田舎暮らしが出来ると思っている方は
一回立ち止まって、現実を見て考えてみてほしいです。

しかし私も田舎暮らしをする者として、少しでも田舎暮らしが
悲惨な結果にならないようにちょっとした回避方を
書きたいと思います。

田舎暮らしを失敗するポイントとはどんな物があるのでしょうか?

目の前の事しか見えない・考えていない

計画性が無くその場しのぎで、物事を解決しようとする
性格の人は、田舎暮らしに向いてないかもしれません。
田舎暮らしはお隣さんとの、協力性が必要です。

住む場所によって、暴風雨対策が必要だったり
雪が降る地域であれば、雪掻きの準備や大雪に備えての
灯油の買い置きという事も必要になります。

このように、今後の事やそれぞれの季節に必要な事を
臨機応変に対応できる性格でないと、田舎暮らしは向きません。
場合によっては、生死にも関わってきます。

都会暮らしを忘れられない

田舎に暮らすのならば、当然ながらその暮らしに
馴れなければなりません。都会と違って、田舎暮らしは
不便な事がとても多いです。

いつまでも都会の暮らし方で何とかなると思ったら
大間違いです。田舎暮らしに早く慣れて
出来るだけ都会の暮らしの生活とを切り離さなければなりません。

覚悟が足りない

田舎暮らしを続けていく限りは、少なからず都会での事を
切り捨てなければなりません。都会での暮らしを
忘れなければなりません。

交通手段や買い物、仕事の有無なども不便は多くなってきます。
だからこそ、必死になるという事に有意義な時間を過ごせますが
その覚悟が無いのなら田舎暮らしは厳しいですね。

何にでも不満を感じてしまう

近くにお店が無い。仕事までの交通手段が不便。
買い物に行くのに1時間以上かかる。交通機関が少ない。
お隣付き合いが面倒過ぎる等々・・・。

しかし残念ながら、それが田舎なのです。
田舎暮らしとは、言ってしまうと不満だらけの生活なのですよ。
だからこそ我慢が必要になってきます。

田舎暮らしはどちらかというと、不満になりやすい事が多いです。
物事をうまく解消できず、不満が溜まる一方の人は
あまり向いていないと言えます。

失敗しない田舎暮らしに必要なポイントって何なんでしょうか?

長い期間を取って計画を立てていく

思い立ったらすぐ行動!ではなく、何年もかけて
計画を立てていきましょう。実際に現地に行ってみたり
どのような生活が待っているのかを見学に行くのが有効です。

場所によっては田舎暮らしを疑似体験できる地域もあるので
そういう所で実際に生活をしてみて、イメージを膨らますと良いです。
焦らずゆっくりと夢をかなえていきましょう。

インターネットは欠かさず利用していく

人が少ない地域なので、情報が少ないのは当たり前です。
少ないからこそ、インターネットを使っていく事も
おススメです。

田舎の移住に強いサイトがあったり、専門の業者がいたり
するので、そういった事をうまく利用するのも良いでしょう。
利用できるものは、しっかりと利用していきましょう。

空き家を見付けても即決しない

自分の住みたい地域に、良い感じの空き家を見付けたから
ここに即決しちゃえ!なんて人もいるでしょうが
それはちょっと待ってください。

すぐに飛びついたりはせず、まずは現地に行って
空き家の状態を確認しましょう。リフォームは必要か。
その場合の費用や、その先どのくらい使えるのか。

そう言った事を確認していく必要があります。
生活していく中で、家は不可欠なのでこちらもすぐに
決まるのは控えましょう。

また、空き家バンクという制度を登録している地域も
あるので、そういった制度もうまく利用していきましょう。

仕事先は最初に決めておく

住む所も決まったし、住む家も見つかったからOK!
ではありませんよ!仕事先も必ず見付けておきましょう。
どこで生活するにも、金銭面は必要です。

都会で暮らしてた時よりも、意外と田舎暮らしって
お金がかかるという事に気が付きます。
中々キツイ現実にぶち当たります。

なので、仕事の面に関してはしっかりと安心できるように
しておきましょう。仕事の有無で、心の安定感が違います。

補助制度の確認をしておく

地域によっては、助成金や補助金が出るところがあるので
そういった制度も、うまく利用していきましょう。
しかし制度が無い所もあるので、そこはちゃんと確認しましょう。

制度がしっかり整っている地域は、周りの人がサポートしてくれる
ので、そういう所は移住者向けと言えますね。

田舎暮らしと田舎移住を失敗しない為のまとめ

というわけで、いかがでしたでしょうか?
こうしてみると、田舎暮らしってなかなかハードで
覚悟が必要みたいですね。

この記事を書くに辺り、いろいろ調べてみましたが
田舎に移住してみたのは良いものの、考えが甘かったり
イメージと違ったりして後悔している人はいるみたいです。

移住先として人気で有名なとある地域でさえも失敗談は多く
珍しい話しではないです。場所によって閉鎖的な所もあり
おススメ出来ない所もあったりするんです。

インターネットで調べてみると、移住失敗を赤裸々に書いた
ブログ等の紹介もあります。これから田舎暮らしを
考えている人は、あまり見たくないブログかもしれません。

ですが、理想と現実を知るには、目を通しておく必要はあります。
検索してみると、みなさん結構赤裸々に書いてくれてますので
参考にしてみて下さい。

だからと言って、田舎暮らしの全てを否定はしません。
自分もなかなかの交通機関の不便な所に住んでいますし
車が無いと、買い物に行く事も出来ません。

でも、お隣さんとの関係は良好ですし、歩いて行ける範囲で
コンビニや郵便局等もあり、場所的には良いです。
温泉がある事もポイントは高いです。

というわけで、田舎暮らしに必要なのは

1,前もって計画をしっかり立て、候補先を調査する。
2,何度も現地に足を運び、状況を把握する。
3,候補先に地元民に話しを聞く。
4、自分がそこに移り住んだ場合、どのような生活が
待っているのかを確認する。

ですね。何があるか分からない。それが田舎暮らしだと
言う事を念頭に置いておきましょう。

そして、色々と段階を踏んで時間をかけながら
あなたの田舎暮らしの夢を叶えてみて下さい。