在宅ワークで保育園を継続する方法




コロナの影響がお仕事に出てるママさんは、少なからず、きっといらっしゃると思います。
かくいう私も、その中の一人です。

私事にはなりますが、こんな状況になる前、二月末までは、私は接客業を三つ掛け持ちして、週5~6日で忙しく働いてました。

しかし、三月に入ると、一つのパート先は休業に入り今も変わらず休業中となりました。
もう一つのパート先は、開店してますが、人件費の関係でパートは皆お休みになりました。
あと一つは、結婚式場のバイトなので、こちらも休業状態。

よって、三つもパートを掛け持ちしてましたが、コロナ流行に伴い、一気に収入がなくなってしまったのです。

さらに、子供たちも、小学校は休校・保育園は登園自粛という状況で、新しく職を探して働こうにも外に出て働ける環境ではなくなりました。

そこで、家で出来る仕事を始める事にしました。
今注目されてる在宅ワークです。

在宅ワークでしたら状況に影響される事なく、子育てしながら働けると信じて、
日々努力しています。

そんなこんなで始まった在宅でのお仕事ですが、一つ、心配な事がありました。
「在宅でのお仕事だと自営業になり、雇用者がいるわけではない。就労証明書などの保育園の継続に必要な書類はどう準備したらいいのだろう。」

このご時世ですので、きっと、私と同じ考えに至って、同じ様に在宅ワークを始める方はいらっしゃると思います。
ですが、在宅ワークでの保育園継続の方法について調べても、中々検索結果がでてきません。

そこで、私の調べた結果をこれからまとめていきますので、どなたかの参考になれば幸いです。

在宅ワーカーママの内情

まずは、在宅ワーカーママの状況を書いていきますので、これから在宅ワークを始めようと思ってるママさんの参考になるかなと思います。

子供が体調を崩しても家で看てあげられる

小さい子ってすぐ熱を出しますし、病気にかかりがちです。伝染病もすぐうつりますし、一年中、何かしら病気が流行ってます。
保育園や幼稚園などの集団生活だと、うつらない方が無理なんじゃないかと思える程です。

子供が病気の時、職場にお休みをもらう罪悪感と、
お休みをもらっても、早く職場に復帰しないととの焦りから、完全に病気が治るまでずっと家で看てあげれないという、子供に対する罪悪感。

どちらにも罪悪感を感じながらお仕事を続けていくのって、精神的にもつらいですよね。

そんな状況でも、在宅ワークだったら、仕事をしながら子供のそばでしっかりと看病してあげることが出来ます。
これって、ほんとうに有難いです。

子供の環境の変化に対応してあげられる

今のような、コロナなどの感染症で学校が休校になった場合。

または、普通の状況でも、小学校に入学したばかりで、環境の変化にすぐ慣れるのが難しい子供さんをお持ちのお母さんなどなど。

子育てをしてる以上、子供の成長や環境の変化によって、様々な対応が求められますよね。

そういった場合、事業主から雇用されてる立場だと、家庭の都合でお休みや遅刻早退を繰り返すのは、周りのスタッフにも迷惑をかけますし、毎回お休みなどをもらうのも気が引けます。

それに引き換え、在宅ワークですと、お客様商売ですので迷惑をかけてしまう事には変わりありませんが、全て自分一人の評価につながる事ですので、全て自分一人の責任になります。

考え方は人それぞれだとは思いますが、自分一人の責任で仕事をするというのも、その線上には、子供の環境に一番寄り添ってあげられるという特典付きですので、他に頼る人がいない立場にとっては、一番納得いく働き方であるといえます。

仕事スタイルは自由

在宅ワークは、パソコンさえあれば始めることが出来ます。
仕事によっては、スマホ一つでも始められます。

会って打ち合わせが必要な仕事ではない限り、外に働きに出る訳ではありませんので、衣服費や交通費もかかりません。
もちろん、制服代や備品代もいりません。

また、大概、家での作業とパソコン上でのやり取りになりますので、わずらわしい人間関係もありません。

割と自由な状態で仕事を進めることが出来ます。

自由がゆえ、自分を律して働くのが苦手な方には、オンとオフのメリハリをつけるのが難しいこともありますが、子育てしているママさんにとっては、隙間時間を見つけて仕事が出来る環境はとてもありがたいと思います。

保育園を継続する方法とコツ

さて、続いては、在宅ワークをしながら保育園を継続する方法やコツなどを書いていきたいと思います!

