DIYを始めるための準備は何をしたらいいの?




初めまして。最近DIYをされている方がどんどん増えてきましたね。あれ?DIYって何?と思われる方もおられるかもしれませんが、DIYとは「Do It Yourself」の略の事でして、意味は自分自身でやるという意味になります。つまりは、日本人で親しみがある日曜大工とほぼ同じになります。

DIYを始めたいなと思っても自分は不器用で全然上手く出来ない気がしたり、センスが無くてイメージが全然思い描けないと思ったりするかもしれませんが、最近では作りやすい工具が揃っていますし、デザインもいろんな参考資料があります。ですので、そこまで深く悩まなくてもいいのです。また、作るときもアパート暮らしをされている方で、家が狭くて出来ないと諦めている方がいるかもしれませんが、実はホームセンターなどで材料を購入してそのままそこで作ることが出来ます。なので、場所の問題についてはあまり悩まれる必要はありません。だからこそ、始めてみる方がどんどん増えてきているのです。

では、実際に始めてみようと思ったら工具や材料でどんなものを用意したらいいのか、どのくらいの費用が掛かるものなのか疑問を持たれるかと思いますのでお話していきたいと思います。

まずは、材料を買おう!

代表的な木材

木材ではどんな種類があるのでしょうか。まず、代表的なもので言いますとベニヤ板です。ベニヤ板は、ベニヤを薄く切った単板のことをいい、価格もかなり安価なものであります。ですが、薄い板ですので、耐久性は低く壊れやすいため、用途を間違えないように気を付けなければなりません。もし、使われるなら、よく見るもので本棚の裏面に使われています。また、合板という種類もあります。合板とは、その名の通り板を何枚も重ね合わせて出来た板となります。その合板の中でも価格がお手頃で、耐水性を有しているのがコンパネと呼ばれる板です。ですので、ベニヤ板では荷重が耐えられそうになさそうな場合はコンパネを使用するとよいでしょう。また、耐水性も有していますので、屋外でも使用できます。

木材をつなげる為のネジや釘を買おう

木材を買い揃えましたら次はネジや釘となります。ですが、ネジも釘も同じような気がしてどっちを使えばいいのか分からないですよね。まず、ネジはドライバーでねじりながら打ち込みます。それが何かといいますと、ねじっている分つなげた木材を引っ張っても抜けにくい作りとなるのです。ですが、釘はただ真っすぐに打ち込むだけですので、引っ張ると抜けやすいのです。ですので、悩まれる場合はとりあえずネジを買われるといいと思います。

必要とあらば塗料も

木材の色のままだとインパクトが無くなんか寂しいと思われる方は塗料を購入し自分好みの色にしてみてもいいかもしれませんね。

材料の次は工具を買おう!

ドライバーは必需品

まず、工具で何を買おうかと悩まれるのであればドライバーは必需品です。ドライバーはネジを打ち込む時に使用します。釘を使われる方にとっては不要に感じるかもしれませんが、意外とDIYとは別で生活の中でもドライバーを使用することもありますので買っておく分には損はないと思います。手でねじねじとネジを打つのが大変な方は、電動ドライバーもありますので、作る手間も省けます。

測定器具もいります

次は、スケールや定規などがいります。これは、ネジや釘を打ち込む場所を決めたり、木材を決めた長さにカットする際の印付けに使用します。スケールは3mや5mのものがあり、長い木材をカットするときに使用すると便利です。また、定規はL字定規や三角定規があります。ノーマルの定規はスケールがあれば事足りるので、L字定規や三角定規を買うといいでしょう。使い方を上手く使うとすごく便利なものとなっています。

他には何がいる?

まずは、のこぎりでしょうか。のこぎりは木材はカットするときに使用します。ただし、ホームセンターでも買う際に自分で指定した長さへカットしてくれるサービスがありますので、すでに長さを決められている方は、のこぎりを用意しなくてもいいかもしれません。その他にも、塗装をされるのであればハケを用意しておく必要があります。

まとめ

今回紹介した材料や工具は基本的なものでしかなく、作るものによっては他にも用意したほうがいいものもあるでしょう。ですが、まず、DIYというものを経験してみたいと思われている方でしたらこれくらいでも大丈夫でしょう。これだけでも、机やいす、本棚を作ることが出来ます。ですので、初心者で何から揃えればと悩まれるのでしたらここから揃えていきましょう。そして、慣れてきたら少し難しいものに挑戦し、そのための工具をまた買えばいいと思います。

最初は、揃えるのにそれなりのコストがかかるかもしれませんが、工具に関しては一度買ってしまえば一生ものですので、それ以降は材料費のみとなります。

さて、ここまで長く話してきましたがいかがだったでしょうか。少しはハードルが下がりましたでしょうか。確かに、最初は難しいかもしれません。ですが、どんなに不格好でも作っている間は楽しいですし、出来上がった時の達成感はかなりすごいです。その喜びを一度感じれば、少し大変なDIYでもまたやりたいなと思い始めてくるものです。そして、だんだんと慣れてきて理想的なものが完成した時はすごくうれしくなります。なので、この機会にぜひ一度始めてみませんか?