1歳を迎えるころになると、歩き出す子どもが増えますね。
よちよち歩きはほんとうに一瞬。
かわいいものです。
「え、うちの子まだ歩かないんだけど…」
同じくらいの月齢の子がもう歩いている!
そんな姿を見ると、心配になりませんか?
我が子もかなり慎重派。
ハイハイですら、初めてしたのは生後10ヶ月を迎えるころでした。
周りの子はよちよち歩いている…。
でも、うちの子は、つかまり立ちすら満足にできない…。
どうして?
大丈夫なの?
心配と不安で毎日しんどかったんです。
だって、支援センターに行っても、みんな歩いているんですもん!
比べちゃいけない!
そんなこと、わかってはいるんです。
でも、ちょっと心がやられました…。
あれから早1年…。
2歳を迎えた我が子はどうなっているのか。
はい、上手に歩いています!
ちょっと駆け足までできます!
ダイニングテーブルにも登れます…。
今思うと、子どもの性格や体格、そして家の環境。
いろんなものが重なって、歩く時期も決まったのかもしれません。
「1歳になるのに歩かない…」
悩んでいるお母さんへ。
私の体験談を聞いてください。
1歳になっても歩かない…どうして?
つかまり立ちはできる?
ハイハイしている赤ちゃんにとって、立って歩くことはかなりのステップアップですよね。
歩く前のステップは、足で立つこと。
よく言われる「つかまり立ち」のことです。
つかまり立ちをするためには、全身のバランスをとること。
そして、足の筋肉でしっかり身体を支えること。
つかまり立ちは、歩くための大事な準備です。
歩かないことを保健師さんに相談すると、
「つかまり立ちができているなら大丈夫!」
と、アドバイスをもらえました。
身体を支えるものは周りにある?
つかまり立ちをするためには、たとえば机や椅子など、身体を支えるものがなければできませんよね。
机は私が一人暮らし時代に使っていたガラスの天板のもの。
そのまま結婚しても使っていました。
もちろんあぶないので、片付けちゃったんです。
これじゃあ、つかまり立ちしたくても赤ちゃんもできませんよね。
赤ちゃんが安全に、しっかりつかまれるものは、ちゃんとありますか?
赤ちゃんももちろん、やる気がでないときも…
赤ちゃんもひとりの人間。
生きていれば、いろんな日があります。
それは当たり前なんですが、やっぱり「赤ちゃんだから」と忘れちゃうんですよね。
もちろん、赤ちゃん自身、やる気いっぱいのときもあれば、
今日はゴロゴロしたいなーって思うこともあるんです。
こんなに小さいのに、なんだか面白いですよね。
つかまり立ちも、赤ちゃんのやる気次第の場合もあるんですよ。
うちの子も1歳になっても歩かなかった!
他の子は歩けるのに…
今まで同じように赤ちゃん時代をすごしてきた同級生たち。
やっぱりハイハイ、歩くことのステップは、大きな成長ですよね。
そのぶん、とってもしょんぼりしてしまうんです…。
あの子のほうが遅く生まれたのに、もう歩いている!
うちの子はなんでまだなんだろう…?
私が育て方が悪いのかな…。
なんて、自分を責めたりしていました。
でも、自分を責める必要はなかったんですよね。
手押し車でテンションアップ!
お誕生日に、おばあちゃんから手押し車をもらったんですね。
音楽も鳴って、とってもかわいい!
そして軽くて大人も持ち運びやすい!
音楽好きな我が子はとっても喜んでいました。
そして、手押し車につかまり立ちをすれば、力を入れることによって、自動的に前に進みます。
どんどん足が出ます。
歩いている歩いている!
すごいすごい!!
子どももキャッキャ言いながら、とってもうれしそう!
歩けた歩けた!1歳6ヶ月!
待ちに待った瞬間を迎えたのは、お出かけ先でのこと。
偶然入ったご飯屋さん。
全部屋座敷になっていて、玄関で靴を預かってくれました。
運良く個室に案内してもらい、畳の部屋。
我が子、初めての畳を体験です!
すると、歩こうとがんばるがんばる!
転んでも、畳だから痛くないのか、泣かない!
2歩、3歩…。
えっ!歩いてる?!
1歳半、ようやく2歩目が出たのです。
赤ちゃんも気分ややる気、いろいろあるんです
1歳半で歩けるようになった我が子。
もうファーストシューズのサイズもないくらい、足も成長してしまっていました。
あのときの私に言ってあげたいこと。
あんまり心配しなくても大丈夫!
そして、他の子と比べなくても大丈夫!!
支援センターにいけば、1歳前から知っている赤ちゃんもいます。
知っているからこそ、比べてしまうんですよね。
でも、赤ちゃんの歩くタイミングもそれぞれなんです。
・家につかまり立ちできる環境がそろっているか
・体重の軽さやバランス感覚
・そしてやっぱり、赤ちゃんの気分ややる気
ほかの赤ちゃんが歩いている様子を見て、急にやる気を出す子もいます。
逆に、ほかの赤ちゃんがほめられていることにやきもちを妬き、歩かない子もいます。
面白いですよね。
赤ちゃんも、いろいろ考えながら生きている!
当たり前のことをしっかり実感できました。
・靴を与えてあげる
・転んでも痛くない、絨毯や畳の広場に行く
・手押し車をしてみる
・つかまり立ちできるものを置いてみる
ちょっと環境を変えてみてもいいですよね。
あとはやっぱり、役所の保健師さんや保育士さんを頼ること!
ちょっとのことでも、相談していいんです!
歩く瞬間、楽しみにしましょう!