今回は「早く出産した私の場合のメリットとデメリット」に
ついて書いていきたいと思います。
私は19歳の冬に妊娠が発覚しました。
当時は看護助手として働いていました。
やっとやりたかった介護の世界に入る事ができて嬉しくて
楽しいと思った矢先の事でした。
正直とても迷いました。
でも私は出産を決意し退職し20歳の秋に娘を出産しました。
入院中娘は黄疸が酷く保育器で過ごしました。
なので母子同室にならないまま私が先に退院し
少し遅れて娘が退院しました。
私は育児書を片手に娘の育児をしました。
でも育児書通りにいかないのが「育児」
母子同室にならずに育児に突入したので右も左も
分からない状態。
今思い返すととにかく必死の毎日でした。
そんな娘も無事に育ち今は私が出産した年齢と同じに
なりました。
とにかく青春を楽しんでいる娘。
ときどきそんな娘の姿を見ていると
「その頃は育児に必死だったな。いいな。」って
感じる時があります。
でも私は出産した事を後悔していません。
むしろ私のお腹に宿ってくれて無事産まれてきてくれた
娘に感謝しています。
育児中は早く出産したっていう事で「よかった」って
思う事と「これはな。」って思う事がありました。
それについてもっと詳しくこれから書いていこうと思います。
早く出産した事でのメリット
体力的に余裕があった
娘は授乳がだいたい2時間から3時間おきでした。
当然寒い夜中も起きて授乳していました。
日中娘が眠っている時に一緒に寝て寝不足を解消していました。
寝ている時期は良かったのですが動きはじめたら
もうあちこち動き回る娘。
娘を追いかける私。
今はへとへとですが当時は全然平気でした。
若さと看護助手の仕事でついた体力が発揮しているのかなって
思いました。
娘と友達感覚になる
娘とは母娘というよりも友達って感じです。
そう感じ始めたのは娘が小学生に入ったくらい
からです。
今では普通に恋バナもするし一緒に買い物へ行って
ファッションやメイク用品を見ています。
洋服も体型があまり変わらないので借り貸ししています。
恋バナの時に主人との馴れ初めを聞かれる時があるのですが
その時が一番困るって感じです。
やっぱりいくら娘でも恥ずかしいです。
早く子育てが終わる
早く出産した分、周りよりも子育てが早く終わるので
第2の人生はどう過ごそうか考えています。
娘はあと1年、息子もあと6年。
育児で出来なかった事をしてみたいなって
思っています。
1人旅もいいかなって思ったりもしています。
行きたい所へ行っていっぱい楽しむ。
写真を撮る事が趣味なのでいっぱい色んな所の景色を
撮るのもいいな。
主人と2人旅もいいかなって思ったりもしていますが
でも基本インドアの人だからどうかなって感じです。
早く出産した事でのデメリット
周りに同じくらいのママがいない
育児サークルや幼稚園で自分と同じくらいのママがいなかったので
ママ友作りやママのグループに入るのに私が消極的な性格も重なって
結構苦戦しました。
「できた」「入れた」と思ってもやっぱりママの年齢の話になって
話すと「若いママはね」と言われ離れていったりグループに居づらくなったりしました。
このままだと行くのが辛くなるしストレスになって心身不調になると
思った私はインターネットで同じくらいのママさんを探しました。
そして知り合いメールや文通でやり取りをしてそっちでストレス発散をしていました。
やっぱりそこで知り合ったママさんも同じ思いをしていました。
今でも思っているのですが同じ年齢の子どもを持っているママなのに
ママの年齢って関係ないのではないか。
年齢を聞いて離れていくのはおかしいのではないか。
そんなに重視する事なのかなって。
とにかく辛かったです。
友達と遊べない
まだ20歳だと遊びたい盛り。
でも私には育児の毎日。
そんな時に友達が楽しく遊んでいるのを知ると
とてもうらやましく感じました。
友達に誘われても娘を一緒に連れていくと
気を遣わせてしまうから断っていました。
「私も遊びたい。みんなと一緒にワイワイと楽しみたい。」
そう思っていました。
精神的にきつかった
初めての出産と育児。
両家の両親は現役だったので頼れない。
主人も仕事でとても忙しい時期。
もう1人で頑張るしかない。
朝まで寝てくれるまでは辛かった。
娘は授乳後すんなりと寝てくれる子ではなかったので
寝かしつけて寝るけどすぐに起こされる。
隣で気持ちよさそうに寝ていた主人がとてもうらやましかった。
動き始めたらとにかく目が離せない。
娘はとても好奇心が旺盛だったので隣のアパートの階段を
昇っていたり私のバッグをあさって部屋中にまき散らしたり。
メイク用品で遊んでグリーンのアイシャドウで顔がグリーンに
なっていたり口紅で遊んだ時は口裂け女になってたり・・・。
とにかくワンオペ育児だったのとなかなか育児のコツが
掴めなくて幼稚園に行くようになるまでは辛かった。
幼稚園に行くようになってホッとしたのもつかの間。
ママ友やグループで自分の年齢を言うと手のひらを返したような
態度を取られたり。
精神的にまいってしまい心身的にも不調が出てきました。
眠れない、何もする気が起きないなど・・・。
「私にはまだ子どもを持つには早すぎたかな」
と思って泣いたりもしました。
まとめ
早く出産をした私の場合のメリット・デメリットについて
書きました。
メリットが大きいぶんデメリットも大きかったような
気がします。
今、思い返してみて「よくこなしたな」って
その時の自分を褒めてあげたいと思います。
でも今、私はこの道を選んで後悔はしていません。
育児中は「これでよかったのかな」って思った事も
ありました。
もう娘も息子も手がかからないのでゆっくりと自分の時間を
持つ事が出来ています。
今は友達の方が育児で大変で相談のLINEが来たりします。
ときどき遊びに行っては手伝ってあげたり自分が経験した
事を話したりしています。
もし若い年齢で子どもを産もうか悩んでいる方、子育て中の方へ。
大変な時期や自分の時間を持つ事が出来なかった事もありましたが
周りよりも早く子育てを終わるのでゆっくりと自分の時間を過ごす事ができます。
娘はどうやら「うちのママ若いんだよ」と周りに自慢しているようです。
子どもに自慢のママって言われていられる事がとても幸せです。
私も最初は正直とまどい迷いました。
でもよく考えた結果この道を選びました。
子どもを産もうか悩んでいる方はよく自分と向き合って考えて
結果を出してほしいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。