私は、以前勤めていた会社で上司にパワハラを受けていました。
上司とのソリが合わず、「ちょっと聞いてるの?」「これ指示したものと違うんだけど」などと注意されたことは一度や二度ではありませんでした。
他の人曰く、私に落ち度はなかったようですが、それが毎日のように続くと流石に参ってしまいました。
そしてネチネチとした注意は、次第に怒鳴り声に変わりました。やはり人の大きな声には委縮してしまいますよね。
また、その上司にされたパワハラは他にもあります。
私の悪口を私の名前を出さず他の人に大声で話すのです。ちょっと聞けばその人物は私だとわかるような内容でした。
また、大声でキャバクラに行っただのあのキャバ嬢は駄目だだの、下品な話もするようになりました。
小学生みたいなことをするような上司だ、と不愉快になったので学生時代のグループLINEでよく上司のことを愚痴っていました。
幸いなことに、多くの人が上司を凶弾してくれたので自分は間違っていないと自信を持てるようになりました。落ち込むようなら相手の思うつぼと思っていたのです。
それでも頑張って出勤していたら、ストレスが影響して片方の耳が聞こえない「突発性難聴」という病気になってしまいました。
私がパワハラを受けたきっかけですが、特に心当たりはありません
私の行動に落ち度はありませんでした
上司に叱られる・注意されることは当たり前。
あの時の私は社会人になってすぐに入社したところだったので、そう思っていました。
思い返しても、私の行動に落ち度はありませんでしたし真面目に仕事に取り組んでいましたがその姿勢も上司には気に入らなかったのでしょうか。
新人をいびってストレスを発散したかっただけ
私は女性なので、彼にとってのサンドバッグ的存在になっていた可能性もあります。
こうして考えてみると、きっかけや原因なんてないのではないかと考えてしまいますね。
ただイチャモンをつけて新人をいびってストレスを発散したかっただけなのでは?と思います。
子供のいじめと一緒です。周りとちょっと違ったりするだけで気に入らないと思ってしまうのでしょう。
部下の存在が気に喰わないだけ
これもグループLINEで友人達に相談して、「パワハラを受けるのに原因なんてない、部下の存在が気に喰わないだけ」「ストレス発散したいから揚げ足取ってネチネチいびってるだけ」と意見を貰いました。
それによって自分に落ち度がないことに気付けたのは運がいい方なのでしょう。
友人達に相談をしなければ、私はずっと「自分が悪いから」「自分のせいで」と思っていたに違いありません。
パワハラを解決した方法は「周りに相談すること」「距離を置くこと」
上司よりも上の立場の方に相談する事
元々、私は学生時代の友人達が20人程集うLINEグループに参加していたので、仕事で辛かったことや愚痴などを良く彼女達に相談していました。
そしてその相談により、解決へと向かうことが出来ました。
まず最初に行ったことは、上司よりも上の立場の方に相談する事です。
次第に突発性難聴は治っていきました
内容は、「ストレスで突発性難聴という病気になったこと」「上司が怒鳴ってきてとても怖いこと」「上司との距離を取らせてほしいこと」です。
その意見は無事に聞き入れられ、私は別の業務に当たることになりました。
結果、そのパワハラをする上司との接触も少なくなりました。
そして大好きな音楽を聞こえる方の耳で聞き、美味しいものを食べて自然に触れて良く寝ることで、次第に突発性難聴は治っていきました。
会社を辞めることも視野に入れた方が良い
こうして見ると、やはりそのストレスの原因である上司と距離を取ることが一番良いことだと思います。
それが無理であれば、会社を辞めることも視野に入れた方が良いでしょう。
ストレスで耳が聞こえなくなるよりも、会社を辞めた方がずっと良いです。
私はその時勤めていた会社よりも自分の耳の方が大事だったのです。
パワハラ体験談のまとめ
パワハラ被害に合わないための自衛は基本的に無理だと思います。
どんなにこちらが礼儀正しく挨拶をして、真面目に仕事に打ち込んでいても意地悪をする人・怒鳴る人は大勢いるでしょう。
「上司よりの上の立場の人に相談して、上司との距離を置く」「最悪はその会社を辞める」「上司との会話をボイスレコーダーで録音して周りに相談する」などの解決策が有効だと思います。
やはり一番は上司との接触を少なくすること。
上と相談して駄目な場合は、会社を辞めてしまいましょう。
それでも会社を辞めたくない場合は、上司との会話を録音しましょう。
上司の上の立場の人が聞き入れてくれない場合は、その録音データを聞かせた方が良いと思います。
行政機関に相談する場合も、その録音データは必須です。
パワハラを行政機関に相談すれば何らかの指導が行ってパワハラがなくなるかもしれませんが、職場にいづらくなって結局会社を辞めてしまったという人を知っているので、覚悟は必要だと思っています。
パワハラを受けたら即相談!これにつきます。
私のようにストレスに気付かずに片耳が聞こえない病気にならないでください。
やはり人間は身体が大事です。身体は財産です。
パワハラ上司に負けないで下さい!