毎朝仕事に行きたくない…病気?うつ病?心のSOSの対策・対処法




前日の夜に、明らかな仕事上の自分のミスが発覚…明日会社に行ったら間違いなく上司に怒られる。

あの夜は寝ても寝付けないし、起きても当然仕事なんて行きたくありませんでした。逃げるわけにもいかず、かといって元気よく出勤するわけにもいかず、とにかくいつもの時間にいつものように出勤することで精一杯でした。

朝いちでまずは上司のところに行かないと…と思いながらも、とにかく足が向かず辛かったです。

上司から怒られるのは当たり前です。ミスしたのは自分なのですから。

しかし、私が1番嫌だったことは、関係ないお局様たちに冷たく当たられることでした。

先輩ならフォローしてくれたり、気持ちを上げてくれたり、あえていつも通りに接してくれたりすればいいものを、わざわざ上司に言われたことと同じことを言ってきたり、こちらが怒られている姿をため息まじりに見たり。

「どんまい」のひと言ぐらい言えないものなのでしょうか。先輩に救ってほしいとはこちらも微塵も思っていませんが、関係ない先輩にまでわざわざ怒られることは理不尽すぎてストレスでしかありませんでした。

そんなお局様たちの姿を想像して、ため息をつきながらも出勤するしかなかった自分が哀れです。確かに私がミスしたけど、理不尽でした。

原因になるのは9割9分人間関係がうまくいかないとき

挨拶も返さない、理不尽な言いがかりばかりつけてくる

仕事量が多くても、残業が多くても、人間関係が円滑なら頑張れます。

仕事を手伝ってくれる人がいなくても、「頑張って!」と言ってくれる人、「仕事量やばいよね〜」と共感してくれる人さえいれば頑張れます。

しかし、挨拶も返さない、理不尽な言いがかりばかりつけてくる、派閥を作ってお互いの派閥競争に必死になっている、仕事ができないくせにヘラヘラしている…そんな同僚ばかりの会社には絶対に足が向きません。

派閥競争が激化

実際私が「行きたくない!」と思って休んだ時は、女だらけの職場でのお局同士による派閥競争が激化したときでした。

どちらにも属していない立場を貫いていましたが、関係ない立場の私ですら行きたくなかった。

女同士の醜い争いは大きな大きなストレス

むしろ当事者たちが出勤できていたことが今でも理解できません。男の職場でもこういう悩みはあるのかな、いっそ女のいない職種に再就職しようかなと思うほど、女同士の醜い争いは大きな大きなストレスでした。

女性社会は本当にネチネチしていて嫉妬と自己顕示欲しかありません。

男性社会は男性社会で同じように大変なのでしょうが、私にはあの女社会は辛すぎました。かといって、退職した今も、もし再就職先が同じようなところでもうまくやる自信もまだありません。

長く会社に勤めれば勤めるほど少しずつ心の余裕が失われ

体調不良を装って2日休みました

思い切って、行かない。自分が1日2日休んだところで、多少迷惑はかかっても会社が潰れるということは絶対にないのだから、と、朝起きて思い立って、急な体調不良を装って2日休みました。

その間、会社から遠くでとことん自分の内側のメンテナンスをしました。思い切って隣の県まで行きました。

自分のために2日間を過ごしました

髪を切ったりネイルをしたりはサボりがバレますから、髪はトリートメントをしてもらい、鍼灸のお店に行って、エステに行って、美味しいものを1人でたらふく食べ、温泉に入って、お昼寝をして、好きなDVDをひたすら見て、お酒を飲んで…とにかく自分のために2日間を過ごしました。

会社は潰れていませんでしたし、さすがに2日も休んでいたので、出勤した時は「大丈夫?」と言ってくれる人もいました。

絶対に大事なのは自分の心

表面上かもしれませんが、とりあえずそのひと言がもらえてスカッとしました。私なんか会社にはいてもいなくてもいいんだな、と思えた瞬間、少し心が落ち着きました。

自分の性格的にはもともと責任感が強いタイプではないと思っていましたが、長く会社に勤めれば勤めるほど少しずつ心の余裕が失われ、責任感を持って働かざるを得なくなります。

そんな時絶対に大事なのは自分の心です。会社でも、上司のご機嫌でも、同僚たちの仕事量でもありません。

仕事に行きたくない時のまとめ

行きたくないなら行かなければいいのです。有給休暇も与えられているはずですし、有給休暇を使い果たしていたとしても、なんとかなります。

ちょっとぐらい「行きたくない」と思ったぐらいで休むのは社会人としてどうかと思いますが、自分の心が悲鳴をあげているのに気付かないふりをして働き続ける社会人も、それと同じくらいどうなのかなと思います。

自分を大切にできない人が、仕事を大切には絶対できません。

お客様や対人する相手がいる職種では、その大切なお客様を大切にできません。そんな人は、社会人として半人前だと思います。

そのぐらいの気概を持って、サボると決めたら徹底的にサボり、自分の心をとにかく守る。サボるくらいでは心が守れないなら、辞めてしまう。

会社なんて潰れてしまえばいい。

でもあなたの心は絶対に潰れてはいけないのです。そのことを、甘えだとかゆとりだとか言う人がいても、そんな人はただ古い人間なだけです。

あなたの心が守られるなら、甘えでもゆとりでもなんだっていいんです。だから「行きたくないな」と思ったら、心を守る行動をまず取ってほしい。

心がある程度守られてから、また働けばいいのです。甘えと自己防衛のラインは、大人なら自分でしっかり引けるはずです。