当番制で仕事の内容が毎日変わる職場だったので、責任の重い仕事の当番の日や、自分が指示を出さなければいけない日は憂鬱な気分でした。
また、その日に限って信頼している上司が出張で不在だったり、まだ完全に理解していない仕事を任されたりして不安に思うことも多かったです。
銀行で勤務していたのですが店舗の閉店時間が決まっていたり、伝票の締めの時間が決まっていたり、お客様を長い時間お待たせしてもいけないし、また手形交換所などでは時間に遅れるとペナルティーで罰金があったりもしたので、日々時間に追われる感覚も自分自身の余裕がなくなっていた原因だと思っています。
自分一人ではなく、ペアを組んだパートさんや現金輸送車の運転手さんを待たせてしまったり、私一人のミスでたくさんの人たちに迷惑をかけてしまうというプレッシャーに押しつぶされそうになる日もありました。
それが月末や年金の振込日などの繁忙日と重なると余計に忙しさに追われて心の余裕がなくなったりして会社に行きたくないなと思う日がありました。
通勤電車の中で何度もマニュアルを確認したり、仕事の流れを再度頭の中でイメージしたり、みんなが定時に帰れるように考えていました。
自分が想像していた仕事以外に急に不渡りが起きてしまった
上司が不在時にわからないことがあったらどう解決しよう
自分の小さなミス一つでたくさんの人に迷惑をかけてしまうので、そのプレッシャーで眠れない日もありました。
間違えたらどうしようとか、上司が不在時にわからないことがあったらどう解決しよう誰に相談しようなどマイナスな方向にばかり考えてしまい余計に落ち込んでしまうこともありました。
イレギュラーなことが起こると冷静に対応することが難しかった
自分が想像していた仕事以外に急に不渡りが起きてしまったり、依頼人に連絡がつかなかったりと、イレギュラーなことが起こると冷静に対応することが難しかったです。
また、似たような会社名で株式会社と有限会社を間違えてしまい社内のダブルチェックで気がついたものの大きなミスに繋がってしまいそうだったという事もごく稀にありました。
長時間残業が当たり前になり自分の自由な時間がなくなりストレスや疲労が溜まっていきました
そんな中、頼りにしていた後輩が妊娠や出産を機に産休や育休に入ってしまったりするとますます自分の仕事が増えていき、それでもまた代わりの部下が入ってくるので新人研修などもやらされて、どんどん仕事は増えていくのに人は減っていくので長時間残業が当たり前になり自分の自由な時間がなくなりストレスや疲労が溜まっていきました。
それでも自分が休むと他の人の迷惑になると思い、無理をして仕事をしていましたが日に日に体調が悪くなっていき会社に行きたくないなと思うようになっていきました。
一人で抱え込まずに同僚や上司、思い切って後輩にも相談することが大切だと思います
一人で最後まできっちりと仕事ができるように下準備をしていくことも必要
あとはわからないことや少しでも疑問に思ったことはすぐ上司に相談したりその度にメモをとったりして一人で最後まできっちりと仕事ができるように下準備をしていくことも必要だと思います。
改善していけそうな所や、まねできそうな所は積極的に取り入れるようにしました
違う銀行に勤務している友人がいたので、自分の仕事内容とその友人の仕事内容を比べて、改善していけそうな所や、まねできそうな所は積極的に取り入れるようにしました。
あと実際に私の会社で実践したことは、休憩時間を増やすことです。自分で自由に休憩時間を取るのではなく、決められた時間は必ず休むというもので、その休憩時間に少し心に余裕を持つことで次の仕事も頑張れたような気がしました。
職場の全員で一致団結して助け合ったり、みんなが協力してくれるという安心感
その時に同僚に明日の繁忙日をどう乗り切ろうかとか、定時で帰れたらみんなでご飯を食べに行こうなどと目標を立てて、職場の全員で一致団結して助け合ったり、みんなが協力してくれるという安心感が何よりも支えになりました。
完璧に仕事をこなそうとか、一人でできそうだとか考えずに周りに甘えて助けてもらう事で、緊張感やプレッシャーからも少しは解放されて、今日も会社で頑張ろうかなと思えました。
会社に行きたくない時のまとめ
ストレスや疲労が溜まっていきこのままでは本当にまずいと思い、自分の限界が来る前に早めに勇気を持って休みを申請し、知っている人が誰もいない遠くへドライブや旅行に行くと心が穏やかになりました。
私の場合は静岡に旅行に行き、初めて富士山を見た時とても綺麗で大きくて自分の悩みは小さなものだったなと客観的に捉えることができました。
毎日頭の中が仕事でいっぱいだったのですが旅行へ行くことでリフレッシュできました。
仕事だけが人生の全てではないので少し仕事から離れてみることも大切だと思います。
あとは同僚や仲のいい上司などに仕事の効率化や改善策を提案することです。
会社での不具合やスムーズに進まない案件を人任せにしないで、自分からも働きやすい職場にするために努力していく、いろいろな考えや意見を発信していくなど嫌な事や辛い事こそ前向きに考えていくことで、少しでも会社が好きになると考えます。
また家族や友人に包み隠さず愚痴を思いっきり聞いてもらったり、自分の趣味の時間を大切にすることや、新しい事に挑戦していくこと、習い事を始めたりすることも気分転換になっていいのではないかと思います。
休日にしっかりと体を休めることも大切だと思います。