圧力鍋は使い方さえマスターすれば、家事の時間短縮に最適




リサイクルショップに訪れると、必ず圧力鍋がたくさん販売されているところを目にします。
どうしてそんなにも圧力鍋をせっかく持っていたのに使わなくなったんだろう。
いつもそう思って見ていました。

あなたはいかがですか?
圧力鍋を持っているけど使っていない
とか
使ってみたいけどなんか怖い
とか、使うことに二の足を踏んでしまっていませんか?

圧力鍋は完璧に良いところしかない!とはなかなか言えないところもありますが、最近は色々工夫がされています。
もしかしたら、圧力鍋のイメージが変わるかも!?
ほんの少しコツさえつかめば、毎日の食卓がグレードアップすること間違いなしです。

今日は圧力鍋のデメリットも含めて、魅力をお伝えしたいと思います。

圧力鍋は怖い?慣れれば簡単全部入れるだけ

爆発するかも?いいえ、大丈夫です

蓋が飛んだなどの事故の報告もあり、怖いと思う方も多い圧力鍋。
誤った使い方や、整備不良が原因で事故につながるケースは実際にあります。
たとえば、カレーやシチューのルゥを入れての加熱による事故。
これは、圧力鍋の説明書にも必ず記載されていますが、粘度が高くなるため、ルゥを入れての加圧は禁止されています。
圧力を調整する弁に粘度の高いルゥが付着することで、うまく圧力の調整ができなくなるからです。

また、パッキンや圧力弁などをチェックせずに使用するのも危険です。
パッキンの劣化で圧がかからなくなったり、圧力弁を洗浄せず使うとルゥの時と同じく圧の調整ができなくなります。

構造は簡単ですし、パーツも少ないので毎回綺麗に洗って、チェックして、取扱説明に記載のある禁止物を加圧しなければ、問題なく使えると言うわけですね。

圧力鍋のネガティブなポイント

やっぱりネガティブなポイントも気になりますね。
構造は単純なので、そこまでお手入れしにくいということはないのですが
とにかく重たい。
保温力が優れている圧力鍋は大概が重たいです。

正直、重たくても保温力の高いものを選んだほうが仕上がりは良いですし、加熱時間も少なくてすみます。

ですが、近年軽い圧力鍋や小型のものも増えてきました。
それも、比較的チャレンジしやすい価格のもの。
そういったものからチャレンジするのもいいかもしれませんね。

ほったらかし調理で時間短縮

煮物などは火加減の調整や、状態を見るためにキッチンから離れられないことはありませんか?
圧力鍋なら、材料と調味料を入れて、少しの加圧時間火の調整をするだけです。
あとは、お鍋とメニューによりますが、自然冷却か、水冷で急冷するかです。
しかも、全体にしっかり味がしみてます。
とても楽に調理ができるわけです。

味がしみているだけではなく、ホロホロと柔らかく加熱されるので、旨味もあり、食べやすい料理になります。
ゴロッと大きな具のカレーが出来るのも納得ですよ。
ルゥを使う場合はルゥを入れる直前までを圧力をかけて行く形になりますね。

時間節約だけではない!圧力鍋の魅力

圧力鍋の実施の加熱時間

食材によってかなりばらつきがあることと、お鍋によって異なるのですが、通常よりも短時間で調理ができてしまうのがなによりの特徴。
たとえば、白米を炊くのに圧がかかってから5分で完了。
あとは加熱を止めて圧が下がって行く間に蒸らしが終わり食べられるようになります。
じゃがいもで5分から7分。
鶏肉で5分から10分。

時短はもちろんのこと、火にかけ続ける必要がたいので光熱費も節約できると言うわけです。

パッキンが壊れない限り大丈夫

どれくらい長く利用できるのか、せっかく買った圧力鍋が何年使えるものなのかも気になりますね。
各パーツが消耗しない限りは利用できます。
一番消耗しやすいのがパッキンではないでしょうか。
パッキンもメーカーが部品販売してくれていれば、それを買い替えるだけで大丈夫です。
ただ、10年選手になってきた圧力鍋はパッキンの入手もできなくなってしまいます。
愛着もあるでしょうけれど、消耗部品が手に入らなくなってしまったら手放すことになります。

安全とおいしさを守るため、パーツが入手できなくなったらお別れの時期と覚えておきましょう。

圧力鍋を使ったおすすめ料理

一度は試してもらいたいのが、お米を炊くことです。
最近では炊飯器も優秀になりとても美味しくお米が炊けます。
自分でお米を鍋で炊くことはないとは思いますが、圧力鍋で一度試していただきたい!
ツヤっとふっくらなご飯が炊き上がります。

次にチャレンジしてもらいたいのが、豚の角煮。
お肉が柔らかくジューシーに仕上がります。
時短の効果も実感できることでしょう。

ポトフやカレー、シチューも是非。
ゴロゴロのお野菜をたっぷり食べたい時には、圧力鍋の出番です。
大きく切った根野菜は長い時間コトコト炊く必要がありましたが、圧力鍋ならあっという間です。
しかもホクホクほっこり柔らかく、野菜本来の旨味も残ります。
定番といえば定番ですが、大きく切った具で試してみてください。

圧力鍋でお料理上手に

必ず取扱説明書を理解した上で利用はしなければいけませんが、使い始めたら手放せなくなります。
煮込み料理も蒸し料理も、本当に簡単にできてしまうのが圧力鍋の魅力です。

コトコト煮込む料理でキッチンから離れられなかったあなたも是非、試してもらいたい。
そして、中まで柔らかく、お箸で崩せるお肉やお魚を体感してほしい。

お手入れに少し気を使う必要はありますが、その手間を超える感動があると思いますよ!
あなたも楽に簡単にお料理上手になってみませんか?