娘の思春期で私が悩んだこと・実践したこと




誰もがほぼみんな通る「思春期」

私も、反抗がひどかったので両親にたくさん苦労をかけたなと
娘がその道を通った時に思い、反省をしました。

とにかく娘は私に似て、反抗がとてもひどかったです。
少しの事でもすごい剣幕で怒り、階段をドタドタと上がっていき
部屋のドアをバシーンッと思いっきり閉めていました。

当時アパートに住んでいたので、お隣さんに
「〇〇(娘)ちゃん大丈夫?かなり荒れてるみたいだけど。」と
迷惑と心配をかけていました。

しかし、お隣さんは4人の先輩ママさん。
ある程度の理解があったのでとても助かりました。
引っ越した今でもお隣さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

「誰もがほぼみんな通る」と頭ではわかっていました。
しかし、心がついていかないのです。
「なんでこうなんだろう?自分も通ってきた道なのに・・・」と
いつも考えていました。

そんな道を抜けたのは娘が高校1年生の夏のこと。
以前みたいな友達母娘に戻りました。

小学校6年生からだったので、この4年間はとにかく私以外の
家族も大変でした。

今回はそんな時期に私が悩んだこと、私がしたことについて
書いていこうと思います。

私が悩んだこと

定期テスト前でも勉強しなかったこと

これは、思春期ではないお子さんでも多いのではないでしょうか?

娘の場合は、きちんと計画を立てて勉強をしていました。
しかし、思春期に入ってからは全くと言っていいくらい勉強をせずに
夜遅くまで遊び歩くようになってしまったのです。

さすがにこのままじゃ良くないと思って注意をしました。

しかし、娘は無視。
「聞こえているの?」と言うと娘から返ってきた言葉は「うざい」
そしてそのまま自分の部屋へ行ってしまいました。

当然ですが、成績は下がる一方。
三者面談で担任の先生から「このままだと行く所(高校)ないよ。」と
言われても他人事の娘。

どうしたら勉強してくれるのだろうか?
そこで娘と仲の良い友達のママ友に相談することにしました。

「うちの子と同じ塾行けば少しは変わるんじゃない?」

仲の良い友達と同じ塾に入れる事にしました。
そうすると一緒にいられるのが楽しいのか勉強をするように
なりました。

今でもそのママ友に感謝しています。

私が注意するとすごい剣幕で怒る

どんどん生活も態度も悪くなっていきました。
最初はあまり気にしていなかったのですが、気になるようになり
注意をしました。

すると娘は「うざい」「うるさい」「ママには関係ないじゃん」と
口だけだったのが物にあたるようになっていきました。

「それは良くないよ」と言うとさらにエスカレートして物を投げつけて
きて、自分の部屋で暴れるようになりました。

あんなにおとなしくて優しい性格だった娘。
注意しても「わかった」と素直だったのに・・・。

思春期に入るとこんなに変わってしまうなんて思いもしませんでした。

弟に八つ当たりをする

娘には5つ下の弟がいます。
産まれた時はとても喜んで「〇〇の弟なの。かわいいでしょ。」と
色んな人に自慢をしていました。

いつも一緒で仲良しの姉弟でした。

しかし、思春期に入るとそれは一変しました。

何か気に食わない事などがあると自慢だったはずの弟をたたいたり、
酷い時は蹴ったりなど暴力を奮うようになったのです。
足にあざができた事もありました。

その間は娘がリビングに居る時は、息子は外遊びに行かせたり、
別の部屋に行かせるようにするなど対策を取りました。

そんな事があったので、おさまった今も息子は娘を嫌がって
近づこうとしません。

そんな様子を見て私にとって自慢の仲良し姉弟だったので
とてもがっかりしています。

実践したこと

干渉をしすぎない

あれこれ気になってはいましたが、言うと反発するので
なるべく娘を自由にしてよほどこれはまずいという時以外は
あれこれ言ったりなど干渉しない事にしました。

困るのは私ではなく娘自身なのだと思ったからです。

そのせいか上手く娘と距離が保て、私自身も毎日イライラして
疲れていましたがそれが少なくなりました。

主人から注意してもらった

私が注意すると娘は豹変してしまう。
同性同士だからだろうか?
でも何も言わずに放置するわけにはいかない。

悩んだ末、主人に注意してもらう事にしました。
私みたいに反発するのかなって思っていました。
しかし、娘は「わかったよ」と私が拍子抜けしてしまうくらい
聞いてくれたのです。

主人は普段はとても温厚で優しい人なのですが、怒らせると同一人物とは思えない感じになるのです。

やはり娘もそれをよく分かっていたのかなって思ったりもします。

ママ友や担任の先生に相談をした

私が何かしら猛反発する娘。
「うちだけなのかな?」と思って娘と同い年を持つママ友に
相談しました。

すると「うちもよ。もう嫌になる。」「すごい反発するのよね。」と
うちだけではない事が分かって少し気持ちが楽になった事を今でも
よく覚えています。

学校の事は担任の先生に電話したり、直接お会いして相談をしていました。
学校ではそういう事が全くなかったようで担任の先生が話を聞いて
とても驚いていました。

でもとても親身になって一緒に解決策などを考えてくれたので
とても感謝しています。

まとめ

いかがでしたか?

今回は娘が思春期で私が悩んだこと・実践したことについて
書きました。

思春期って接するのがとても難しい年頃ですよね。
きっと実母も私がその時期の時大変だったんだろうなと思うと
申し訳なく感じます。

育児って身をもって体験すると親のありがたみがとても
感じます。

これから遅いかもしれませんが、少しずつ親孝行をしていこうと
思っています。

今では「あの時は凄かったよね。」と私も娘も笑って話しています。
また友達母娘に戻れて良かったなって思っています。

今、その時期のお子さんで毎日苦戦苦闘しているママさん。
反発がすごいかもしれませんが必ず終わりが来ます。
大変だと思いますが周りの力を借りて頑張ってほしいと
私は思います。そして応援しています。