皆さんはコーヒーを飲んでますか?
「毎日飲んでるわ。」
「たまに飲むくらいかな。」
「全然飲まないよ。」
いろんな方がいらっしゃるでしょう。
ちなみに私は毎日、3杯くらい飲んでいます。
元々コーヒーが大好きで本当はもっと飲みたいくらいなのですが、あまり飲みすぎてもいけないと思い、3杯ほどでやめています。
朝、起きてすぐに淹れるコーヒーは格別です。
コーヒーの香りが部屋中に漂い、「あぁ、朝だなぁ」と感じる雰囲気が好きです。
先日、たまたま立ち寄った本屋で見た本にコーヒーは飲むだけでなく、香りに人の脳や体に及ぼす効果があるのだと書かれてあり、興味津々で立読みしてきました。あ、結局本は買ってませんけどね(汗)
コーヒーってどんな時に飲むかなと考えてみると、私の場合は朝と昼、そして眠気を感じる午後3時前後に飲むことが多いです。
これって、いずれも自分がリラックスしたいと思ってる時なんですよね。
実際、コーヒーを飲むことでリラックスできているのでしょうか。
これまで私はコーヒーを飲むことの方に何かしらの効果があるのだと思っていました。
が、それだけではなく、香りにもいい影響を及ぼす力があるのだと最近知ることができました。
では、どんな効果があるのか、ここから一緒に見ていきましょう。
コーヒーの香りは3段階
第1の香り
街を歩いていてカフェの近くを通りかかると、ふわぁ〜っとコーヒーの独特の香りがして気持ちが落ち着いた。
そんな経験をされた方も多いと思います。
こんな時、人の脳からはα波が出ているんだとか。
どうりで心地いいわけですよね。
こうして心地よくしてくれるコーヒーの香りは、コーヒーまめを挽いてから口にふくむまでの工程で3段階に分けられます。
その中の第1の香りとして、コーヒー豆を挽いた時の香りです。
いわゆる「フレグランス」とも言える香りで、ミルで挽く時が最も強い香りを出すとのことです。
第2の香り
これは、挽いた粉にお湯を注ぎ、抽出している時の香りです。
この段階では「アロマ」的な香りで、部屋中に充満する香りが私たちをリラックスして心地よくさせてくれるのです。
第3の香り
こうして出来たコーヒーを口に入れた時の、あの鼻から口に広がる香りです。
これは「フレーバー」として、コーヒーが持ってる魅力が最大限に発揮される瞬間です。
このようにコーヒーの3段階の香りは、それぞれ違った役割があり、1つ1つ影響力があるのです。
普段、何気なく飲んでるコーヒーですが、きちんと分析してみると、香るのは1回だけではないんですね。
リラックスだけじゃない⁉︎
頭の回転も速くしてくれる
コーヒーの香りをかぐとα波が出るということは知られており、このα波が出れば出るほど人はリラックスできているということになります。
しかし、最近では情報処理の速度が上がり、脳がより活性化する効果もあると分かってきました。
中でもマンデリン、ブラジルサントス、ハワイ・コナの香りをかぐと情報処理の速度が上がることが分かっています。
逆にリラックスさせてくれる香りは、やはり脳を休めて心地よくしてくれる働きのため、情報処理速度は下がるそうです。
血管年齢も若くなる⁉︎
コーヒーを飲んだり、香りをかぐとリラックス効果や、情報処理速度が上がるだけではありません。
コーヒーには血液の循環をよくしてくれる働きもあり、目が覚めた朝にコーヒーを飲むと血管を収縮してくれ、それによって血糖値も安定させることができるのです。
浅煎り、中煎り、深煎り
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、コーヒーには豆を火で煎る、つまり焙煎という工程があります。
これによって味と香りが決まり、その時間や温度の度合いなどから浅煎り、中煎り、深煎りと分けることができます。
しかも、この焙煎方法によって人に及ぼす効果もちがってきます。
リラックスしたいなら深煎り、仕事の効率アップをしたいなら中煎りというように焙煎方法も選んでみるというのもいいかもしれませんね。
コーヒーって健康
コーヒーを飲む時、ブラックで飲む人、ミルクや砂糖を入れたりしてカフェオレやカフェラテにして飲む人、それぞれいると思いますが、中でもブラックコーヒーであれば、より効果が期待できると言われています。
私のように1日3杯のコーヒーを飲むとして、ミルクと砂糖を入れるとダイエットにもなりませんし、血糖値も上がってしまい、脳には逆効果になってしまいます。
また、ブラックコーヒーはがんのリスクも下げる効果があると言われていますね。
でも、ちょっとした欠点もあったりします。
それは空腹時に飲むと胃酸を多く分泌させてしまい、胃の中が荒れて大変!
そんな時にはミルクやクリームを入れて、刺激を少なくするのが効果的ですよ。
というわけで、皆さんは日ごろ飲んでるコーヒーについて、どう思われましたか?
私は万年ダイエットをしているのでミルクやクリームは控えめにして、飲むタイミングも工夫してみようと思いました。
また、何よりも香りをこれまで以上に意識して、コーヒーのある空間を楽しもうと思います。
だからといって、コーヒーばかりを強く意識し過ぎず、日常の中で疲れたら自分を癒してあげる。そんなつもりでコーヒーを飲んでいくのもいいかもしれませんね。
コーヒーが好きな方も、普段あまり飲まないという方も、ゆるりと香りだけでも楽しんでいきましょう。