スマッシュが決まらないと、得点に繋がりません
せっかくのチャンスボールをスマッシュミスで失点するともったいないですよね。
卓球のスマッシュミスが多くて安定しない原因と改善法は、どのようなボールをどのような体勢で打っているのか?でも見えてくると思います。
特に2-2のフルセットまで試合接戦で、スマッシュミスでチャンスボールをミスして負けてしまうなんて試合を見たり、自分も同じような経験をしてきました。
スマッシュのチャンスボールミスの原因の多くは緊張感であったり練習不足などです。
緊張することにより力が入りすぎてスマッシュミス、手だけで打ってしまいミスをする、逆ボールをよく見てなくてスマッシュを空振りミスをしてしまうことがたくさんあります。
練習不足により、打つ感覚が鈍り、チャンスボールもスマッシュしてしまうなどのミスがあります。
そこで今回は、スマッシュが入らない原因を考えつつ、基本と基礎を振り返ってみましょう。
卓球のスマッシュをミスしてしまう原因
力が入りすぎてミスをしてしまう
卓球のスマッシュをするとミスをすることがありますよね。打つ場所が悪かったり、力を入れすぎてしまうとミスをしてしまうことがあります。
最初のうちは思いっきり打つのではなく、スマッシュを10割と考えると7~8割のスピードで打つようにしましょう。その理由はスマッシュが入らない人の特徴として、相手の回転やボールの間隔に慣れていないことが多くあります。そしてスマッシュは決まりやすいので8割のスピードで打つと取られることもありません。
卓球初心者の時は全力で相手取られないスマッシュを打とうを思いがちですが、そこが注意するポイントになります。スマッシュを打つ時は、肩や腕に力が入ってしまいがちです。そのため力が入りすぎないように気をつけてボールを当てる瞬間にラケットを振りましょう。
ボールの頂点を目で捉え余計な力が入らないようにして打つと綺麗なスマッシュを決めることができます。
回転に対する打ち方や角度が合ってない
卓球のスマッシュを打つときチャンスボールなのに、ネットに引っかかったり、オーバーミスをしてしまうことがあります。
例えばですが、浮いたボールでも下回転がかかっているボールに対して、ラケットを寝かせてボールを打てばネットに引っ掛かります。
同じく浮いたボールでも上回転がかかっているボールに対して、ラケットを縦気味だったりすればオーバーしてしまいます。
試合の時は相手がどんな回転をかけてくるか、しっかり見極めてスマッシュを打ちましょう
手打ちになっている
これはかなりありがちなミスになります。
卓球のスマッシュを打つ基本としては、
脇を締めて打つ
足を使って打つ
との言葉があります。
試合中に脇が開いた状態でスマッシュ、足を動かさずに手打ちになればスマッシュミスが多くなります。
脇が開いて手打ちになるのは、相手のボールが高いチャンスボールで高いロビングのようなボールで届かず手だけでラケットを上から打とうとするため脇が開いてしまい、スマッシュミス
または、打てないボールを無理に打つことにより、足に体重が乗らず、手打ちになってしまうというパターンがあります。
スマッシュを打つときは、どんなチャンスボールでも基本姿勢を忘れずに打ちましょう
卓球のスマッシュが入らないための対策
基本姿勢を覚え多球練習をする
スマッシュを決定力を上げるには、基本の姿勢を覚えとにかく打つ練習をすることです。
多球練習とは、数多くのボールを打つ練習のことです。
やり方としては、籠などに数多くの入れコーチやメンバーにボールを出してもらいボールを打つことです。
中学生や高校生はが部活でやられている方はいますが、
やってる方でも、基本を意識せずに打ってるかたも多いです。
スマッシュのしっかりと入れたいと気持ちがあるのであれば、
基本姿勢を意識して、多球練習に取り組みましょう。
ボールをよく見て打つ
ボールをよく見て打つのは基本ですが、試合中は焦ってボールをあまりよく見れていないことがあります。
ボールをよく見て打つのは、ただボールを見て打つのではなく、ラケットの芯に当たってるかまで見ることが大切です。
ただボールを追いかけすぎてもラケットの振りが遅れてスマッシュをミスしてしまいます。
チャンスボールでも気を緩めずボールを見て打ちましょう
スマッシュを打つときは力を抜いて打つ
こちらも基本ですが、手に力んでスマッシュをすればラケットをしっかり振ることができずオーバーミスやネットミスをしてしまいます。
力を抜いて打ってとコーチやメンバーに言われても卓球を経験が少ない方ですとわからないと思います。
では力を抜いて打つとはどのように打てばいいかを説明します。
力を抜いて打つには、
ラケットを卵を持つように握ることです。
なぜ卵か?
私も指導者に卵を持ってると思ってラケットを握れと言われました。
最初は何のことかわかりませんでしたが、練習していくうちにわかりました。
卵を強く握ってしまったら卵は割れてしまいます。
誰もがわかる話ですが、その力加減でラケットを握るということです。
自分も意識しながら練習をしたところ、力を抜いて打てるようになりスマッシュなどが前よりも入るようになりました。
スマッシュだけでなく卓球の練習の際、意識して練習をしてみましょう。
卓球のスマッシュが入らないための原因と対策のまとめ
今回は卓球のスマッシュが入らない原因と対策を紹介しました。
いかがでしょうか。
スマッシュが入らないことで思い当たるところありませんでしょうか
卓球の試合は、サービスで始まりスマッシュで終わると言われています。
スピードのあるスマッシュは、相手を攻撃して得点に結びつけることが出来るからです。
無理に打つと言うより絶対に打てると思うボールから打つようにして、感覚をつかむようにすると今まで入らなかったスマッシュも入るようになります。
スマッシュをミスしないで打つようにするには、打てるボールは積極的にスマッシュを打ってみると決めて練習してみるのも1つのやり方になります。
スマッシュを打つときの基本はありますが、それはあくまで目安でしかありませんので練習の中で自分に合うスマッシュを打つ方法を見つけてください。
試合でスマッシュをバンバン打てるようになって、勝利につなげてください。
思い当たるところは多々あるとは思われますが読んでいただき今後の練習に生かしていただければと思います。
もちろん、スマッシュも他の技術と同様に
練習をすることで身につけることができるので、
今回ご紹介したポイントを参考にして
スマッシュの決定力を高めるようにしてみてください