陣痛は耐えられる痛み? 初めての出産の痛みに耐えられるのか心配!




陣痛がこわい…。本当に痛みに耐えられるの?!
初めての出産なら、陣痛の痛みは恐怖ですよね…。


とにかく陣痛がこわかった。とっても気持ちがわかります!私もそうでした。


「鼻からスイカが出てくるよう」そんなフレーズを耳にしたことはないでしょうか?
これは、陣痛や出産のときのお腹の痛みの例え。
経験したことのない人に、陣痛の痛みを伝えるときによく使われます。


……いや、わかりにくい!痛そうなのはわかるけど、非現実すぎてわかりづらい!
わかりにくすぎて余計にこわい!
もっとわかりやすく、陣痛の痛みの例えが知りたい!
そう思ってビビっていたものです…。


かなり個人差がかなりある陣痛の痛み。
それでも調べると、陣痛の痛みの例えはおもしろいように2パターンが多かったのです。


・ひどい生理痛!とにかく鈍痛がつらい…

・お腹を下した痛み…トイレから出られない!

生理痛の痛みなら、これから陣痛を体験するかたもわかりやすいのではないでしょうか?
お腹を下した痛みは、男性のかたにも想像しやすくないですか?


生理痛とお腹を下す腹痛。日々ふたつを経験する女性のかたのなかには、痛みの種類がちょっと違うと感じるかたも多いんです。
ちなみに私の陣痛は、生理痛パターンでした。


もっと想像しやすくなるよう、この2パターンの例えを見ていきましょう。


これから出産を迎えるかた。パートナーに痛みをわかってほしいかた。陣痛の痛みが心配、不安で知りたいかた。
少しでも、陣痛の痛みを想像できれば…。


忘れもしない、私の陣痛の痛みの例えもいっしょにお話します!

壮絶な陣痛の痛み…わかりやすい例えはこれだ!

ひどい、つらい生理痛?!お腹以外にも痛いところが…

「陣痛の痛みは、生理痛がひどいときの何百倍」


これはかなりつらそう…。だって陣痛は生理のときと違い、薬で抑えることはできません。


とくにつらいのは、お腹だけじゃなく腰まで痛くなること!
もちろん腰も、ひどい生理痛の数百倍…。
動くこともできなさそう…。


「腰からお尻にかけて全部痛くなる」

「10ヶ月止まっていた生理痛がまとめてくる感じ」

「止まることなく生理痛が強くひどくなっていく」


とにかく重い生理痛よりもさらに数倍以上の痛み…。
それに耐えなければいけません。

これは拷問すぎる!お腹を下したときに…

生理痛とは異なり、陣痛を「お腹を下したときの痛み」と感じるかたもいます。
お腹を下す痛みなら経験したことあるから大丈夫!そう思ったかたはまだまだ甘いです…。


「冷や汗をかくぐらいお腹が痛いのに、トイレに行ってはいけないのが何時間も続く」
これは地獄!


「下剤をたくさん飲んだけど、トイレには行けない感じ」

「下痢のときの数千倍の痛み」


お腹を下しても、お手洗いに行けないつらさ…。リアルで想像するだけでぞっとします。
男性も想像しやすいのではないでしょうか。
本当にお腹が痛くなってきそうです。

実体験!忘れられない私の壮絶な陣痛の痛み

もともと生理痛がひどい私。
「ひどいときの生理痛だなー」と、パクパクと病院の朝食を完食できるほど余裕でした。


数時間後には一変。もう痛みで動くことはできません。
「いたい」という簡単なことばも口に出せないほどの痛みでした。


痛みの種類は生理痛と同じ鈍痛。
でもってガマンできないほど痛い…。


下腹部と腰をプレス機で押されるような、両側からの痛みに動けず声も出せず。
一言でいえば、まさに「壮絶な痛み」。
痛みで気を失っているため、ところどころ記憶はありません…。

陣痛の痛みが不安…痛みに弱い私がした工夫とは?

とにかく呼吸することに集中!

痛くて痛くてどうにもならない…。
大きく息を吸って、吐いて…!
とにかく心のなかで、「吸って、吐いて…」を唱えました。

ピーク時には、かなり荒く「スー!ハー!」としていた私。
そんな私を見て、助産師さんからは「上手上手!いい感じ!」と褒められました。

「痛い」と思うと、どうにもこうにもできなくなります。
ただただ呼吸に集中しました。

想像力豊かに…赤ちゃんもがんばっている!

陣痛は子宮が収縮する痛みです。
赤ちゃんを押し出そうと、身体もがんばります。

そして赤ちゃんは、狭い産道を「よいしょ、よいしょ」とがんばって下っていきます。
かなり狭いので、頭蓋骨がぎゅーっと押されてしまっています。

小さい小さい赤ちゃんも、お母さんの陣痛と同じくらい。
いや、それ以上に痛いのです!

陣痛の波が来るたびに、赤ちゃんが「よいしょ」と産道を進むところを想像しました。
すると自然に、「がんばれ、赤ちゃん!」と応援の気持ちがわきました。

お母さんだけじゃなく、赤ちゃんもいっしょ。
なんだか心強くないですか?

ぜひ頼りたい夫!サポーターにする!

「夫はあたふたして使えない!」

ネットでもよく見ました。
友人からも聞きました。
でも、やっぱり頼りにしたいのは、夫ですよね。

事前に陣痛がきたときにしてほしいことを、具体的に伝えました。
「汗かいてたら拭いてね」
「写真、ビデオは絶対に撮らないで!」
「うちわであおいでほしい」
「たまに水飲むか聞いてね」
これだけでも、夫はかなり動いてくれました。

とくに、びっくりするくらい汗をかいたので、うちわであおいでもらうと気持ちよかったです。
そうこうしながら数十時間、私は陣痛に耐えることができたのでした。

陣痛の痛みの例えがこわい…でも陣痛は耐え抜ける!

リアルな痛みの例えにぞっとしましたか…?
・生理痛の鈍痛の何百倍
・お腹をこわした!でもトイレに行けない
・下腹部と腰を同時にプレス機で押さえつけられるよう

陣痛に耐える自信がない…
私は妊娠後期に入って、ずっとどんよりしていました。

痛みが苦手な私。
注射はもちろん、ピアスをあけることさえ、ビビっていたからです。

陣痛まっただ中。
「下半身があるかわからない!」とさえ感じた陣痛の痛み。

でも、安心してください!
耐え抜けました!

痛みにめっぽう弱い私がした工夫はこちら!
・とにかく呼吸することに集中!
・赤ちゃんが産道を下りてきていることを想像する
・夫を事前指導!使えるサポーターに!

「下痢しても、絶対にトイレには行けない。でも、下痢の痛みは強くなっていく。」

夫には事前に、具体的に陣痛の痛みを伝え、想像してもらいました。
お腹を下した痛み。
そしてトイレに行けないつらさ。
それはそれはよくわかってくれたようです。

今ではふたりであたふたした陣痛中も、笑い話にできるほど。
ふたりのなかで、いい思い出になっていますよ。

陣痛はお母さんひとりぽっちで耐えるわけじゃないので大丈夫!

陣痛は壮絶な痛み。
それは新しい命を生み出そうとしているからです!

陣痛の痛みの例えを聞くと、ドキドキしてしまいますが、きっと乗り越えられますよ!