精神的な攻撃を多数受けました。
内容としては「暴言」が多かったのですが、特徴としては職場の中に響き渡るような大きな声で私の仕事の内容について厳しい叱責をおこなわれました。
さらに朝礼では「〇〇くんは支店で下から〇〇番目の非常に悪い成績なので〇〇のようにならないように営業活動に励んでください」と言われたあとに謝罪を求められたりすることも多々ありました。
さらに上司が単身赴任だったこともあることから休日にも無理やり飲み会に誘われたりして酔った勢いで長時間の説教することはもちろんのこと、断ると次の日にはなぜ飲まなかったのかと叱責をされました。
私の仕事内容のレベルが低かったためか、「自己啓発セミナー」への参加や自己啓発がらみの社内研修の参加を無理やり促されたりしたこともありました。
多少反論したところさらに激昂したのか「お前なんかやめてしまっても全く問題ない」ことや、あるときに「お前のためにあえて厳しくアドバイスしてやってるんだ。ありがたく思え」などの精神的にダメージが来るようなことも多数言われています。
仕事の実績も上司に横取りされることも多々あるうえに、上司のミスを私に押し付けられたこともありました。
私がパワハラを受けた原因は以下のとおりです。
「仕事のレベルが低かった」
・仕事のレベルが低かったため
・声が小さく、反論ができなかったため
・同僚に恵まれなかったため
・ノルマが厳しかったため
私は自分自身では仕事を必死に取り組んでいたのですが、上司からみるとレベルが低かったり、営業成績が芳しくないことも多々ありました。
さらには忘れっぽい性格であり、パニックになりやすい性格のため現在の私からみても仕事のレベルが低かったことが大きな原因だと思っています。
「声が小さく、反論できなかった」
私の仕事は声が大きな人が得をするタイプの仕事で、私はどちらかと言うと仕事に自信がなく、自己主張ができないタイプでした。
そのためミスをした際に上司に叱責を受けた際にもただひたすら我慢して言われ続けれることしかできず、反論や自分自身の意見を伝えることができませんでした。
「同僚に恵まれなかったため」
最後には同僚に恵まれなかったことも大きな理由であると思っています。
同僚は非常に仕事ができることと、上司とズブズブな関係でした。
ですので指導と称して私に上司と一緒に厳しい対応をされたり、無視をされたりすることが多々ありました。
「ノルマが厳しかったため」
私が勤務している会社では営業に対するノルマが厳しく、職場の雰囲気があまり良いとは言えない状態でした。
私がパワハラをうけてどのような対処をしたのでしょうか。行った対処は以下のとおりです。
「精神科に通院した」
・精神科に通院した
・休職をした
・退職をせず復職した
・転勤させられた
当初は寝たり、うつ症状に効くというサプリメントを試したりしていました。もちろんお酒を飲んで紛らそうとしました。
しかしながら、状況が改善せず精神科に通院することとなりました。
そして抗うつ剤や睡眠導入剤の処方を受けて投薬治療にあたることになりました。
「休職をした」
しかしながら通院だけでは改善せず、パワハラも激しさを増したことから結局は3ヶ月間休職をすることになりました。
一人暮らしをしていたのですが、休職の際には実家へ帰り療養生活に入ることに。
3ヶ月間の休職の結果体調が改善し、当初は退職かどうか悩んだのですが復職することができました。
「転勤させられた」
無事復職することができたのは良かったのですが、会社としての判断で私は他の事業所への転勤を余儀なくされました。
私が独身であることと、被害者の部署異動でパワハラを解決しようとしたためにこのような結果となりました。
結局は私の方が立場が弱かったため安直な幕引きとなってしまったのが非常に残念です。
パワハラ体験談のまとめ
私が考えるパワハラ被害にあわないためのアドバイスとしては
・仕事をきちんと行う
・無理かもしれないが反論する
・それでも無理なら逃げる
・退職もやむを得ない
の4つを上げたいと思います。
まず、「仕事をきちんと行う」という点ですが、いちばん大切なことではないかと思いますね。
仕事でのミスが多くなるとどうしても上司からのチェックポイントが増えてしまいます。
そして上司とのコミュニケーションが悪化することも十分考えられます。
仕事をきちんと行うことができれば、指摘を受けることも減るのでまずは仕事でのミスを減らすことが大切ではないかと思います。
「反論する」という点は、無茶な指摘を受けたとしても声が多少でも大きければ被害を受けることが減らすことができるのではないかと思います。
できる方ならば、筋が通らないしてきやいわゆる「イチャモン」には正当な反論できたら被害を減らすことができます。
しかしながらパワハラを受ける方は自己主張ができない方が多いはずですので、あまりにも激しく、反論もできない場合には逃げる(休職)することも大きな選択肢ではないでしょうか。
休職をして復職することできるならばそれがベストでしょう。しかしながら状況が改善しないのならば退職して転職することもやむを得ないことであると思います。