パワハラ発言をする上司には厚生労働省に行きますよ?が効く!訴え方や対処法




私は転職してタクシー運転手になりました。
入社して直ぐに体調を崩してしまい、2日ほど休みを頂きました。

3日目にはなんとか復帰して出勤しましたが、また体調を崩してしまい、またお休みを頂きました。

普通の事務職であれば体調が悪くても出勤しますが(以前OLをしてた時は出勤してました)タクシーは人の命を預かる仕事ですので、やむなくお休みをいただいておりました。

休みをいただいた初日からそうだったのですが、電話をかけると3人くらいで電話をたらいまわしにするんです。

1人につき10分くらい、それを3人もするんです。

体調が悪くて休みの電話を入れているのに、無駄な時間を取られることに凄くイライラしました。また、何で休むのか、どうしても出られないのかと食い下がられますが、そもそもタクシー運転手は完全歩合制で休めば私の給料がへるだけでほぼ迷惑はかけないのに何でそんなに食い下がるんだとイライラしました。

それだけではなく、休んだ日は必ず何度か電話が掛かってくるんです。私は朝に欠勤の連絡を入れているので、それ以外の電話に出る必要性を感じられなく、朝以外の電話は出ませんでした。

ただ、はじめの1回は出ましたが「明日出勤しなければ家にいく」という脅しの電話でした。

体調がどんどん悪化して、連休を頂きました。ただ、病院にいきたくても保険証がなくいけませんでした。保険証に関しては、賭け損になるからまだ渡さないと入社初日にいわれました。この時点で嫌な予感はしていました。

連休中にはじめての給料日を迎えました。同棲しているパートナーに、通帳記帳をお願いしましたが、結果記帳分はなく、給料は振り込まれておりませんでした。2日待ってみましたが結局振り込まれず、会社に電話をしました。

すると、手渡しするから取りに来てといわれました。取りにいくのは100歩譲っていいとしても、それを給料日を2日も過ぎて、こちらから確認するまでいわなかったことに衝撃を受けました。

それをいうと、「電話にでないから」といわれました。確かに朝以外の電話が掛かってきても出ませんでしたが、朝は必ずこちらから電話をかけていました。最終的に口論になり「取りにくるまでは絶対に払わない」といわれ電話を切られました。

体調不良で休みをもらった事が始まり

休みをもらうたびに嫌な事をいわれ

原因は、私が体調不良で休みをもらった事が始まりです。

そもそも、完全歩合制のタクシーにもかかわらず、なぜ休みをもらうたびに嫌な事をいわれたり、長時間電話をされられたりするのだろうかと考えました。

入社時に、ほとんどのタクシー会社は入社祝い金というものを出しています。ただ入社祝い金と言うのは言葉だけで、実際はただの貸付金なのだと入社初日にいわれました。後に返すのが決まりなのだそうです。

しかし、2年以上続ければ返す義務がなくなるというものでした。

連絡を断ち切ってバックレる

私も例外なく入社初日にこのお金を受け取っています。
恐らく会社側は、私がこのまま休み続けて、最終的には連絡を断ち切ってバックレると思ったのでしょう。

もちろんそんなつもりは微塵もありませんでした。
健康保険証を直ぐにくれていれば、病院にも行けましたし、仕事への復帰もある程度直ぐにできたと思います。

無性に腹が立ちました。

私の憶測でしかありませんが、お金を借りたままバックレると勝手に思われていることに無性に腹が立ちました。

だったらはじめから祝い金制度なんて設けなければいいんじゃないか。

呼び水としてそんな制度を設けているのだから、お金が戻ってこないんじゃないかと不安に思うのならはじめからやらなければいいのにと思いました。

電話で口論した上司を、労基にくるよう労基の方が呼び出してくれました。

会社側が負けるのは目に見えている

電話で口論になり「取りにくるまでは絶対に払わない」といわれた際、「じゃあ労基にいってもいいですか?」とききました。

相手もヒートアップしていて後に引けなかったのでしょう。全然良いですよ!!!と叫ばれ電話を切られました。

給料日に働いた分の給料を払わない

給料日に働いた分の給料を払わないなんで、どう考えても会社側が負けるのは目に見えているのになんて愚かなんだろうと思いました。

私はタクシーではめずらしい20代の女性で、普段は大人しいタイプです。相手もまさか本気で私が労基に行くとは思っていなかったのでしょう。

私は本当はめちゃくちゃ気が強く負けずぎらいですので、体調が悪くてもそのまま労基へいきました。

数日後、電話で口論した上司を、労基にくるよう労基の方が呼び出してくれました。

給料を払っていないという非を認めているらしく

後に電話で聞いたことですが、上司はしおらしくなっており、私の事を心配していると言っていたそうです。

また、貸付金が帰って来るか心配だったので、取りに来るようにいったともいったそうで、私の予想が当たっていて凄く怒りを覚えました。

給料を払っていないという非を認めているらしく、振り込みますとも言っていたそうです。結果、数日後には働いた分、私の通帳に給料が振り込まれました。

パワハラ体験談のまとめ

まず、会社に入る時点で、どういう会社なのかを徹底的に調べることが大切だと思いました。

ホームページには基本良いことしかかいてありません。

私が今回体験したエピソードの中にでてくる「入社祝い金」についても、ホームページでは貸付金だとは到底思えないような書き方をしていました。

赤文字ででかでかと「入社祝い金支給します!!」と書いてあり、黒文字で凄く小さな字で社内規定ありと、背景の青色にほぼ同化してあまりみえないように記載してありました。

入社してから、なんかイメージしていた雰囲気と違うなとならないためにも、事前リサーチがとても大切です。

実際にいってみて、会社から出てきた社員に社内の雰囲気や待遇などを聞いてみたり、実際にお客さんとして利用してみたり、、、。長く勤めたいのであればそれに比例して、自分自身でリサーチして以下なければならないと思います。

私は今回、この件で会社への信頼が一気になくなり、すぐにやめました。

パートナーとも同棲していたのでお金の心配もなく、次の会社もすぐに見つかったので良かったのですが、どうしても金銭的な状況で辞められない状況の人は、パワハラをうけて信頼関係がなくなっている会社で、働き続けないといけないと思うので、最初のリサーチを頑張ってほしいです。