TOEICに過去問はない!過去問に代わるおすすめの勉強方法3選!




TOEICで700点や800点のハイスコアを持っていれば就職や転職に有利と言われています。また、最近では、会社内で管理職になるためにTOEIC600点をクリアしなければならないなど、出世のためにもTOEICが必要、という会社も増えてきました。

でも、初めて受験する人にとっては、TOEICと言っても何から勉強すれば良いのか分からないでしょう。高校受験や大学受験の時は、志望校の過去問を徹底的に解け!と予備校で教わったかもしれませんが、TOEICには過去問がないんです。

安心してください。過去問がなくてもそれに代わる参考書や問題集はありますし、更に短期間でハイスコアを取ることができる効果的な勉強方法もあります。

あれやこれや色々な参考書や問題集に手を出す前に、まずは私の説明を聞いてください。絶対損はさせません。

私は、この勉強方法を実践して、会社勤めをしながら1ヵ月の勉強で650点をクリアしました。更に同じ勉強方法を継続し、1年間の勉強で870点までスコアを伸ばしました。

忙しくてなかなか勉強する時間がとれない、というビジネスマンにもおすすめできる方法です。

実際に仕事をしながら短期間でスコアを上げた私が、自らの経験をもとに、TOEICでハイスコアを取るための、過去問に代わるおすすめの参考書や問題集、そして、過去問に代わるおすすめの勉強方法を3つ、ご紹介します!

TOEICの過去問に代わるおすすめの参考書・問題集は?

TOEICには何故過去問がないのか?

結論的には、TOEICの運営団体である、ETSという団体がそのように決めているからです。一度TOEICテストを受けると分かるのですが、TOEICでは問題用紙への書き込みが一切禁止。更に、問題用紙の持ち帰りも一切禁止されています。

その結果、TOEICの過去問は一切公に出回らないのですが、これは、TOEICテストの難易度がばらつき、平均スコアが大きくぶれてしまわないようにするためだそうです。

そのために、過去の問題を新しい問題に織り込むなどリサイクルしていくことによって、テストのレベルの均一化を図っていると言われています。

過去問をリサイクルしているのですから、過去問の持ち帰りが一切禁止で過去問が出回らないのも納得ですよね。

TOEIC過去問に代わるおすすめの参考書

過去問がなくても十分に勉強はできます。まず、おすすめする参考書は桐原書店から出版されている「はじめて受けるTOEICL&Rテストパーフェクト攻略」です。

TOEICと言ってもテストはテスト。大学の入試問題のように、年によって出題傾向が変わるようなことはなく、形式もレベル感もほぼ同じです。

したがった、問題演習よりも、まずは参考書で、TOEICテストの形式、解くための「コツ」を勉強することが重要になります。

参考書でしっかりとTOEIC攻略の「コツ」を勉強した後に、問題集でその「コツ」を実際に試すことが重要になります。インプットとアウトプット、それぞれを参考書と問題集で実践するのです。

TOEIC過去問に代わるおすすめの問題集

次に、問題集ですが、これははっきり言って、「公式問題集」一択です。さきほどご紹介したTOEICの運営会社であるETSが制作しており、問題の形式、内容も本番とほぼ同じ。

ほぼ同じなのですから、ある意味過去問と変わらないと言っても過言ではないでしょう。

1冊3,300円(税込)と若干値段が高いのが難点ですが、目標のスコアをクリアするのに、何度も受験し、時間とコストをかけることを考えれば、初期投資と割り切って購入しましょう。

現在は第6版まで出版されていますが、どの1~6のどの問題集も同じようなレベルで、どれを買っても構いません。全部買うのはさすがに高い、試験までに全問解く時間がない、という人は、試しに最新の第6版だけでも買って、問題を解いてみてください。

TOEIC過去問に代わるおすすめの勉強方法3選!

【過去問に代わおすすめ勉強法①】参考書・公式問題集を繰り返し解く

ひとつめの勉強方法は上記の、おすすめの参考書、問題集を解くことです。

問題集は一度解くと、問題の内容が頭にインプットされてしまうので、同じ問題を短期間で何度も解くのはあまり効果的ではありません。数冊購入して、時間を開けて2回、3回と解くのがおすすめです。

一方、参考書については同じものを何度も繰り返して読み込みましょう。効率的にスコアを上げるコツが書かれているので、そのコツが体にしみこむまで、何度も読み返すことをおすすめします。

【過去問に代わるおすすめ勉強法②】YouTube

ふたつめはYouTubeです。

最近のYouTubeはすごいです。TOEICに限らず、今、最も素晴らしい学習ツールではないでしょうか。いわゆるユーチューバーと言われる人たちは自身が作成した動画の再生回数が増えれば増えるほど収入が入ります。

再生回数を増やすためには内容が良いものでなければなりません。結果、通常であればお金を払って予備校に行かなければ学べないような内容が、YouTubeで無料で視聴できるのです。

TOEICについてもたくさんのチャンネルがありますので、いくつか見比べてみて、自分が分かりやすい、と思うチャンネルを集中的に見るのがおすすめです。

ちなみに、私がおすすめするのは「TOEICコーチHaruka」さんのチャンネルです。綺麗なお姉さんが優しく教えてくれるので、男性の方であれば、勉強するのがむしろ楽しくなってしまうかもしれません。

【過去問に代わるおすすめ勉強法③】スタディサプリ

みっつめはスタディサプリというアプリになります。

リクルートが出している有料のアプリです。スマホにもダウンロードできます。年会費が29,760円(税抜)かかりますが、月額に直せばわずか2,480円(税抜)。むやみやたらと参考書を買いまくったり、予備校に通うことを考えるとはるかに割安です。

なにより、コンテンツが素晴らしい。リスニングや単語学習は通勤通学、あるいは昼休みやちょっとした待ち時間など、1分、2分の隙間時間でも学習できてしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。TOEICに過去問はありませんが、それに代わる参考書や問題集はしっかりあります。また、YouTubeやスマホアプリなど、令和の時代のみなさんのライフスタイルにあわせた便利な勉強方法もあります。

私が若い頃は、勉強すると言えば、勉強机に向き合って、ひたすら手書きで問題を解いていく、という勉強方法しかありませんでした。音声を聞くのもカセットテープかせいぜいCDです。

その頃から比べると、勉強の仕方も随分と多様化しました。スマホひとつでいつでもどこでも勉強できますし、意味の分からない英単語を調べるのも、わざわざ重たい辞書を引く必要もありません。

繰り返しになりますが、YouTubeやスタディサプリは隙間時間で勉強できるので、通勤通学時に3分、5分と積み上げると、あっという間に一日一時間程度は勉強できてしまいます。

スマホの「ながら歩き」はいけませんが、YouTubeであれば、歩きながら聞き流していても勉強できます。

スタディサプリであれば、スマホの画面で問題演習や単語の学習も出来てしまいます。書店で売っている公式問題集以外の問題集や単語学習帳などは不要です。

TOEICの勉強は決してつらいものではありません。過去問に代わる便利なツールを使いこなせば、働きながらでも隙間時間で勉強し、高いスコアがとれますよ。

高いスコアが取れれば自分に自信が持てるようになります。就職や転職にも有利になります。楽しく勉強し、TOEICでハイスコアを目指しましょう!