皆んなの好きなカレー。隠し味にあれを使うと一瞬でお店の味に!




皆さんはカレーは好きですか?

「大きな鍋で作っても、あっという間に無くなってしまう!」なんて、小さなお子さんのいるご家庭では嬉しい悲鳴をあげているお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

カレーって野菜や肉、または魚介類なんかを一度に摂取することができて栄養バランスも優れているんですよね。

普段は野菜嫌いのお子さんも、カレーにすると不思議と食べてくれたり。お母さんとしては本当に助かる1品です。

と、同時に「今のカレーでも美味しいんだけど、旨みやコクが何か足りないのよねぇ」といった声も多くあります。

カレーの旨みやコクを出すための隠し味に使うものとしては色々あるようです。

チョコレートやコーヒー、ヨーグルト、スパイスなど、皆さん工夫されてるようですが、それでも何かもう一つ足りないと感じているようですね。

それでは、何を隠し味に使えばお店のようなコクと旨味のある味になるのでしょうか。

それをお店に行って聞くわけにもいかないし、どうしたらいいかしら?と思っているあなた。

本当に一瞬でカレーを今の何倍も美味しくしてしまう、とっておきの物をご紹介します!

どうぞ、これを読んでぜひ試してみてください。

それでは早速、見ていきましょう。

旨みとコクにはズバリこれだ!

炒め玉ねぎ

え、炒め玉ねぎでいいの?と思われる方もいるでしょう。

はい、その通りです。

これは、みじん切りにした玉ねぎを1〜2時間炒めたもののこと。

10分や15分ではなく、1〜2時間ですよ。
じっくりと炒めた玉ねぎは、それだけでコクがあり甘味を引き出してくれるのです。

コツとしては、炒めた玉ねぎに更にスライスした玉ねぎを加えてもらうとコクと食感の両方を味わうことができます。

チャツネ

チャツネ、皆さんはご存知ですか?

これはインドの調味料の1つで、フルーツやスパイスを煮込んだものです。

このチャツネ、料理に加えるとあっという間に果実や野菜のコクが出てくれるのです。

特に野菜などは何時間も煮込んでやっと旨味が出ますが、チャツネを入れるとまるで何時間の煮込んだかのような本格的な旨みが出てくれます。

バター

皆さんは「フォンドボー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

高級なカレーに含まれている牛脂のことです。

普段のカレーにバターを加えることで、このフォンドボーの旨みを再現することができるのです。

カレーの鍋1つに対して、バター1欠片が目安です。

普段使われるカレーのルーには小麦粉、サラダ油、ラードが多く含まれているため、バターの使い過ぎには注意した方がいいでしょう。

大事なのは隠し味だけ?

灰汁(アク)をマメにとる

カレーを作る過程で煮込む作業は欠かせませんね。

その煮込みの時に必ずといっていいほど出るのが灰汁(アク)です。

野菜のえぐみや渋み、または肉や魚の臭みの成分が灰汁となって出てきます。

それをマメにとらないと煮汁に溶け出してしまい、臭みが残ってしまいます。

また灰汁をマメにとると雑味が消え、余分なカロリーもなくなるので、出来るだけ細めにとるといいでしょう。

隠し味を入れるタイミング

隠し味のオススメを幾つか紹介しましたが、いずれもカレールーを入れる前、煮込んでる時に入れるのがベスト。

さらに入れてから20分以上煮込むと旨みとコクが出て美味しく食べられます。

手間を惜しまない

カレーを言えば、野菜と肉を切って、サッと炒めて煮込んで、あとはルーを入れるだけなんて思ってませんか?

今まではそうだったかもしれませんが、意外とカレーっておくが深いんですよね。

例えば、最初の炒め玉ねぎは飴色になるまで、とにかくじっくり炒めてから入れる。灰汁をマメにとっておくなど、1つ1つは小さな作業ですが、その積み重ねがあって初めて旨みとコクのあるかれーが出来上がるのです。

面倒かもしれませんが、どれも美味しいカレーの為の大切な作業です。

カレーの意外な楽しみ

さて、カレーの旨みとコクを出すための隠し味を幾つか紹介しました。

皆さんのご家庭ではいかがですか?

実は、私はカレーを作る時に隠し味の他に、密かに楽しんでることがあります。

それは何か?

ズバリ香りです。

カレーってご家庭ごとに味が違って、香りも違いますよね。

ご紹介した隠し味を使って煮込んでいると、何とも言えない鼻先をくすぐるようないい香りがしてきて、カレーにしてよかったなと思える瞬間です。

これは作っている人の特権ですね。

そして食べる頃には言わずもがなカレーの香りに包まれた食卓を家族で囲み、今日あった出来事を話しながらカレーをお代わりする。

何て微笑ましい光景でしょう。

カレーの旨みとコクを出して、お店の味にするのは簡単で一瞬でできるかもしれませんが、美味しいカレーを楽しむ家族の時間は一瞬で出来るものではありません。

今回ご紹介した隠し味以外にも色々と試したくなる物は幾つかあります。

昔からあるのは醤油やソース、コーヒーや赤ワインなどがあります。

「ウチはもう使ってるよ」という方も、ぜひ他のものもご家族に内緒でそぉっと隠し味に使ってみてください。

ご家族の反応を見るのもまた楽しかったりしますよね。

こうして書いてる私も猛烈にカレーが食べたくなってきました。

隠し味に何を使うか…それは秘密にさせてくださいね。