お子さんの名前はどのように決めたの?




お子さんに一番最初にプレゼントとしての贈り物。
そして一生涯使う大切な「名前」

お子さんのいらっしゃるママさんは
どのように名前を考えて決めましたか?

マタママさんはお子さんの名前って
考えていらっしゃいますか?

そこで今回は
「お子さんの名前はどのように決めたの?」ということで
書いていきたいと思います。

名前って簡単そうで意外と難しいんですよね。
使えない漢字があったり苗字とのバランスを考えたり・・・。

我が家の2人の子どもの名前が決まるまでに
結構時間がかかりました。
主人がうるさくて(笑)
なぜかは主人が名前にこだわる理由でわかります。

初めてのプレゼントそして一生涯使うので
軽い気持ちで簡単には決められないですよね。

そんな時に
「他のママはどうやって決めているんだろう?」
と頭に浮かび雑誌などで調べたりしました。

皆さん産まれてくるお子さんの名前を色々と
工夫して考えているんだなって思いました。

マタママさんはこれからですよね。
先輩ママさん達はどのように決めているのか
気になりませんか?

先輩ママさん達はどのように決めているのか?
そして私が2人の名前が決まるまでの事などを
これから書いていきたいと思います。

名前で最も重視した事、そしてその理由は?

響き

名前は書く以上に口に出して呼ばれる事が多いです。
なので響き、音、リズムを理由に決めたというママさんがいます。

名前の響き1つで堅くなったり柔らかくなったりイメージも
変わってきますね。

「2020年ユーザーが選んだベスト・オブ・赤ちゃんの名づけ」
のランキングで男の子の第1位は「悠斗(ゆうと)」君。
やはり「優しい響きだから」という理由が多くありました。

女の子第1位の「美桜(みお)」ちゃんも
「柔らかい響きで可愛らしい」という理由が多くありました。

画数・姓名判断

画数にこだわった理由は
名前は一生ものだから悪いより良い画数の方が良い、
ご両親、ご主人など周りが画数を気にしていた、
画数が良くないと何かあった時にそのせいにしてしまいそうと
思ったママさんもいます。

※画数を考えながら名前をつける時のポイント
〇苗字との吉凶数を割り出してその画数に合った名前を考える。
〇つけたい名前の候補を挙げてその名前に沿った画数の漢字を
 あてはめてみる。
〇一旦画数は置いてつけたい名前の候補を漢字で挙げそれから
 画数を調べて見る。

姓名判断にこだわった理由は
名前の候補を絞る手段、
子供が将来姓名判断をした時に良くない運勢だと悪いからと
思ったママさんもいます。

※姓名判断で気をつけるポイント
姓名判断は色々な流派があるので運勢が異なる場合が
あります。
あくまでも参考程度で苗字との兼ね合い、字画、響きを
優先して名付けると良いです。

イメージ

漢字の意味とイメージでつける先輩ママさんも
います。

〇優しい、穏やかなイメージ
温→あたたかい、やさしい 暖→あたたかい
優→やさしい、すぐれる  佑→たすける
悠→はるか、ゆったりする 寧→おだやか、やすらか
侑→すすめる、たすける

〇色のイメージ
蒼→あおい、あおあお 葵→あおい、ひまわり
絢→あや、うつくしい 彩→いろどり、うつくしい
朱→あか       碧→あおい、みどり

〇賢い、頭が良いというイメージ
慧→さとい、知恵   聡→さとい、かしこい
俊→すぐれる     聖→ひじり、きよやか
博→ひろい、おおきい 伶→かしこい、さとい

〇大きな夢のイメージ
希→ねがう、まれ   夢→ゆめ
望→のぞむ、ねがう  志→こころざし
心→こころ      未→まだ

〇おしゃれなイメージ
凪→かぜがやみ波がおだやかになる
翠→草や木の葉のような色
琉→琉璃という玉に使われている漢字
雫→水や液体のしたたり
颯→風がふく
奏→音楽が奏でる

我が家の場合(娘編)

名前を決めるって大変!!

