海苔巻きの具は気にしない!簡単に美味しく作ろう!




海苔巻きというと皆さんの家庭ではどんな時に食べますか?雛祭りや田舎のお祝い事の時でしょうか。今は節分に恵方巻きを食べる習慣が定着しつつあるので、節分に作る家庭も多いと思います。

また、飾り巻き寿司というのも最近では注目されています。飾り巻き寿司は一見、太巻きと同じように見えますが、包丁で切ってみると動物や模様などが現れます。切るまで成功か失敗なのか分からないのですが、切った時に自分の思った通りのデザインが現れたら嬉しいし、これはインスタ映え間違いなしですね。

このように、海苔と米を食べる文化は日本の食文化ならではだと思います。だから、私達はこの海苔巻きを作ったり食べることをもっと大切にしたいと思いませんか?

ところで、この海苔巻き作りは簡単そうに見えて結構面倒だと思いませんか?私も海苔巻き作りは失敗が多く、コツをつかむのが大変でした。今でも気を緩めると失敗して崩れてしまいます。それに、海苔巻きの具は干し椎茸やかんぴょう等、用意するのもちょっと大変ですし、地味で子供にはあまり好まれないですね。

ですから、私は海苔巻きの具は決して手の込んだ具を使う必要はないと思います。好きな食材を使ったり、旬の素材を使って季節を楽しんだり、海苔巻きを楽しく作り美味しく食べることが一番だと思います。

アレを使えば、おにぎりと同じ様に海苔巻きも簡単に作れる!

海苔巻きは巻くのが難しい!

海苔巻きは海苔でご飯を巻くだけなのに、おにぎりと違って作るのに難易度が上がりますね。おにぎりを作る時は道具は使わず、手のひらで握るだけなので不恰好でも固めてしまえばなんとかなります。しかし、海苔巻きはそうはいかず、巻きすで巻かないと綺麗な筒状に仕上がりません。また、ご飯を乗せすぎても具を入れ過ぎても崩れてしまいます。私も、初めはご飯の量が分からず海苔からご飯がはみ出たり、海苔が閉じなくて包丁で切ったら崩れたりと失敗ばかりしてしまいました。

海苔巻きを簡単に作る方法はコレ!

私のように、なかなか上手く作れない人には、ラップを使うのがオススメです。おにぎりを作る時もラップを使うと手にご飯がつかなくて簡単ですよね。海苔巻きの場合は、巻きすだと、海苔の中のご飯の握り具合が分かりにくいので、ラップを使うとご飯の握り具合が手のひらに伝わりますので、両手で確認しながら形を整えることができるのです。そして、ラップごと包丁で切れば崩れることはありません。これで簡単に海苔巻きを作れるようになるでしょう。

海苔巻きを上手く仕上げるコツとは?

上手く筒状に仕上げるコツは、広げた海苔の上に均等にご飯を乗せ、巻き終わりの閉じる部分を少し空けておくことです。巻きすを持っていなくても、持っていても扱いに慣れていない人でもラップがあれば海苔巻きが作れますね。

海苔巻きに入れる具の量が難しい!

海苔巻きの具は多すぎても少なすぎてもダメ!

海苔巻きを作るときに、面倒に感じていた海苔でご飯を巻くところは、巻きすがなくてもラップを使って解決できそうですが、もうひとつの問題は具ですね。具も盛りだくさんに入れてしまうと当然崩れます。逆に具が少なくても見た目が寂しいです。このベストなご飯と具の割合を見つけ出すことが重要です。

海苔巻きの具を決めるポイントは?

海苔巻き作りに慣れていない人は、具に揚げ物などの油が多いものは注意しましょう。油によってご飯が崩れやすくなってしまいます。また、好きなものばかり具にしたら、具の色合いが茶色ばかりというのも味気ないですね。カニカマは赤の色が欲しいときにオススメです。他にも卵焼きを使って黄色を足したり、茹でた三つ葉やほうれん草を使って緑を足すだけで見た目が良くなります。

オススメ!海苔巻きの具に入れるあの食材とは?

ここで、私は海苔巻きは日本ならではの食文化と断言してしまいましたが、簡単に海苔巻きを作るのなら私のオススメの具はナムルです。ナムルを入れると韓国の海苔巻きになります。ナムルは、もやし、人参、ほうれん草で作り海苔巻きの具に使いますそして、黄色をプラスしたいので卵焼きを細切りにして一緒に巻けば見た目も豪華で簡単です。ご飯の上に具を整列させるのも面倒というときには是非試してみて下さい。

海苔巻きの具はこだわらなくていい!簡単に作って楽しもう!

海苔巻きとはちょっと違いますが、カリフォルニアロールを知っていますか?海老とアボカドとマヨネーズが具として、ご飯で巻いてある新しいタイプの寿司?ですが、あれは寿司なのか別物なのかという議論はとりあえず置いておきましょう。私がカリフォルニアロールを初めて食べたときに驚いたのを覚えています。ご飯なのに、こんなサラダのような具も合うんだと新しい発見でした。

カリフォルニアロールが存在する以上、海苔巻きを作るときに和洋折衷のものを具としてチャレンジして入れてみても問題なさそうですね。

お子さんがいるのであれば、お子さんの好きなハンバーグやウインナーなどの具を入れたらきっと喜んでくれそうです。また、そんな海苔巻きをお弁当に入れたら、いつもと違ったお弁当になり、特別感がアップしますね。このように、具を変えるだけで新しい発見や、新しい味を楽しむことができ、早速作ってみたくなりませんか?

海苔巻きといえばお寿司やさんが作るような、かんぴょうや干し椎茸のイメージを持っていた人も、今では海苔巻きは現代風にアレンジし、もはやお寿司という概念から離れて作る人の個性を出すことができる料理と言えるでしょう。あなたもオリジナルの具を使って海苔巻き作りを楽しんでみてください。