大きな病院は実際どう?大学病院で出産した私の体験談!




妊娠したら、出産に向けて病院選びが必要になりますね。

個人の産婦人科を選ぶかたもいれば、総合病院を選ぶかた。

家の近さやら、入院のときの過ごし方やらを踏まえて、いろんな選択肢があると思います。

ちなみに、私は大学病院で出産をしました。

本当は、はじめは近所の個人の産婦人科に行ったんですが…。

当時治療を受けていたこともあって、そこの大学病院への紹介状を渡されたんです。

つまりは、個人の産婦人科では、出産は不可能な場合もあるということ。

妊娠してから初めて知ったんです。

当然のように、家から近くて便利な個人の産婦人科で産む予定だったんですが…。

まさか自分が大学病院で出産するなんて、まったく考えてませんでした…。

母子手帳をもらうころには、もう早々に大学病院での診察が始まっていました。

大学病院ってことなので、産婦人科のほかにも、ほんとにいろんな診療科があります。

内科に外科に小児科。

眼科に耳鼻科、泌尿器科、メンタルヘルス、循環器内科、胸部心臓外科にそして救命救急とNICU。

などなどなど…。

たくさんのいろんな世代の患者さんがいるわけです。

もちろん、入院病棟にもです。

そして大学の医学部附属ということで、実習の若い学生さんたちもいます。

そんななんだか特殊?予想外な環境のなかで迎えた私の出産体験談をお伝えします!

個人の産婦人科よりも不便なことも…?

かなり待ち時間がある!

一応、毎回の妊婦検診のときには、「何時から検診」と予約を取ります。

…が!もちろんその通りに診察してもらえることはぜったいにありませんでした…。

個人の産婦人科では、ネットで診察状況を見ることができたり、診察の順番が近づいたら電話やメールで知らせてくれるサービスもあるところも多いです。

でも、私が行っていた大学病院では、それはなかったんですよね…。

だから、ひたすら待つしかない!!

とりあえず予約時間に行って受付したら、毎回だいたい3時間は待ちました…。

なので、小説やら漫画やら、とりあえず本を持って行ってひたすら読んでました。

基本は大部屋で母子同室!

全室個室だったり、母子同室じゃないことをアピールにしている産婦人科も多いです。

妊婦さんも、それを重視して病院選びする場合も多いです。

でも、私はそんなこと、まったく知らなかったんですよね…。

そこまで頭が回らなかった…。

基本的には大部屋(6人部屋)のこと。

個室が使えるのは、別料金で空いている場合。

または、リスク出産や出産後の状態が芳しくない場合のみ個室が使えること。

個室を使えても母子同室!

これは最初に調べておけばよかったーと思いました。

分娩は担当の先生じゃないことも…

私が通った大学病院は、診察は担当の先生が基本してくれました。

その先生は優しいし話しやすいし、私は気に入ってたんです。

当然、分娩も担当の先生がしてくれると思ってたんですが…。

どうやら数人の先生が順番に、分娩担当で分かれているようで。

残念ながら私の出産のときは、はじめて見る先生でした。

その先生もいい感じだったのでよかったんですが…。

担当の先生に偶然会えてお礼を言えたのは、出産して3日後でした。

大学病院ならではの入院生活?!

おばあちゃんたちがお話相手に

入院病棟には、産婦人科の患者さんだけじゃないんです。

泌尿器科で入院しているかた。

整形外科で入院されているかた。

とくにご年配のかたが多かったです。

なので、赤ちゃんを連れて歩いているとおばあさんたちが声をかけてくれます。

「お母さん、がんばったね!」

「かわいい赤ちゃんね!」

「うちももうすぐ孫が生まれるのー」

赤ちゃんとふたりで寂しく過ごしていたので、おばあさんたちがたくさん話しかけてくれたのはとってもうれしかったです。

ほかのお母さんたちも赤ちゃんのお世話に必死で、雑談をするなんて雰囲気じゃなかったんです。

おばあさんたちが出産したことをたくさん褒めてくださったんです。

ドラマで観た!ウワサの総回診

私は医療系のドラマが好きで、なかでも医龍はマンガも見たしドラマも観てました。

印象的なシーンの、総回診。

お偉い先生が若手の先生を引き連れて、回診に来るんですが、

まさか本当にやってるなんて!

私の入院中にも来ました。

まさに私は授乳中でしたが、バタバタと看護師さんが入ってきまして、

「ちょっと先生たちが来ます!」と。

いつもの先生が見に来てくれるのかと思ったら、知らない男性の医師たちがずらっと並んできました。

「おめでとうございます」

と、一番お偉いであろう先生から言っていただけましたが、私、授乳中…。

あれがウワサの総回診…。

ほんとにやってるんだーと、なんだか感激すらしました…。

夜の病院を怖がるヒマはない!

私が大学病院での分娩が決まっていちばん心配だったこと…。

幽霊出たらどうしよう!

べつに霊感もないし、ただただ人一倍に怖がりなだけなんですが。

やっぱりおっきな病院ほど、ホラーな話は出てくるじゃないですか。

ネットとかでもよく流れてるし。

夜中にお手洗いも怖いし。

真っ暗な廊下も怖い。

なんて思う暇は微塵もありませんでした!

とにかく赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱい。

むしろ、母子同室でよかったかもです。

寝られるヒマもなければ、おばけを怖がるヒマもない!

普通に夜中にお手洗いにも行けたし、お茶もミルクももらいに真っ暗な廊下も歩いたし。

それより、産後の傷の痛みがひどくてひどくて…。

フラフラに壁をつたって歩く私の姿のほうが、ホラーだったかもです。

学生たちも見学に来るけど…いろんな科かあるのは心強い

大学の医学部附属ということで、まぁすっかり忘れてましたが、当然実習やらで学生さんが来ます。

たとえば診察に一緒に見学に入ったり…。

それも一応、事前に許可は取ってくれるんです。

「男性の学生が実習に来てるんですが、診察は一緒に入らせてもらえますか?」って。

そのときの私は腹部エコーだったので、別にいっかーと思って承諾しました。

さすがに、未来の医師のためとは言え、もし経膣エコーだったら断ってました…。

エコーでお腹の赤ちゃんの様子を見て、この若い男の子(もう私からしたら男性というより、男の子といった印象)はどんな気持ちなんだろうか…。

そして出産当日、ついに分娩室へ!というときに、

若い女性の見学のかたが3人入ってきました。

どうやら看護学校の生徒らしいです。

私は見学の承諾をしたようですが、陣痛のピークだったのでじつは覚えてないんです…。

看護学生といったら、10代後半くらい?20歳くらい?

とにかく若い子たちでした。

夫の立ち合いは頭上で、下半身は見えないようにしてもらっていましたが、その看護学生たちはバッチリ下半身のほうで見学です。

でも、私は初めての出産でそれどころじゃないんです。

ようやく出産が終わって、「おめでとうございます…」とかわいらしい声を聞いたときにハッとしました。

そうだ…。学生さんがいたんだ…。

「なんだかお見苦しいものを見せてしまい、すみません…」と謝ってしまいました。

私が彼女たちの年齢くらいなら、出産に立ち会うなんてもしかしたら倒れてしまうかもです…。

学生さんたちが見学に来るのも、大学病院ならではだなぁと感じました。

それでも大学病院は、万が一のときには救命もあるし、NICUもある。

産後はメンタルヘルスもあるし、小児科もある。

それはとっても心強いと感じたものです。

「じゃあもし次出産するなら大学病院でする?」と聞かれたら…?

「できれば母子同室じゃないところがいいな」と答えるでしょう(笑)