娘がお腹にいるのがわかったのは
とても寒い冬の時でした。

嬉しさ半分不安半分だったのを今でも
よく覚えています。

名前を考えないといけないけど介護職員として
日勤も夜勤もこなしていたのでなかなか時間が
ゆっくり取る事ができずにいました。

休日に育児雑誌を読んだり付録でついてくる
名前の本を読んだりしましたがなんだかぱっとしないし
「これだ」っていう名前もなく・・・。

母に「私の名前決めた時どうしてた?」と聞いたら
「おじいちゃんがつけたからわからない。」と一言。

さてどうしよう。
顔見てから決めたというママさんもいるし
焦っても良い名前をきっと付ける事はできないだろうと
思いました。

「名前を決めよう」と思った出来事。

そんな日を過ごしていたある日。
どうも体調が優れない。
妊婦が飲める薬は限られているので
総合病院へ行きました。

「風邪でもひいたかな」と思って内科へ。
診察を受けると医師が「うちではないな。」と一言。
「またお呼びするので待合室でお待ちください」と
看護師に言われ待合室で待っていました。

うちではない!?どういう事!?
この体調の悪さは風邪じゃなかったら何だろう?
不安に駆られていました。

そして呼ばれたのは整形外科。
「なぜ?」と頭がグルグル回っているうちに
診察が始まり症状を話すと医師が
「ちょっとそこのベッドに横になって。」と。

ベッドに横になるとなぜか整形外科なのに肛門に指を
つっこまれ「ここ痛いでしょ。」と医師。
痛いので「はい。そこが痛いです。」と私。

ベッドから起き上がると「虫垂炎だね。盲腸だよ。」と医師。
えっ!?盲腸!?
確か盲腸ってお腹が痛くなるはず・・・。
「お腹の痛みはないのですが盲腸なんですか?」と聞くと
「痛みが出ない人もいるんですよ。」と医師。

「オペの用意して。入院ね。」と医師。
オペって・・・入院って・・・。
カルテを見て「君は妊娠しているんだね。何ヶ月?」
「妊娠3ヶ月ちょっとです。」と答えると
「一応産婦人科医にも伝えといて」とどんどん看護師に
指示を出す医師。

診察室を出て実家と主人に連絡。
「本当に!?」と母も旦那もビックリ。

入院病棟に案内されて病室へ。
「硬膜外麻酔をするので後で麻酔医師が来ますので」と
言って立ち去る看護師。
妊娠中なのにオペって・・・。大丈夫なのか・・・。
麻酔医師が来て硬膜外カテーテルを入れてもらいました。

そしてオペが始まりました。
下半身だけ麻酔がかかっているので会話ができます。
「大丈夫なのでしょうか?」と不安をもらすと
「使う薬によっては赤ちゃんに影響が出るかもしれないけど。」
と医師。

赤ちゃんに影響がでるかも!?
後で父と主人から聞いた話では
使った薬の影響で脳にもしかしたら異常が出るかもしれないとの事。

どうしよう。
いつまたこういう風になるかわからない。名前つけなくちゃ。
その時に浮かんだのは「歩」と言う漢字。
みんなと一緒に人生を歩んでほしい・・・そう思ったからです。

結局決まったのは?

妊娠9ヶ月になり保育園を探し始めたのですが
ことごとくダメで続けたかったのですが退職へ。

日々追われていた生活からのんびりな生活。
最初は慣れるのに大変でした。

そして時間もできたので子供の名前を考える事に
しました。
あてはめてみるけど「これだ」っていう名前が決まらず。
しかも旦那が画数にこだわる人なので余計に・・・。

臨月に入りまさかの妊娠高血圧症候群と診断。
塩分を控え運動をしているけどなかなか検尿も
血圧も良くならない。

そして38週に入った時に
「羊水も赤ちゃんの体重も減っているので明日出しましょう。」
と医師の一言。
「明日ですか・・・。」と私。
「今日から入院です。入院セットを取りに行ってきてください。」


入院セットを取りに行って病院に戻って受付に声をかけると
待合室で待っててくださいとの事。
病棟の看護師が迎えに来て病室へ。

夜に主人が病院へ来てくれました。
「先生から聞いたよ。明日出産なんだって?」と。
「そうなんだよ。まさか・・・こうなるとはね。」と
しょんぼりの私。
「そういえばこの子の名前まだ決めてないよな。」と
ボソッと主人。

そうだ。まだ決めてない。どうしよう。
「今決めよう。まだ面会時間あるし。」と主人。

そういえば入院セットの中に名前の本入れたんだ。
引っ張り出して私は「歩」を使いたいという事を伝えると
「1人だけ1文字じゃ可哀想だろう。」と主人。

2人で名前の本とにらめっこ。
「これいいんじゃないか。」と旦那が提案してきたので
見ると苗字とのバランスも良いし旦那が気にしていた画数も良い。
「この名前にしよう。」と私。
「よし決定だ。」と主人。

