一人目と二人目のつわりが違かった。




新しい命を授かるって夫婦にとっても
周りにとっても嬉しい事ですよね。

お腹に赤ちゃんが居るってわかってから
始まるのが「つわり」

早い人は4週目から始まり、9週目から10週目がピークだと
言われています。
14週目から15週目でおさまる人もいれば臨月まで続く人も
いて十人十色。

そしてつわりも種類があり、食べても吐いてしまう「吐きづわり」
口の中が空っぽになると気持ちが悪くなる「食べづわり」
普段は良い匂いと思っていたのが苦手になる「匂いづわり」
とにかく眠くてだるい「寝づわり」があります。

私が経験したのは上の子は「吐きづわり」で
下の子は「寝づわり」でした。

その事を話すとつわりが異なると赤ちゃんの性別が違うという話を
育児サークルの2,3人目先輩ママ友からのアドバイス。

正直私は疑心暗鬼でした。

しかし2人目の時、妊娠5ヵ月過ぎに性別を診てもらいました。
医師はエコーを当てて分かる所を探していました。
そして見つかり医師が「お母さん分かりますか?」と。
よくエコーを見ると男の子のシンボルがくっきりと。

つわりが異なると赤ちゃんの性別も異なるという
2,3人目先輩ママ友が話していた通りでとても私自身
驚いた事を今でもよく覚えています。

上の子と下の子のつわりの違いをこれから書いていこうと
思います。

上の子の場合のつわり

つわりが始まった

妊娠が判明して7週目くらいの頃に
つわりが始まりました。

とにかく四六時中気持ち悪い。
食べると吐いてしまうという「吐きづわり」でした。

あまりにも気持ち悪くてベッドとトイレを往復する
のが精いっぱい。
ベッドの近くにはいつでも吐けるように
風呂桶を置いておきました。

つわりが酷くて仕事にも行けない

当時大好きな介護の仕事をしていて
仕事ぶりを周りに認められ色々と頼まれるように
なってきていた頃でした。

なので行きたい気持ちがとても強かったです。
出勤しても気持ち悪くて全然仕事がはかどらない。
妊娠は報告済みでみんなは私が妊婦だという事は
知っていました。

週数が進むにつれ酷くなるつわり。
そのうち仕事にも行けなくなりました。

欠勤の連絡を入れると妊娠経験がある職員は
「辛いよね。でもいつかは終わるからそれまでの辛抱だよ。」と
優しい言葉をかけてくれましたが
妊娠経験のない職員は
「何で?仕事できないほどじゃないんだから。」と
厳しい言葉でした。

妊娠経験があるかないかでこんなにも対応が違うなんて・・・と
最初の頃はとてもショックでした。

でも妊娠経験のある職員の
「いつかは終わるから」を自分に言い聞かせて
過ごしていました。

食べても吐いてしまう吐きづわり

食べやすくて消化に良いからと母がおかゆを
作ってくれましたがそれもダメ。

食べ物を受け付けなくなりました。
健診で医師に話しました。
でも異常はないので脱水にならないように気を付けて
受け付ける物だけでいいから摂って下さいとの事。

飲むのも辛くなってきたので氷なら水分も
摂れるし受け付けたので氷をたくさん作ってもらい
それを口にしていました。

氷しか口にしていないので体重が一気に減っていきました。
でも相談すると異常はないからと言われてしまいました。

そして13週目を迎えた頃あんなに気持ち悪かったのが
落ち着き始めました。
徐々に氷からおかゆへそして普段の食事が出来るようになりました。

長かった「つわり」がやっと終わった。

後期もあると聞いていましたがそれもなく
無事上の子を出産する事が出来ました。

下の子の場合のつわり

あのつわりが始まった

6週目あたりからなんかムカムカしてきました。
そうです。
「つわり」が始まりました。
上の子の時とほぼ同時期にスタート。

また吐きづわりだったらどうしよう。
つわりが始まった時に一番最初に思った事です。

前回は実家で暮らしていたので家族みんなでサポート
してくれたけど今回はサポートしてくれるのは夫だけ。
しかも未就園児の上の子がいる。

家事、育児、仕事をこなしながらつわりと戦わなければならない。
そんな状況でした。

あれ?上の子の時とつわりが違う!

