お母さんを不安にさせるイベントのひとつ、1ヶ月半検診。
子どもの発達面を診てもらうために、まるで試験のように感じるんですよね。
我が子は1ヶ月半検診で、発語の遅れがあるかも…と療育を勧められました。
でも、我が子の場合は強制ではありませんでした。
「こんな集まりがあって、集団でいろんな活動をするんですが、よければどうですか?」
と、フランクな感じでした。
療育と聞くと、やっぱりずしっと気持ちが重くなりますよね。
心配で不安でいっぱいです。
でも、私は迷わず「参加します」と即答しました。
その気になる療育の内容を、今回はお話したいと思います。
療育と言っても、年齢や地域によっていろんな内容があると思うんです。
なので、あくまで当時1歳児クラス(週1回だけのクラスでした)の我が子の場合の内容だと思ってください。
また、1ヶ月半検診の内容や検診基準も、自治体によって多少異なることと思います。
これはあくまで、当時私が住んでいた自治体での体験談です。
そのことを踏まえて、かるーい気持ちで読んでみてくださいね。
1ヶ月半検診を不安に思ってるお母さん。
検診内容で心配があったお母さん。
へー、そんなこともあるんだ〜
と、気軽に見てみてください。
療育はお母さんも一緒に楽しめます!
リトミックで親子で遊べます!
リトミックってなに?!
って、最初はわからなかったんですが…。
みんなで円になって音楽に合わせて楽しく周ります。
ぴょんぴょん跳ねてみたり、おんぶしてみたり、お馬さんになってみたり…。
みんなで合わせていろんな動きをします。
もちろん、我が子は最初はだっこばっかりでした。
でも、他の子が楽しそうにしているのを見て、そのうちひとりで歩いて参加できるようになりました。
結構お母さんも体力を使います。
天気がいい日はお散歩に
お散歩に行く時間もあります。
近くの公園まで、みんなで列になって歩きます。
公園では、滑り台をしたり、どんぐり拾いをしたりして自由に楽しみます。
やっぱり外に出ると、子どもたちはうれしそうなんですよね。
30分くらい外にいるので、大人もいいリフレッシュになるんです。
なかなか子どもにかかりきりで外で遊ぶこともないので、いい時間になっています。
天候がいい時期は、とくに気持ちいいですよー。
うれしい!おやつもあります
お腹も空いてきた10時半ごろに、うれしいことにおやつの時間もあるんですよね。
支援学校から、栄養士さんが運んでくれます。
もちろん、栄養たっぷり!
手作りおやつです!
机を拭いたりの準備も、メインは全部子どもたちがします。
お母さんたちはサポートです。
我が子はおやつの時間で、コップを使えるようになりました!
みんなが使っているのをマネして、とっても上手にできるようになったんです!
もちろん、いい習慣もつけられる!
おやつのあとは歯磨きの時間
おやつを食べ終わると、歯磨きの時間もちゃーんとあります。
自分たちでゴシゴシしたあと、お母さんが仕上げ磨き。
食べたあとは歯磨きする。
その習慣がつけられます。
普段は仕上げ磨きをかなり嫌がる我が子。
それでもみんながお母さんたちにしてもらっているのを見て、短い時間ですが仕上げ磨きができるようになりました。
泣き喚いて嫌がっていたころとは大違い!
うれしいものです。
トイトレの準備もできる!
子育ての難関のひとつ。
トイレトレーニング!
それがトイトレです。
おむつを外すために、2.3歳ごろから取り組む家庭も多いですよね。
どうすればいいのかわからない…。
でも、トイトレの準備もしてくれるので安心です。
決まった時間になったら、みんなでお手洗いに行きます。
そして、出る出ないに関わらず、一旦おまるに座ってみるところから始めるんですよね。
もちろん、出なくても大丈夫!
トイレに行って、便座に座る。
この練習から始めてくれるんです。
絵本の読み聞かせでメリハリ
歩けるようになると、やっぱり子どもって、びっくりなくらいに動きっぱなし!
とにかくガサガサ、じっとしない。
でも、集団に入ると、活発だけではむずかしいんですよね。
動くときは動く!
座らないといけないときはちゃんと座る!
そのための、おやつの時間と絵本の読み聞かせの時間があります。
おっきな絵本で子どもたちも興味津々。
それでも興奮して立ち上がります。
先生に「すわろうねー」と何度も声をかけてもらい、ちょっとずつ、「話を聞くときは座る」ということを学んでいくんです。
まるで幼稚園の練習みたい!集団行動に慣れることができる!
療育にはじめて通ってみて、
「あー、きっと幼稚園ってこんな感じなんだなー」
と、改めて私の気持ちの準備をすることができました。
・出欠をとって朝の準備をする
・遊んだおもちゃはみんなでお片付けする
・外で思いっきり身体を動かす
・歯磨き、手洗いうがいをする
・おやつの準備をしてお片付けする
・決まった時間におトイレに行く
・座ってお話を聞く練習をする
大人は当たり前のようにしていることですが、未就学児はこれからだんだんと練習していくんですよね。
もちろん、はじめっからうまくはいきません。
根気よく先生が声をかけてくれて、できたらたっくさん褒めてくれます。
そんななかで、我が子も少しずつ話せる単語が増えてきました。
イチゴや花の色も言えます。
テレビで大人気のキャラクターの名前も言えます。
そして、自分が探しているものを
「どこー?」と言えるようになりました。
ほかはほっとんど宇宙語です。
同じくらいの月齢の子は、
「あした、いっしょにいく?」
「なにしてるの?」
と、とってもしっかり話します。
お母さんたちも、意思疎通ができるようになって、だいぶ楽になったといいます。
周りの子と比べてしまって、落ち込むことだってたくさんあります。
だって私も人間ですから…。
でも、赤ちゃんだった我が子が
「おいしい」とご飯を食べて言ってくれる。
それだけで、私たちにとってはとーっても大きな進歩なんですよね。
もどかしくもありますが、ゆっくり焦らず、子どもの成長を見守りたいですよね。