イヤイヤ期がひどい子の特徴は2歳や3歳からお母さんの対応は?




「イヤイヤ期」という名前から、大変な子育ての状況を想像してしまうかたも
多いのではないでしょうか?

だいたい2歳から3歳くらいの子どもに多く見られます。

カンタンに言えば、子どもがなんでもかんでも
「イヤイヤ、イヤー!!」

泣き叫び、暴れるアノ光景。
スーパーなどでも、子どもが泣いて座り込んだり、
床に突っ伏して泣いている姿を見たことがあるかたもいるのでは?

そう、それが「イヤイヤ期」なんです。

いちばん近くにいるお母さんは、子どもの全力のイヤイヤを
1日に何度も何度も浴びせられるわけなのです。

「子どもがわがままを言っているのでは?」
「外でもびしっと叱らないと!」

でも!じつはそうではないんですよね。

イヤイヤした子どもが、常にわがままを言っているわけではないんです。
イヤイヤになった子どもには、必ずしも叱らないといけないわけではないんです。

「イヤイヤ期」というネーミングがちょっと悪いように感じます。
じつは、イヤイヤ期は、いけないことではありません!

個人差がかなり大きいですが、
多かれ少なかれ通る道のイヤイヤ期。

今回は、我が子が絶賛イヤイヤ期の私の体験談も含め
お話します!

イヤイヤ期がひどい子どもに困っているお母さん!
イライラが止まらないお母さん!

ぜひ、甘いものでも片手に読んでもらえると幸いです。

イヤイヤ期は悪いこと?じつはそうじゃなかった!

イヤイヤ期は自我の現れ

まずいつでも忘れないでいたいこと!
それは、イヤイヤ期はわがままばかりではなく、
「自我の現れ」だということです!

泣いてばかりだった赤ちゃんのときと比べ、
2.3歳にもなればいろんなことがひとりでできるようになりますね。

ひとりで欲しいものを拾える。
ひとりで歩ける。
階段を登れる。
などなど…。

大人にとってはなんでもない当たり前のことが、
2.3歳にとってはひとりでできることがとってもうれしいんです!

さらに話せるようになれば、自分のしたいことを大人に伝えられます。

これがしたいのにできなかった!
悔しい!
行きたいのに!

こういった感情が出てくるのは、とっても成長したことだと感じませんか?

みんなが経験している「あるある」

まず多くのお母さんが困るイヤイヤ。

「寝転ぶ。座り込んで泣き叫ぶ。抱っこも暴れて嫌がる。」

外出先でこんなことになり、
周りの目も気になってヒヤヒヤイライラしているお母さんも少なくありません。

「持っているものを投げて怒る。」
「怒って叩く。」

とにかく子どもは全身をつかって、自分の感情を表します。
そしてものすごい大声で泣き喚きます。
赤ちゃんのころからの感情表現の仕方ですね。

大人が自分との戦いの時期かも…?

「びしっと厳しく叱ればいいのに…」
そう思いませんか?

私はそう思っていました。
でも、それが甘かった!

叱ると逆効果の場合が多いんです!

大人が声を上げて叱る。
また、叩いて叱るなどをした場合、子どもは余計に泣いてしまいます。

自分のしたいことができない。
それに加えて、わかってほしい大人からも叱られた!

子どもにとっては、悲しさが何倍にもなってしまいますよね。

子どもがイヤイヤの状態になったとき。
大人が自分の感情をコントロールすることが必要になってきます。

絶賛イヤイヤ期中!我が子のイヤイヤに対応している!

時間と予定には余裕をもつこと!

1日は有意義に使いたい。
早く帰って溜まった家事を片付けたい。
でも、子どもは思うようには動いてはくれません。

買い物に行っても、絶対に真っ直ぐに帰らない。

「早く帰ってご飯の支度しないとなのにー!」

ここで余裕がなくなってしまえば、子どもの行動を急かしてしまいますよね。

子どもが少し遊びたいなら、
ほんの少しでも遊ばせてあげれば子どもは満足してくれることが多くなりました。

ご飯が多少遅くなっても大丈夫!
そんな余裕を自分に与えたのです。

子どもの気持ちを代弁して声に出す!

言葉が出るようになったからといっても、子どもはまだまだ
「自分の気持ちを言葉に表す」ことができません。

車道を歩こうと思ったのにお母さんに止められた!
なんで?歩きたかったのに!

そんなこと流暢に言えませんよね。

イヤイヤになってしまったら、子どもの気持ちを代弁することにしました。

「広いところ、歩きたいね。
でも、広いところはブーブーだけが走るの。
ブーブーに乗ってる時にだけ、通ろうね。」

まだ意味がわかってないとはいえ、言い続けることが重要だと感じています。

とにかく褒める!お礼を言う!

やっぱりお母さんに褒められると、うれしいですよね。

イヤイヤになりながらでも、できたことは褒めることにしています。

本当は欲しかったおもちゃ。
イヤイヤ言いながらも、返すことができた。
それなら、「返すことができた」ことに注目することにしました。

「がんばったね。
ちゃんとお友達に返せてえらかったね!
また借りようね。」

とくに1日の予定は私の都合で動いてくれています。
イヤイヤ、もっと遊びたい!

それでも家に帰ってくれたなら、
「ありがとう!助かるよ!」

お互い「やれやれ」という気持ちになりませんか?

イヤイヤ期は一生続かない!お母さんも上手にリフレッシュ!

「イヤイヤ期もね、長い子もひどい子もいるけど、一生続かないんだから…」
私が保育士さんに言われてほっとしたことばです。

そう、大きくなって集団行動に入ったら。
自分で考えて行動できる。
お友達も増える。
感情をコントロールできるようになる。

ほんとうに「今」だけなんですね。

イヤイヤ言ってもお母さんなら受け止めてくれる。
子どもがそう感じてくれているのなら、うれしいことですよね。

とは言っても、子どもはお母さんに感情をぶちまけて発散しています。
じゃあ、お母さんはどう発散する?

もちろん、お母さんも人間です。
イライラしたりストレスが溜まったり、泣きたいときもあります。

・寝てしまう
・家族で外食する
・晩酌する
・ネイルしてみる
・マンガや映画の世界に没頭

ちょっとした楽しみやリフレッシュ方法を見つけておきたいですね。

イヤイヤ期で葛藤しているのは、お母さんだけじゃなくて、
きっと子どももです。

しかし、2.3歳ごろの子どもは大人とちがい、とっても切り替えが上手です。

上手にテレビやお菓子の力も借りましょうよ。
一時保育に心配でも預けてみましょうよ。

決して悪いことではないと思います。

子どもにとっては、大人のなんでもないことでも刺激になります。
何年か経つといい思い出にできる。

そう思い、私は子どもがひどいイヤイヤになったときは、記念に動画を撮ったりしています。
大きくなった子どもと笑って見返すことができますように…。