つわりが始まって食べづわりが来ると思っていた
私はベッドの近くに風呂桶を準備して氷もたくさん作って
いつ本格的に来てもいいように身構えていました。

しかし今回は食べづわりではなかったのです。
とにかく寝ても寝ても眠い「寝づわり」
最初は睡眠時間が足りなくて疲れが残っているのかなって
思っていました。
でもいくら寝ても眠いのです。

寝る場所はもうあらゆる場所でした。
リビングだったり浴室だったり・・・。
一番酷かったのは階段の真ん中あたりで眠ってしまい
見かねた夫がおんぶをして布団まで連れて行ってくれました。

仕事はどうしよう

当時はデイサービスの職員の仕事をしていました。
小さな会社で職員は少ない。
そんな中での妊娠の報告はとても勇気がいりました。

まずは上司に報告。
「おめでとう。事務所に社長いるから報告しておいで。」と。

上司に言われた通り事務所に行くと社長がいました。
私の気配に気づいた社長は「何かあった?」と一言。
もう言うしかない。
「実は妊娠しまして今9週目に入った所です。」と報告。
社長はもちろん事務所にいた職員はみんなビックリ。

「おめでとう。でも何かあったら責任とれないから
 今月いっぱいで退職って形で。」と社長。

私はとても働きやすい職場だったので産まれたら保育園に
預けて働き続けようと思っていたので今月いっぱいで退職と
言われショックでした。

後日手続きで事務所へ行った時に事務員さんから

「あなたはショックだったかもしれない。でも社長は仕事優先で
 無理をして流産2回してるの。本当はずっといてほしかったけど
 自分と同じ思いはさせたくない。」

と社長が言っていた事を教えてもらいました。

あんなに明るくていつも笑顔が絶えない社長が
流産を2回もしていたなんて・・・。

自分の事のように考えてくれた社長の優しさに
涙がこぼれました。

退職して寝づわりと戦って16週でおさまりました。
そして翌年の春に後期のつわりもなく無事に下の子が産まれました。

私と下の子で撮った写真をはがきサイズに印刷して
職場に送りました。
しばらくして社長直筆で

「出産おめでとう。無事産まれたというお知らせを頂いてとても
 嬉しかったです。ありがとう。これから2人の育児大変だと思うけど
 頑張り屋さんのあなたなら出来る。自信持って。」

と書いてありました。

まとめ

一人目と二人目のつわりが違かった事について
書きました。

先輩ママの言っていた通り異なっていたので
本当にとても驚きました。

夫婦で2人目は男の子を望んでいたので
とても嬉しかったです。
上の子は妹が欲しかったようでしばらく凹んで
いたので産まれたらどうなるのかなって心配をしていましたが
いざ産まれたら「〇〇(娘)の弟だよ」と色んな人に自慢をし
とても可愛がってくれたのでホッとしました。

つわりは本当につらい時期ですよね。
私も何度もくじけそうになりましたが
健診の時に看護師に言うと

「お母さんつわりは赤ちゃんが元気に育っている
 証拠ですよ。」

と励ましてくれました。
その励みで何とかつらいつわりの時期を乗り越える事が
出来ました。

今つわりで辛い人へ。
気持ち悪くてとても毎日が辛い気持ち分かります。
でも私が看護師に言われた通りお腹の中で赤ちゃんが
元気に育っている証拠です。
そしてみんなが必ずしも通る道です。
辛いのはあなただけではありません。
口に出来る物を少しずつ摂りましょう。
辛い時は抜ける所は抜いて休む時間を取りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。