絵本を読んでくれない子ども…どうしたら絵本好きになる?




子どもに絵本の読み聞かせをしましょう。

そんな言葉。

育児書でよく見たり、子育て講座とかでよく聞いたりしませんか?

そう言われると、

「子どもに絵本の読み聞かせをしなければ!」

そう思うお母さんもとっても多いんです。

もちろん、私もそう思ってます。

とにかく子どもに絵本を読み聞かせなければ!!と。

でも、こっちが必死に読み聞かせようとすればするほど、子どもは聞いてくれない。

そうなると、大人と子どもの絵本に対しての熱量が違ってくるんですよねぇ。

そして、結局は大人がイライラしちゃう。

なんで聞いてくれないの!

絵本読まなきゃいけないのに!

そうなりませんか?

私も絵本にたいしてかなり悩んでます。

そして、保健師さんに相談したこともあります。

今回は、私が保健師さんから聞いて、

なるほど〜と思った、絵本についてのお話です!

なんで絵本読んでくれないの?!

絵本の読み聞かせしなさいって言われてるのに!

ほかの子はちゃんと絵本読んでるのに!

ほかのお母さんは絵本読み聞かせしてるのに!

そんな悩んでる、焦ってるお母さん!

めっちゃめちゃ過度に、心配しすぎなくて、大丈夫ですよ〜。

そんなお話をどうぞ!

絵本も子どもにとってはおもちゃの一部

まずは絵本を手に持つところから

子どもって、絵本を「読むもの」とはわかんないそうなんですって!

そりゃ考えてみれば納得ですよね。

私たち大人は当たり前に思っていることが、子どもは初めてでいっぱいなんですから。

絵本もそのひとつですよね。

なんか平べったいものがあるぞ?

と、まずは手に取ってみるとこから子どもはスタートです。

本を開ける。

なんてことはまだ先。

まずは興味をもって、

なんか四角いのがあるなぁ…。

から、子どもは始まります。

すぐに取れる場所に絵本を置く

子どもがぐちゃぐちゃにしちゃうから…。

子どもの手の届かないところに本を置いている家庭も多いそう。

うちもそうでした。

だって、本にラクガキはするし、かじるし、やぶるし…。

でも、絵本は子どもがすぐに取れるところに置くほうがいいんだそうです。

それなら子どもも、より身近に絵本を感じますしね!

図書館で借りた本などは、手の届かないところに置いて…。

あとは子どもに好きなようにしてもらいます。

ただし、キレイなままでは保存できないことを覚悟してください(笑)

振り回して遊ぶらしい

絵本振り回さないで!

危ないよ!

お友達が近くにいると、もちろん危ないので注意は必要ですよね。

でもこの絵本を振り回す行為。

子どもは絵本で遊んでるんですって。

これ、なんだろー?

って興味が出て、持ってみる。

なんとなく振り回してみる。

そういや、赤ちゃんのおもちゃってマラカスみたいな振り回すのが多いですもんね。

そのときの名残…?

絵本を振り回すのも、もちろん悪気はないですよー。

絵本に興味が出ている段階のひとつだそうです。

だんだん絵本で遊ぶのが楽しくなる?

めくれるようになった!

絵本がめくれるようになるってことは、手や指が細かく使えるようになってきたってことだそう。

たしかに、ページをめくるには、指でつまんでめくりますもんね。

まだ、子どもは「絵本は読むもの」とは思ってないんだとか。

なんだこれ?

なんだかペラペラできるぞ。

それに、絵があるぞ。

こんな感じでとにかくページをめくることに必死になるそうです。

子どものめくるペースに合わせる

こっちはせっかく読んでるのに、ペラペラページを子どもにめくられたら…。

もう!まだまだめくらないで!

だんだん、だんだん、イライラしてきませんか?

そんなとき、子どもがめくったページに描いてある絵を言えばいいんですって!

「あっ!りんご!」

「わんわん!食べてる!」

絵本の通りに読まなくても、物語になってなくてもいいんだそう。

子どもは絵本をめくると絵が変わるのが、楽しいんだそうです。

絵本をめくるたびに、お母さんがなんか言ってるぞ?

子どもがだんだん不思議に思ってくるそうです。

だんだん理解してくるらしい

もしかしたら、どうやらお母さんはこの絵のことを話してるのかも…。

子どももだんだん、そうわかってくるんだそうです!

言葉を覚えるようになったら、いろいろなことがわかりますもんね。

そうしたら、

あっ、お母さんは絵本を読んでくれているんだ!

ってわかるんですって。

ただし、「絵本は読むもの」とわかるまでの期間って、かなーり個人差があるようなんです。

それをちゃんと理解しておきたいですね。

絵本を好きになる時期はそれぞれです!

大人になっても、本が好きな人もいれば、

活字を読むのが苦手…って人もいますもんね。

私も活字は苦手です。

大人でも好き嫌いがあるんで、子どももあって当然です。

今日は絵本読んでほしい気分だなぁ。

いや、今日はほかのおもちゃで遊びたいなぁ。

子どもだって、こんな日があって当然だと思いませんか?

だって生きてるんですから。

でもお母さんたちは、

「絵本を絶対に1日1回は読んであげなければ!」ってなるんですよね。

とっても気持ちがわかります。

私も初めての育児で、わけもわからず、

とにかく言われたことをしなければ!

って思ってますから…。

でも、子どもには子どものペースがあったり、

子どもの気分もあるんですよねぇ。

そして、子どもとのギャップで、「せっかく読んであげてるのに!」

ってなるんですよね〜。

しっかり物語として絵本の読み聞かせをするのは、

子どもが絵本を読んでと持ってきたときでもいいんだそうです。

そう考えると、とっても気持ちが楽になりました〜。

我が子は今はまだ、ページをペラペラめくるのが楽しい時期みたい。

たまーに、「わんわん!」と

絵本に描いてある絵を言葉に出しますよー。

そして私も、「そう!わんわん!」

「走ってるねー。かわいいねー!」

と、ラフに返事します。

さあ、今日こそ読み聞かせを!

と、気構えて絵本を持つこともなくなりました。

いつか「これ読んでー」

と、我が子が絵本を持ってきてくれるのを

楽しみに待とうと思います。