役場と税務署に問い合わせましょう

お住いの自治体で違いはあると思いますので、まずは、各事業所に問い合わせていただきたいのですが、ここでは、一つの例として、私の住む自治体での保育園継続の流れを記していきますね。

まずは、役場の保育園の担当部署へ、在宅ワークで保育園を継続するのに必要な書類を聞く事から始めます。

私の住む自治体では、
・自営業申立書
・個人事業主としての開業届の写し
は必要書類と言われました。
また、お持ちでしたら、確定申告の写しも必要だという事でした。

開業届は税務署で届けることになると思いますので、こちらの申請の仕方は、お住いの自治体の税務署に問い合わせをすることになると思います。

会社に雇われているわけではありませんので自営業扱いとなることは間違いないです。

手続きに関しての書類作成には、時間を要することもあると思いますので、前もって時間に余裕をもって、お調べになることをお勧めします。

屋号を決めて開業届を出そう

開業届を申請するときには、屋号を書く欄があります。

屋号とは会社でいう、会社名にあたるものです。個人事業の場合、事業の名称や店舗の名前として使用されます。

ちなみに屋号は、なんだかしっくりこないなーと思った時なども、後から変更することもできます。

屋号が決まったら、開業届を出しましょう。

開業届の用紙は税務署のホームページからダウンロードして、事前に記入することもできますので、ホームページをチェックしてみてくださいね。

また、申請の際には、控えとして二部作成してもらっていた方がいいです。
その控えは、保育園の継続申請の時に提出する重要な書類となります。

詳しい方法は、窓口に問い合わせてみてください。

開業届を出したら、あなたは個人事業主として仕事をしているのだと正式に名乗ることが出来ます。

これで、在宅ワークで自営業をしているのだと、役場や保育園に宣言して良い状態になりますね。

在宅ワークで保育園に預ける時のコツ

最後に、在宅ワーカーママさんは、家で仕事をしているという事で、家にいるのに保育園に預ける必要があるの??と保育園の先生やママ友に思われがちです。
これによって、肩身の狭い思いをしてるママさんもいらっしゃると思います。

でももう、肩身の狭い思いをする必要はありません!
堂々と保育園に預けるために、この件についての攻略法をいくつか書いていきます!

①ぼろぼろの服で行く
忙しいとわかってもらう為にわざとボロボロの服で行くと、「身なりにかまっていられない程忙しいんだな」と思ってもらえます。

②ビシっときれいな恰好で行く
たまにはビシっとスーツで行って、「打ち合わせかしら?」なんて思わせます。

③仕事の話をする
今やってる仕事の話をさりげなくして、「こんなに一日中働いているなら、家で見ながら働くのは難しいだろうな」と、在宅ワーカーの状況を理解してもらう。

④屋号の名刺やパンフレットを作る
仕事をスムーズに進める面でも利用できますし、保育園の先生にどんな仕事をしてるのですか?と聞かれた時に、名刺や仕事内容のパンフレットなどを提示する事で、イメージを掴みやすくなるかと思います。

⑤役員やPTAは出来る範囲で引き受ける
在宅ワーカーは家にいるとは言え、仕事をしています。
外に働きに出てるママさんと条件は同じです。
引け目を感じる必要はありません。
でも、家で出来る作業ならと、出来る範囲で役員やPTAを引き受けると、周囲から感謝されますし、仕事内容をアピールする機会も増えます。
そこから知り合った人と、仕事がつながっていく場合もあるかもしれません。
在宅ワークで普段は家にこもりっきりになりがちですし、人脈を広げるという目的の為にやるのも一案だと思います。

と、このような感じで、在宅ワーカーも社会人の一員であり、保育園に預ける必要があるという事を周囲に理解してもらうと、親子で過ごしやすい環境が出来てくるのではないかと思います。

仕事も子育てもバランス良く!

コロナの影響で社会は随分と変化しました。

どうしても会社やお店に出勤しないといけない場合を除いて、在宅でも仕事が出来る環境が、無理やりにでも出来てきつつあります。

そこに不具合を感じる企業もあるとは思いますが、在宅で自由に仕事が出来る環境がこれからも続いてくれると、仕事も多様化出来ていいのではないでしょうか。

それに伴い、私のように、子育てしながら、企業に属さず個人事業主として働いていく立場も、どんどん増えてくると思います。

その際に、周囲の理解がもっと増えてくると、有難いですね。

社会の状況にあまり影響を受けず仕事を続けていくための仕組みを、一人一人が、再度考えてみる必要がありそうですね。

私は、しばらくは在宅ワークをしながら、世間の動きを見守ろうと思います。

いつか、私のように、在宅で仕事をしながら子育てをするママさんの参考になるように、子育てと仕事をバランスよく両立しながら、頑張ってみたいと思ってます。

まずは、開業届を出すために、屋号を決めるところからですが、なかなか良いのが思いつきません^^;
ですが、考え出すと夢が膨らみますね。

これからも、皆さんが社会の流れに乗って、新しいステージに立って、仕事を続けていくことができますように、願っています。