ブラックボードのデザイン!心惹かれる書き方とは?




最近、お店などで見かけることが増えたブラックボード式の立て看板。

メニューやお得なクーポンだけでなく、季節ごとのイベントごとなど記載していると思います。
手軽に書いて、すぐ消せて、お店などの軒先などに置くことで、人の目に触れやすくて、新規のお客さんの獲得にもつながるし、お得なセールなど記載することにより、お客さんのリピートにもつながると思います。

しかし、毎日考えるのは大変で、数か月前に書いたっきり同じ内容を載せているお店もたくさんあると思います。また、雨などが降ると字が消えないまでも汚れてしまい見た目がひどい状態になることもあります。

実際、私もアルバイトをしている時などに使用した経験がありますが、正直、毎日毎日書き直すのも面倒だし、アイディアが浮かばないなんてこともありました。
さらに悲惨なことに、私自身が画力が低かったので、ブラックボードを書くっていうことにストレスを感じていました。

「集客はしなければいけないが、ブラックボードをかくのが苦手、ってより面倒臭い」

さて、どうしたものか。

そんな時、私が失敗から学び、実行した事柄を紹介いたします。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

私が失敗したブラックボードの書き方!

デザインよりメニューを優先させた。

お店で宣伝したいメニューや商品はたくさんあると思います。

「少しでも多くの情報を記載しなければ!」

そんな気持ちで、お客さんからの視線を無視して、自身の店の宣伝をごり押ししていました。
当然絵も苦手なので文字をずらっと並べて、隙間なく埋めていました。
正直これじゃあお客さんからは見づらいし、情報が多すぎて読む気が失せてしまっていたと思います。

季節を選ばないデザインにしていた。

1月ならお正月らしい絵を、12月ならクリスマスなど各季節にはイベントがあると思います。
しかし、私は書き直すのが面倒だったので、イベントなど気にせず、季節に関係ない事柄を記載していました。

例えば「おいしいコーヒーは入れてます」とか「新商品入荷!」などなど。

一見いいかと思われがちですが、お客さんからしたら「ずっと同じこと書いているなー。」くらいの印象でしょうね。というより、真新しさがないので特に印象にも残らないかもしれません。

ブラックボードが汚れてもそのままにしていた。

晴れの日があれば、風の日も、雨の日もあります。

ブラックボードをいくら雨に濡れないところに置いといても、気が付けば汚れています。

特に黒い色はほこりなどの汚れは目立ちます。

「ちょっと汚れているけど文字読めるしいっかー。」

などとお気軽に考えていました。

これじゃいけませんよね。

看板が汚いお店って、なんとなく入りたくなくなるものです。

私が改善したブラックボードの書き方!

書きたいことよりデザインを優先に。

書きたい宣伝、伝えたいメニューたくさんあると思います。
しかし、多すぎる情報は相手に伝わりません。

「これだけは!」っていう宣伝事項を一つか二つに絞って、見易さ、目に留まりやすいデザインに変更させました。

結果、お客さんは「このメニューってどうなの?」「他にはないの?」そんな疑問を持ち、実際店内に入り、スタッフである私たちに問いかけてくるようになり、そこで初めてメニューの詳しい説明や他のお得な商品を紹介する。

お客さんの中に少し疑問を持たせてあげることにより、興味がわき、問い合わせにつながります。

面倒だが季節柄のデザインにした。

最初は凄く面倒でした。おまけに絵も描くの苦手でした。

しかし、季節の事柄を書くことにより、嫌でも書き直す機会が増えます。

これが大事でした。

頻繁に書き換えるため、ブラックボードの汚れもきれいになるし、お客さんにも新鮮な情報と、新しい興味をもたらせることができるようになります。

問題の絵の下手さですが、そう簡単に上手くなりません。当然と言えば当然ですが。。

しかし、この絵の下手さが味になり、お客さんの目に留まることもあります。
たまにカップルや子供たちに笑われることもありましたが、目を引けばこっちのもんです。
印象に残ったということは、宣伝効果があったのだと、勝ったと思えばいいんです。

ブラックボードの心惹かれるの書き方 まとめ

まずは、印象に残す。
次に、興味を持たせる。(疑問を持たせる。)
最後に、店内へ入らせる。(丁寧な接客をする。)

私はこれを念頭に入れブラックボードを書いていました。

お店によって、メニューや商品、お得な情報など記載内容は変わると思います。しかし、根本的なお客さんを店内に招き入れるという目的は同じです。

絵心がある方ない方や、字がきれいな方苦手な方、色遣いが上手な方よくわからない方など、書き手も様々です。
得意不得意は関係なく、それが持ち味だと考え、思い切って書いてみましょう。

大切なのは、お客さんの印象に残し、お客さんの心をキャッチすることです。

ブラックボードはあくまでも、きっかけにすぎません。その後の対応が悪ければお客さんも満足できず、利益にはつながりません。
ブラックボードの横に自身のお店のパンフレットやチラシなどを置いてそこに詳しいメニュー内容や商品の説明など書くのも手の一つです。

「店内に呼び込み、丁寧な接客をする。」結局はこれしかないと思います。
その手段としてブラックボードを使うってだけです。

まずはペンを手に取り、何かを書いてみましょう。
古い情報でなく、新しい情報を一つか二つに絞って。

文字は少なくてもいいんです。

「あれ?これちょっと気になる」

そうなればあなたの勝ちです。