うつかなと思うほど会社を辞めたい、会社に行きたくない時の原因や対処法とは?




私が会社に行きたくないと思ったのは、勤めた時からです。

なぜなら、家族経営のブラック企業だったからです。

サービス労働が当たり前の時代でした。テレビCMでも、「24時間働けますか」というキャッチフレーズが使われるほど、会社の為に尽くす時代だったと思います。ノルマは達成しなければいけないので、サービス労働が増えていきました。

朝早くから、お昼休みも返上して、就業時間が過ぎても働き、掃除時間は労働ではないという事でした。

それに加えて、会社の草むしりなどの雑用も労働時間外にさせられていました。

QC活動や、行事の幹事の仕事も、労働時間外です。

しかも、会社の行事は全部強制参加でした。それも自腹です。

パワハラも日常茶飯事です。有給休暇がなく、休みの届出を出すと、「こんな事で休ませられない。それでも休む気か。嫌なら辞めろ。」とはっきり言われます。

それは流石に泣きました。そこまでキツく言われると本当に涙がでるものです。

働かなければ生活ができないので、泣く泣く辞めずに14年も働いています。

毎日、会社に行きたくないと思いますが、14年という年月が体を勝手に会社に向かわせるのです。

精神的な圧迫感はかなりのもので、うつではないかと自分で思い始めるくらいです。

会社を辞めたいと強く思うキッカケは、直属の上司からのイジメや嫌がらせ

会社が嫌な私にとっては大きな苦痛

会社に行きたくない、会社を休みたい、会社を辞めたいと強く思うキッカケは、直属の上司からのイジメや嫌がらせです。

ほんの些細な事ですが、元々会社が嫌な私にとっては大きな苦痛でした。

イジメている等の本人は、自分がイジメているという自覚はありません。

ブラック企業そのままの考え方

ブラック企業そのままの考え方で、会社が全てで、経営者を神様のように崇拝しています。自分で気付くはずがありません。

私は長年働いていて、会社のこれはおかしいと思うところは、指摘するようにしています。

なぜなら、後に続く若い人達が困らないように、理不尽な目に遭わないようにしたいからです。

だから、会社に自分に刃向かう私を敵視しているのです。

会社が正しいと思っていて、私が悪だと思っているから。従順な社員をエコひいきして、私を阻害してきます。

エコひいきを受けている人も、同じく私を阻害

それは目に見えて、他の人にも分かるくらい。それに、エコひいきを受けている人も、同じく私を阻害してくるのです。

自分が1番に何でも任される重要な役目をしているからと、私を下に見て指図してきます。もう、仕事にも影響があり、スムーズに労働することが出来ません。

ノルマの達成もできなくなりました。些細なことでも、毎日続くとうつになりそうです。

労働基準局の査察が入ったのが、解決の始まり

過去2年間のサービス労働分の給料が支払われました

会社の就労問題が解決したのは、私の努力ではなく。

国の力です。労働基準局の査察が入ったのが、解決の始まりです。サービス労働が指摘され、過去2年間のサービス労働分の給料が支払われました。

会社を崇拝している人達は、サービス労働はないと嘘をついて、給料をもらわない人もいました。

会社は膨大なサービス労働分の給料を支払う羽目になった

それでも、会社は膨大なサービス労働分の給料を支払う羽目になったのです。私も過去2年間分は頂きました。

でも、14年も働いているのですから、それを考えると微々たる物です。

それから、会社は働き方改革で、就労時間を守り、時間内労働に取り組むようになりました。自ら解決した訳ではありませんが、とても幸運でした。

もう一つ、直属の上司との確執も、解決までは至りませんが、自分なりに努力しました。上司に貢ぎ物を差し出したのです。

実家で取れた農作物を、つまらないものですがと差し上げたのです。これがてき面に効きました。

意味のない過重労働をさせようとしていた

今までは、意味のない過重労働をさせようとしていたのですが、農作物を差し上げたその日、「私がやっておいたから。」と自ら率先して、私の仕事を手伝ったのです。物凄い態度の変化にびっくりしました。

こうも違いがあるのかと驚きました。その分、人って恐ろしいなとも思いましたが、なんとか仕事をできるようになりました。

会社に行きたくない時のまとめ

会社に行きたくない時は、無理せず有給休暇をとりましょう。

年に5日間の有給休暇を取るのが義務づけられました。昔より、休みやすくなったと実感しています。無理が祟ると、心身共に病んでしまいます。せっかく働いたお金を、会社のせいで病んだ治療費に使いたくはないですよね。

私のように、国の取り組みによって救われる事もあると思います。労働基準局の査察は思わぬ幸運となりました。

頑張っていれば、そのうち棚ぼた的な事も起こり得るかも知れません。

他力でも、頼れるものには頼った方がいいです。身近な人や、行政機関、なんでも頼ってみましょう。

大きな問題ではなく、些細な問題は、自分でどうにかできる場合もあります。私のように貢ぎ物でイジメやいやがらせがどうにかなるのであれば、プライドを捨てて貢ぎましょう。

嫌な人に嫌な態度を取るのは簡単ですが、嫌でもいい事をすることで、関係が良くなることもあります。何か出来ることがあれば、なんでもするべきです。

自分の身の回りで起こることは全て、自らの選択肢に導かれて起こっているのですから。自分で自分の環境を変えられるのです。

それが、農作物を貢ぐというおかしな行動でも、それを選択して行動すれば、変わるのです。

あなた自身の為に行動を起こしてみましょう。