連休明けの朝礼の挨拶を乗り切る方法




皆さんの会社には朝礼の習慣はありますか?
私の会社では部署単位で毎朝朝礼を行なっています。
朝礼では、主に部長が話をするのですが、
週1回はその他の社員によるスピーチの時間があります。
部内のメンバー全員にスピーチをさせることで、
社内の交流を深めたり、人前で話す度胸や技術を身につけるなど、
社員教育の一環としているのです。
スピーチの内容は基本的に自由なのですが、同僚や先輩・後輩の
前で話をするとなると、それなりに内容にも気を使います。

普段は朝礼を行わない会社でも、連休明けには
朝礼を行なうという会社も多いのではないでしょうか。
そして、朝礼当番になった人がスピーチをしなければならない、
というケースもあるでしょう。
私もそうなのですが、部内または全社員の前で
話さなければならないのはプレッシャーがかかりますよね。
また、無難なネタもそう簡単には思いつきません。
朝礼当番の順番が回ってくると、
「今度の朝礼の挨拶、どんなネタにしよう」
と考え込んでしまうこともあるのではないでしょうか。

せっかくの連休なのに、こんなことで悩んだりするのは
時間がもったいないですよね。
ここでは、連休明けの挨拶で使えるネタをご紹介します。
これを参考に、面倒なスピーチの準備は
サクッと終わらせてしまいましょう!

スピーチの準備をしよう

スピーチをサクッと乗り切るカギはは早めの準備!

「今度の朝礼の挨拶、どんなことを話そう」と
考えるのは誰にでもあること。
でもそれに気を取られて、せっかくのお休みを
十分満喫できなくなってしまうのは残念ですよね。
でも大丈夫。面倒なスピーチも早めに準備しておけば
案外負担にならないんですよ。
できれば休み前に準備を済ませ、
お休みはリラックスして過ごせるのが理想的です。
そのためには、ネタ探しとスピーチ原稿の作成が必要になります。

些細な事柄でも大丈夫、スピーチに使えるネタ探し

まずはスピーチのネタ探しをしましょう。
テーマは「休み中に自分が体験したこと」が良いでしょう。
どこに行ったか、何を買ったか、どんな本を読んだか、
などなど、自分が体験したことであれば何でも大丈夫です。
ポイントは、「先週の体験でも、先月の体験でも構わない」ということです。
過去を遡って振り返ってみれば、きっと何か見つかるはずです。

スピーチの原稿はざっくり作ればOK!

スピーチの準備としては、いよいよ最後の段階です。
スピーチの原稿を作りましょう。
朝礼のスピーチでは、3分ほど話せれば十分でしょう。
そのため、原稿と言ってもしっかりしたものは必要ありません。
次の3段階で用意しておくと、たいていのネタは朝礼で使えるものになります。
 1、自分の体験を話す
 2、そこから得られる気づきや教訓を仕事に繋げる
 3、締めの言葉

そして、作成した原稿も一字一句覚える必要はなく、
何を話すかという大筋を覚える程度で構いません。
この方が自然な言葉が出てきて、いかにも用意してきました、
といった感じを排除することができます。

魅力的に見えるスピーチの方法

スピーチに立つ時の姿勢に気をつけよう

ここまで準備ができたら、安心してスピーチ当日を迎えられますね。
でも、スピーチのネタ探しや原稿の準備より、
人前で話すこと自体が苦手だという方もいるのではないでしょうか。

そこで、ここからはスピーチをするときに
気をつけておきたい3つのポイントを紹介します。
これさえ押さえておけば、
人前でも堂々とした話し方ができるようになりますよ!

まず最初のポイントは、服装や姿勢などの「見た目」です。
服装や姿勢をいつもより少し気をつけ、きちっとさせていると、
聞く側にも「聞く姿勢」ができるのです。

スピーチではいつもより少し声を張ろう

次に気をつけるポイントは、「声の大きさ」です。
スピーチ冒頭では、いつもより少し大きめの声で
挨拶をしてみましょう。
感覚的には、普段のボリュームの2割増しぐらいのイメージです。
おどおどした挨拶より、しっかり挨拶をすることで
聞く側にも安心感を与えますし、
自分自身も緊張がほぐれてやりやすくなります。

スピーチにタイトルをつけてみよう

そして最後のポイントは、「スピーチのタイトル」になります。
多くの方は、スピーチにタイトルなんて
付けていないのではないかと思います。
ですが、タイトルの効果は絶大です。
「私はこれから○○について話をしようと思います」と
一言添えるだけで、グッと聞きやすいスピーチになるのです。
何の話をし始めたのか分からないスピーチより、
あらかじめテーマを提示された方が聞きやすいと思いませんか?
スピーチにタイトルをつけるテクニックは、かなりおすすめです。
ぜひ取り入れてみてください。

連休明けの朝礼の挨拶を乗り切る方法まとめ

ここまでご覧になっていただき、
朝礼の挨拶を乗り切るイメージはついたでしょうか。
スピーチには慣れも必要ですが、ここに挙げたポイントを
押さえておけばそれほど苦ではなくなると思います。

初歩的ですが、何と言っても早めの準備に勝るものはありません。
私は人前で話すのが苦手なタイプなので、
朝礼のスピーチも気が重くなります。
それでも、多少面倒ですが、早めに準備をするようになってからは
余裕ができ、心の負担も軽くなりました。

皆さんも、スピーチ前に慌てないように、
余裕を持って準備に取り掛かるようにしてみてください。

でも、あらかじめ準備を進めようと思っても、
話すネタが思いつかなかったら困ってしまいますよね。
そんなときは、他の人のスピーチを真似するのもひとつの手です。
良いと思ったスピーチをメモしておき、
そのアイディアを自分のスピーチに転用できないか考えるのです。
きっと良いヒントが得られるはずです。

あるいは、上司や同僚に相談するのも有効ですね。
職場のコミュニケーションにも繋がり、
スピーチ本番でも話しやすい空気になるのではないでしょうか。
相談の会話自体からアイディアが閃くこともあるかもしれません。

連休明けに朝礼の挨拶が控えている方の参考になれば幸いです!