そして翌日の夜に娘が元気に産まれました。
顔を見てやっぱりこの名前だって思いました。

みんなと一緒に人生を歩んでほしい。
これが娘の名前の由来です。

我が家の場合(息子編)

娘の時の教訓を生かして。

息子がお腹にいる事がわかったのは
まだ暑い夏の日。

2人目不妊で諦めかけていたので嬉しくて
陽性反応が出ている検査薬をカメラで撮ったくらい。

順調に育っていき妊娠5ヶ月に入って
「確実に男の子です。」と医師。
次は男の子かぁ。
妹が欲しかった娘はがっかりしていました。

何があってもいいようにもう名前を決めよう。
この子は春生まれだから春らしい名前にしよう。
そう決めていました。

名前の本を見て春生まれの漢字を見ていると
「蒼」この漢字使いたい。
あおあおとした草木と書いてあったので私がイメージ
していたのにピッタリ。

また旦那の事だから
「1人だけ1文字じゃ可哀想だ。」と言いそうなので
もう一文字考えました。

これだ。
この漢字を使おう。
苗字とのバランスも良いし画数もばっちり。

夜仕事から帰ってきた主人に名前を伝えました。

妊娠6ヶ月の事です。

主人が名前にこだわる理由

主人は農家の長男として生まれました。
名前は主人の曽祖父母の勧めで神主さんにつけてもらったそうです。
もちろん画数もしっかり数えてもらったそうです。

しかし主人の名前は今まで1回で名前をきちんと
読んでくれた人はいませんでした。
名前を伝えるとほとんどの人が「そう読むんだ」と
驚いていたそうです。

私も最初間違えて読んでいて主人にこう読むんだよって
怒られた事がありました。

なので主人が名前を条件として

〇画数が良い事
〇1回できちんと読んでもらえる事。
〇自分の名前の漢字をきちんと答えられる事。

この3つを提案してきました。

確かにそういう思いをしたのならば名前にこだわるのは
当然だと思いました。

夜に見せた名前を見て
「これ1回で読んでもらえるのか?」と一言。

そう言ってきたので両家の両親に見せて読んでもらいました。
もちろん両家の両親きちんと読む事ができました。
義母からは「春らしいし男らしくていいじゃない。」と
お墨付きを頂きました。

主人はその様子を見て納得し「この名前にしよう。」と
言ってくれました。

そして晴天の日に息子は元気に生まれてきてくれました。

青々とした草木のようにすくすくと育ち大きな空のような
広い心を持った人になって欲しい。
これが息子の名前の由来です。

そして現在

娘や息子が小さい時に他の人に名前を聞かれ
「漢字は?」と聞かれた時にきちんと答える事が
できました。
名前も1回で読んでもらえます。

そして今大きくなった娘と息子。
2人とも他の人に「名前は漢字でどう書くの?」と
聞かれても答える事ができます。
ちょっと息子は苦戦してますが・・・。

でもまだ2人は自分の名前の由来を知りません。
いつか話す時が来たらどうやって決めたのかも含めて
話してあげようと思っています。

「なんで〇〇(息子)は早く決まったのに私はギリギリなのよ。」
って娘に怒られそうですが・・・。

まとめ

お子さんの名前を付けるのって本当に難しいです。
正直私は主人の事もあり大変でした。

でも2人とも自分の名前は好きだと言ってくれている
ので一生懸命考えた甲斐がありました。

響き、画数、姓名判断、イメージ。
どれを重視にして名前を付けるのかは本当十人十色です。

お子さんの名前は出産前に決めるママさんが多いです。
中には出生届ギリギリになって決めたママさんもいます。

妊娠は順調にいけば一番良いですがいつ何が起こるか
わかりません。決して不安がらせている訳ではありません。
私が娘の時に経験したからそう言っているのです。

早めに名前の候補を決めてどれにするかご家族と相談して
決めてほしいと思います。

友人は上のお子さんも名前を決める時に参加させました。
生まれてから「私が決めたんだよ。」とニコニコして私に
話してきてくれました。
上のお子さんを参加させるのもありなのかなって思いました。

名前はお子さんに初めてプレゼントする贈り物。
そして一生涯使う物。

ぜひお子さんに素敵なプレゼントを送ってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。