妊娠中のつらさと言えば…！
水も飲めない、または、ずーっと車酔いみたいに気持ち悪いつわり！
そして、経験したことないと言われる陣痛！
このふたつにどうしてもひっぱられます。
いや、ほんとにつわりも陣痛もかなりしんどかったんですが…。
それ以外にも、地味に毎日続くとしんどいと思うことがたくさんある！
それが、私の妊娠中の感想でした。
つわりが大変な妊娠初期さえ乗り越えれば…！
あとは「安定期」と言われているくらいなんで、楽しいマタニティライフが待っているもんだと勝手に思っていたんです。
いや、無知って怖い…。
妊娠中は、安定期と言われている時期はあれど、なにがあるかわからない。
常に身体のなかは大きな変化が起こっている時期です。
そりゃ人間ひとりを身体のなかでつくっているんでそうですよね。
ものすごいことが身体で起こっている！
それが母体に大きく影響してしまうこともあります。
大変なのは入院しなければいけない状況。
点滴をずっとつないで、お手洗いも食事でさえも、ベッドのうえで安静にしなければいけなくなることなんて、めずらしくないようです。
そして、ひどい貧血になることも…。
病院にお世話になるほどの大変な状況にならなくても、普通の生活を送るのがむずかしくなるのが妊娠期間です。
それも妊娠してはじめて、身をもって知りました…。
先輩ママに
「妊娠中どんなことが大変？」って聞いても、
「やっぱりつわりかなー」
この答えが圧倒的に多かったので、そこまで気にしていませんでした。
今回は、私が経験した
妊娠中に地味につらかったこと。
大変だったこと。
小さなことでも毎日積み重なると大変だった、妊娠中のお話です！
地味に毎日つらいと大変…
びっくりするくらい頻尿になる！
妊娠していちばんびっくりしたのは、私の中ではつわりを通り越しての頻尿でした。
つわりはある程度、覚悟していたんですが…。
こんなにお手洗いが近くなるとは全く知らず…。
とくに妊娠後期に入ってからは、夜がとってもつらかったです…。
毎日3回以上は夜中お手洗いへ。
妊娠中、朝まで目を覚まさずに眠れたことはありませんでした。
ただ、これが子どもが3歳を迎えるまで続きます。
きっと夜泣きで起きる練習なんでしょうか。
予想外のお腹の重さ…
安定期に入ってしばらくして、急にお腹が出始めました。
それまでは、「妊娠？してる…かな？」
程度のぽっこりだったのが、一気に妊婦さんへ！
するとお腹が重たい、重たい！
仰向けで眠るのが好きだったんですが、お腹の重さで苦しい！
妊娠6ヶ月に入るころには、抱き枕でお腹を支えないと眠れなくなりました。
もちろん、寝返りだって一苦労です…。
洗い物ができない！？
一気にやりづらくなったのが、キッチン周りの家事です。
まっすぐ正面を向いてキッチンに立てない！
お腹が出っ張ってきたので、洗い物もできなくなりました。
身体を横にして腰をひねって、洗い物とご飯作りをしていました。
ええ、一気にキッチン周りの家事が面倒になりましたよ…。
もともと面倒だと思っていましたが（笑）
慣れるまで、うっかり正面向きに立ってしまい、お腹をぶつけてしまいました。
まだあるつらさ…体験して初めて知ること
胎動でぐにぐにする！
最初は小魚がお腹のなかで跳ねているような、かわいい胎動だったんですが…。
おなかが大きくなるにつれて、かなり痛くなりました。
内臓を内側からぐぐーと押されて、おなかの形も変わってしまいます。
ずーっと押されているとつらいです。
「トントン」とかわいい胎動だったのが、
「ぐにぐに」と痛いくらいになりました。
赤ちゃんの無事がわかるので、胎動はうれしいことです。
それでも後期は、胎動が激しく、痛さで
「うぅ〜」と動きを止めなければいけないこともしばしばでした。
胃もたれがずーっと続く…
妊娠初期からつわりで続いていた胃もたれ。
つわりが落ち着いたらなくなると思っていたんですが、胃もたれは出産までずーっと続いていました…。
つわりが治っても、今度は大きくなった子宮に胃がどんどん押されてしまうんですよね…。
妊娠中にも飲める胃薬を産科から処方してもらって、結局出産までずーっと飲んでいました。
食べたあとじゃなくても、毎日四六時中。
胃がもたれているのはつらかったです。
座っても寝転んでもしんどい…
立ってるとおなかが重たくてしんどい。
かと言って、座っても寝転んでもしんどくなってしまい、どうにもならなかったのが臨月です。
そのころには冬用の布団も、さらにおなかを重たくさせてるように感じました。
眠たくても苦しかったので、横になったり、座ったりを繰り返して眠っていました。
そんな私のとなりでは、びっくりなくらい大きな寝言といびきで、とっても賑やかに眠ってくれていた夫です…（怒）
つわり、陣痛だけじゃない！妊娠中には大変なことがたくさん…
妊娠中でなにがいちばんつらかった？
そう言われたら、
「つわりと陣痛！」
私も間違いなくそう答えます。
だから、妊娠中のつらいことと言えば、やっぱり想像しやすいのがこのふたつ。
ドラマやマンガでもカンタンに取り上げられているから、余計にイメージが付きますよね。
でも実際に妊娠を経験して…。
いや、それ以外にもつらいことはたくさんやないかい！
って感想です。
・夜中に何回も起きてしまう頻尿
・お腹が思った以上に重たい！
・お腹のでっぱりで、生活がしにくい！
・胎動が激しすぎて痛い…
・胃もたれが出産まで続く！
・もうどんな体勢になってもつらい！
なかでも、頻尿と胃もたれはずーっと毎日、四六時中続くと大変でした…。
そして予想外だったのは、
「胎動が痛い」ということ。
赤ちゃんが元気いっぱいでもちろんうれしいことです。
それでも臨月に近づくにつれて、強くなっていく胎動。
ぐぐーっとお腹のなかから押されて、出先で立ち止まってしまうこともよくありました。
（そのたびに、とっても周りのかたに心配かけました…）
妊娠中のつらいことも、ほんっとに人それぞれです。
よく妊娠中の本やネットに、
「足がつりやすくて大変だった」とありましたが、
私はまったくでした。
貧血も、そんなに気になりませんでした。
なので、妊娠中つらかったことも、きっと人それぞれ。
真っ最中のときは大変ですが、
何年か経ってみると、いい経験だったなと思い出になっています。
