年代:30代
性別:女性
職業:パート
お住まいの地域:埼玉県
私は高校卒業後、妊娠をし専業主婦として子育てと家庭の事を中心とした生活を送っておりましたが、長男が3歳になったのをきっかけに保育園に入園させるため近所のドラッグストアでパートタイマーで仕事をすることになりました。
元々、学生時代はコンビニでアルバイトをしていたためレジ作業と品出しがメインのドラッグストアでの仕事はすぐに慣れるであろうと高をくくっておりました。いざ働いてみると予想通りコンビニより少し広い店での品出しや、簡単なレジ作業。
コンビニのバイトからかなりの年数がたっていて多少のブランクはありましたが、2週間もしないうちに慣れ独り立ちすることが出来ました。
しかし慣れというものは恐ろしい事で、1ヶ月2ヶ月と仕事をしていく打ちに単調な作業にだんだんと飽きてきてしまい仕事に行ってもつまらないと感じてくるようになってしまいました。
この感情に追い打ちをかけるようにレジ作業で過不足を出してしまったり、突然お客様に理不尽にキレられたりと不幸が重なり自分の仕事に関するモチベーションがズルズルと下がってきてしまいました。
しかし、子供を保育園に預けるには最低でも週3日以上か16時間以上の勤務が必要でこんな些細な理由で仕事を休んだり出来なかったのです。
入社が一番遅かった私は毎日のようにレジ作業しか出来なくなってしまった
仕事に対しての気持ちががなりネガティブ
仕事に対しての気持ちががなりネガティブになっていた時さらに、私が仕事を続けていく上で全くモチベーションを上げていくことの出来ない事が起こったのです。
それは、今まで交代制で品出しとレジを行っていたのが店長が代わり年功序列で入社したのが早い人から品出しをするルールに変わり入社が一番遅かった私は毎日のようにレジ作業しか出来なくなってしまったのです。
公平ではないこのルールに苛立ちました
ただでさえ単調なレジ作業に飽きてきていてモチベーションが下がってきているのに毎日レジに入ることを想像すると公平ではないこのルールに苛立ちました。
しかし、一緒に働いている方は私より一回りも二回りも年上のパートさんで皆さん10年以上この店で働いているベテランの方達だった為私が抗議できるわけでもなく、なすすべのないまま甘んじてこの状態を受け入れることしか出来ませんでした。
それから約4年間ほど私は有無を言わず出勤の日は1番レジとして毎日朝から昼過ぎまでレジ打ちをしておりました。
子供や主人に八つ当たりで怒ってしまったり
この4年間は品出しなどはほぼ行うことなく、私が出勤していれば私がレジをやっていればいいという雰囲気に心底腹がたっていました。
私はここの店の求人を見たとき、レジ作業と品出しと書いていたから応募したのにレジしかやらせてもらえないと言うことに抗議したかったのですが、相手は40代50代のベテランパートさんと言うことでなすすべなく、我慢するしかなかったのです。
こうして私の仕事に対するモチベーションや情熱はどんどん無くなり仕事の前日は嫌だという気持ちから来ているのか倦怠感、落ち込んだり、子供や主人に八つ当たりで怒ってしまったりと全くいいことがありませんでした。
子供を保育園に預ける上では働かないと預かってもらえない
一から仕事を覚えることも面倒
仕事には行きたくなくて仕方なかったのですが、子供を保育園に預ける上では働かないと預かってもらえない。
だからといって新しいところでまた一から仕事を覚えることも面倒。どうしようと思ったとき、ヒントをくれたのは家族でも、会社の仲間でもない【お客様】でした。
レジは混み合って忙しい時間もあれば、ものすごく暇な時間があったりとこのギャップでやりたくないなーと言う気持ちになっていたのですが、暇なとき常連のお客様が何気なく話しかけてくれたのです。
日常会話から仲良くなりお互いの悩み相談
午前中というのは、年配のお客様が多いのですがとてもお話好きの方が多く、男女問わず声をかけてくれるのです。
天気の話や自治ニュース、旅行に行く話や時には私の悩み事など。少しの日常会話から仲良くなりお互いの悩み相談まで。
店員とお客という垣根を越えて、プライベートの買い物でたまたま会った時にもお話ししたりとあんなに嫌だなーと思っていたレジ打ちがお客様と挨拶と少しの会話などで、嫌だから楽しみに変わりました。
レジ業務に対する考えが少しずつ変わっていきました
お客様も私の顔を見るだけの為に買い物をして行ってくれたり、顔を覗いてお話ししてくれたりと私目当てで来ているんだよ、と言ってくれるお客様もいて私のレジ業務に対する考えが少しずつ変わっていきました。
レジはお店の顔だと思いお客様一人一人に対しての対応、行動などよく考えて行うようになりました。
仕事に行きたくない時のまとめ
私の場合、そもそも入社した時の約束と違うと言うことが自分自身のモチベーションを下げやる気を無くしていったわけですが、本来全て約束通りに仕事が出来ることの方がありえないのかなーと思いました。
そんな時でも、自分が何をやるべきかを見失わないことが大事だと思います。
仕事に行きたくないときは色々理由があると思います。
体調が悪い、毎日同じ作業に飽きた、人間関係が嫌だなど。しかし、どんな仕事にも自分がどう向き合うかで単調な日々か変わってくるのではないかと思います。
仕事でも日常生活でも全く同じ日はありません。
仕事に行きたくない日、そんな日は目標を1つだけ立てて出勤してみる。自分にノルマをかけモチベーションを上げる。
達成するべく考え行動に移す。そして、仕事が終わったら自分にご褒美をあげる。
人間嫌なこと、ムチばかりではモチベーションは下がる一方だと思います。
私は、どんなに仕事が嫌でも毎日自分に目標を課してレジ打ちをしていました。
そして仕事が完全に終わる金曜日は爆発デーと称し、深夜遅くまで遊びまくる。
これがいいストレス発散で1週間の鬱憤を晴らし、次の1週間を待つ儀式みたいになっておりました。仕事に行きたくないとき自分なりのストレス発散方法を見つけておくのも大切なことだと思います。